英田サキさんのレビュー一覧

ダブル・バインド外伝 アウトフェイス 小説

英田サキ  葛西リカコ 

もう少し葉鳥に父としての自覚が欲しい

ダブル・バインドのスピンオフ。
新藤と葉鳥の話です。
ダブル・バインドは恋愛の甘さより、事件その物の面白さが際だっていましたが、今回は、新藤と葉鳥のラブ中心?というくらい、新藤が甘かったですね。
新藤を挟んで葉鳥と瀬名、勝手に葉鳥がじたばたするあたりがツボでした。
このふたりは、これからも葉鳥ひとりが勝手に発火する関係でしょうか・・・。
ただ、組織に属しているということで仕方がなかったの…

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ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

大団円ではなかったけれど・・・

連続餓死事件」被害者と予測されて行方不明になっていた2名も死亡。
犯人は上條が予想したとおりで、服毒自殺。
被疑者死亡で幕を下ろしました。
上條を捜査から外したのはすべてを知っていた管理官の野々村。
祥の秘密も明らかになり、祥はすべてを受け入れることができました。
そして、新藤も秘密を葉鳥に打ち明けます。
悲惨な事件でしたが、登場人物のさまざまに絡み合った糸がほどけた・・・そんな未来…

1

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

少しずつ明らかになる真相

少しずつ犯人に近づく葉鳥。
そんな中、新藤が事故に遭いますが新藤は葉鳥を遠ざけます。
上條は「連続餓死事件」の捜査から外されますが、休暇をとって勝手に捜査を続け、野々村の娘、美久の友人から美久は亡くなっているはずだと聞きます。
様子が変わっていく祥に不安を覚えた瀬名はアメリカへ行き祥の主治医に会い祥の治療を引き継ぐことを決心します。
新藤と瀬名は、父親の死をきっかけに和解。
新藤は自分の…

0

ダブル・バインド(2) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

ますます謎深まる

ふたりめの犠牲者が出て「連続餓死事件」となってしまいました。
この「餓死」という言葉に精神を病んでいる祥の母が反応します。
それと同時に祥にも変化が・・・。
進展しない捜査にくわえ、ホモじゃないという割に瀬名が気になって仕方がない上條。
上條と瀬名はとうとう一線を越えます。
新藤と瀬名の関係。
新藤のためだけに動く葉鳥。
事件をきっかけに祥の中で目覚めるもうひとりの人格。
それぞれ…

0

ダブル・バインド 小説

英田サキ  葛西リカコ 

推理小説風味

長い間積みました。
刑事の上條嘉成・事件の第一発見者である少年、真宮祥・その保護者でサイコロジストの瀬名智秋・智秋の従兄弟で東誠会若頭、新藤隆征・新藤の愛人?葉鳥忍・警察関係では捜査一課の管理官、野々村宏文・その娘の美久。
上條と瀬名は高校時代の先輩後輩。
祥は精神疾患、解離性同一性障害を患っています。
祥の腕に残されたMurder by Numbersの文字。
捜査は続きますがふたりめ…

1

花片雪 小説

英田サキ  山田ユギ 

やっぱり小説の方が

言葉を使って語り尽くされる小説の方が、じっくり味わえるなぁ。
特にこの作品は、今まで深く自分の境遇を考えたくなくて、流されるままに生きてきた柊也が、椹木を愛することで、初めて自分自身と向き合って、前向きに進もうとするお話だから余計にね。

この本、積み本の中から発掘したので、コミック版の前段がどうなっていたのかほとんど覚えていないのだけど、と分それほど印象に残るような感じじゃなかったような、…

3

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

謎は全て以下略!

危うく某有名漫画のセリフをタイトルにしてしまうところだったw
うんうん、良い感じにまとまった終わり方だったと思います。
はぁ~すっきりすっきり♪

そしてタイトルの意味もここで理解できました。
ダブルバインドってそういう意味で付けられたのね、と。

瀬名と上條さんの恋もついに・・・♪
瀬名のツンデレぶりが可愛いすぎるッ。上條さんの大らかな性格、あったかくて好きだなぁ。
このシリー…

4

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

新藤と忍のすれ違いが美味しい(´∀`)

というわけで収束に向かいつつ、ますます盛り上がっていく3巻です!

上條さんと瀬名の恋の行方は・・・?
新藤と瀬名の濁ったままの恋に向き合った結果、瀬名は・・・?
クジラが案外良いヤツ・・・?
新藤さんと忍は・・・?
祥と忍の接触、そして・・・?
犯人は・・・?
・・・??

たくさんの進展と謎の部分を残しつつ、次巻で最終巻です。
それにしても上條と瀬名、くっついたのにすれ違…

3

HARD TIME ~ DEADLOCK外伝 小説

英田サキ  高階佑 

相変わらずの文章力!そして魅力的なキャラ達♪

相変わらずの高いレベルの文章力で、読者を惹きつける書き方が、
本当にお上手だな~と感心しながら読ませて頂きました^^*

英田先生というだけでもうハードルが上がってしまって、期待感いっぱいで読んでしまうので、純粋な評価になっているのかどうか分からないのですが、とりあえず感じたことなどを書いてみます。

今作品はユウトの同僚ダグのお話でした。ダグを中心に、事件の謎を解きつつ、恋愛話が進んで…

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ダブル・バインド(2) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

上条さん、お前は既に・・・

あんなに俺はホモじゃないって言っていたのに、
上条さん、どうあがいてもホモォ┌(┌^o^)┐です!
認めちゃいなYO!

しかしBLに大切なのは「男を愛せる=ゲイである=他の男も愛せる」かどうか、は問題ではないのです。
上条がゲイになってしまったかどうかなんて問題ではない!
瀬名だけを愛している、ここがポイントでしょうね~。

そう、たまたま愛した人が男だったんですよ。
ダブルバ…

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