スカーレット・ベリ子さんのレビュー一覧

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

興味がない≒嫌われていない≒好きになってくれるかも!?

今回はシステムグループサブチーフと
フルフィルメントグループ社員のお話です。

受様よりで
ノンケな攻様への恋心が実るまでと
攻様よりで
受様への恋心に戸惑う後日談を収録。

受様は衣料品のネッ販売の運営会社に就職、
新卒で有明の運営管理部に配属されますが
1年前に新橋の本社に異動になります。

所属初日に閉まりかけたエレベーターを
開けてくれた親切だがそっけない男性社員…

7

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

立場逆転みたいな!!(*´▽`*)

これね、最初がとてつもなく取っ付きにくいのです。私だけかもしれないけど。
だって、ストーカー一歩手前の暑苦し過ぎる愛情を向ける受けと、全然理解不能の宇宙人みたいな攻め。
受けはともかく、攻めにイラついて仕方ない。
お前は何様だよ的に。

が、とあるエピソードをキッカケに、ガラッと様相が変わるのです。
立場逆転みたいな!
攻めザマァみたいな!!
ちょっと今回は合わなかったと思ってたの…

7

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

ポジティブな受けはお好きですか?

ベリ子さんの挿絵につられて購入。

もう、とにかく可愛いお話でした。可愛いんだけど、それだけでもない。萌えもぎゅぎゅんと滾りました。

という事で、レビューを。
すみません、ネタバレ含んでいます。ご注意ください。









主人公はリーマン・晴流。
彼には好きな人がいる。同じ会社に勤務する久瀬くんだ。社内で出会って一目ぼれ。以来、久瀬くんにまとわりつき、「好…

6

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

卯一に感情移入できず

 前置きとして、私は麗華と暮らしている今の卯一の雰囲気はとても好きですし、このストーリーの恐らく終着点であろう明虎と卯一の別れにどう辿り着くのかも気になっています。ただ、どうしても若い頃の卯一の魅力を理解しきることができず…。周りのことを意に介さず飄々と突き進む性格のキャラは大好きなはずなんですが、卯一の自分本位にもほどがある図太さには2巻でもハマることができなかったです。ベリ子先生の絵のタッチは…

8

ジェラシー 1 コミック

スカーレット・ベリ子 

今の櫓木にどう繋がるのかを知りたい

 ストーリー構成も良いですし、裏世界の雰囲気をたっぷり味わえたのですが、個人的にどうしても若かりし頃の櫓木という人物を好きになれず、萌評価に留まりました。麗華と2人暮らしをしている今の櫓木は哀愁漂っていてとても魅力的。一方、若い頃の櫓木はまさに究極の若気の至りという感じで、自分の実力に限界があるとは微塵も考えず、好きな人のためなら他人の感情を弄ぶことも躊躇わず行動するような男でした。自分の力を過信…

1

みのりの手 コミック

スカーレット・ベリ子 

皆を虜にする稔先生だって誰かの虜

 私は『四代目・大和辰之』のスピンオフが当作だと勘違いして、こちらを後に読んでしまいましたが、個人的には十分に楽しめました。ただ、時系列的にもこちらが先なので、今から読むという方は順番通りこちらを先に読まれることを推奨します。

◆みのりの手シリーズ
 『四代目・大和辰之』で辰之の心を掴んでいた稔がどんな人物なのか、3人との絡みによって深く掘り下げられていました。施術の客として訪れた辰之や俳…

1

四代目・大和辰之 コミック

スカーレット・ベリ子 

駆け引きは少なめだけどキャラは好き

 昔受けに救われたことがきっかけで受けのストーカーになるほど彼に惚れてしまった美人攻めと、組を継ぐ覚悟も気力もない強気受けとのストーリーでした。キャラ設定はとても面白かったです。ただ、距離の縮め方については結構あっさりくっついたかな?という印象です。受けの辰之が心酔していたらしいみのり先生と過去にどんな関係性を築いていたのか分からないので何とも言えませんが、攻めの望に絆されていく過程が本当にヤクザ…

2

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

卯一が魅力的に見えてきた

本当のヤクザの世界は知りませんがこれはかなりがっつりヤクザもののお話だと思います。
よくある形だけのなんちゃってものじゃないので、暴力シーンや制裁が苦手な方にはお勧めしません。

私もそう言うのはどちらかと言うと苦手なのですがこれはそういうマイナス面をも上回る色気とワクワクに溢れていて、怖いけど続きが気になるんですよね。卯一なんて四代目の話の時から、タイプじゃないし気味の悪いキャラとしか思っ…

2

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

トラブルに次ぐトラブル

ジェラシーは主人公の櫓木の印象で好き嫌いが大きく分かれる話だろうなと思うのですが、いつも自らトラブルに飛び込んでいくようなところは理解し難いのですが、とりあえず前作で明虎と出会って、側にいたいという一心でいろいろやらかして、とうとう明虎が半田さんを殴り殺すという戻るに戻れない状況で、逃げていたところを明虎に拾われて、明虎所有のマンションに匿われます。

そこに浅生田から明虎の居場所を聞きつけた…

7

ジェラシー 2 コミック

スカーレット・ベリ子 

超少数派だとは思いますが…

1巻では、櫓木の方は常軌を逸したキレっぷりや、明虎に対しての激しい執着心が明らかになったのに対し、明虎の方は櫓木について気になる存在ではあるものの、どう考えているのか今一つ掴みきれませんでした。

それが2巻では予想以上ののめりっ込みにびっくり。二人の現在の関係が『四代目 大和辰之』でわかっているだけに、こんなにも独占欲をギラギラ滾らせる程欲しい存在だった時期があったのかと思うと、一体この先何…

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