榎田尤利さんのレビュー一覧

少年はスワンを目指す 小説

榎田尤利  黒井つむじ 

貫け!LOVE!

結構なボリュームのお値段それなりの単行本ですが、楽しくってぐんぐん読めた。
榎田ユウリ名義で刊行中の高校カブキ部に通じる、芸道蘊蓄と青春物の楽しさに、
とにかく「恋に落ちてしまった」、それだけで10年以上、それ以上の恋愛関係を貫く、これぞBLな恋の物語、プラス、ちゃんとドキドキのお初エッチも、久々のがっつきエッチももりもりで、
そして、最終章。
ちゃんと話し合って誤解を解いて、大あわてで仲…

8

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

ボルゾイを飼う

会員制デートクラブでバイトを始めた倖夫は、
轡田に犬として飼われます。
しかし轡田が求めているのは、本格的な犬で2足歩行禁止、口もきいてはいけない、水もお皿からという徹底ぶり。
はじめは抵抗をしめしていた倖夫でしたが、犬としてであっても愛されていることに心地よさを感じて、どんどん犬化していきます。

お互いの愛情が感じられたので、読んでいて嫌悪感はありませんでしたが、なんだか異様な光景を…

2

理髪師の、些か変わったお気に入り 小説

榎田尤利  二宮悦巳 

攻め視点のパートが良かった!

物語の前半が受け視点で、後半が攻め視点になります。
個人的には受けに溺れるあまりに右往左往する攻め視点のお話を読むのが大好きなのですが、あまりないですよね?なぜなんだろう???
攻めの圭治があまり表情が変わらずクールな印象なのですが、心の中のモノローグを読むとものすっごいパニックと混乱の渦中にいて、まさに五里霧中といった様相なのがツボでした!!
受けの何気ない言葉に内心傷つき、ヒビの入った心…

1

歯科医の憂鬱 小説

榎田尤利  高久尚子 

安心して楽しめる

限られた本棚スペースなので、必然的に読後気に入った作品だけを残すしかない状態なのですが、この作品は今でも私の本棚にあります。
恋愛に自信のない健気な受けと、そんな受けを溺愛する攻めという組み合わせは大好きなカップリングなので何度も読み返しています。
派手なお話ではないのですが、すごく居心地の良い場所で一息つくような、ちょっと時間のある時に読みたくなる作品です。

2

夏の子供 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

心に刺さる作品

「夏の塩」を読み終わった直後に間髪入れずに読み始めて読了しました。
引き込まれる物語です。
小説は時間の流れをうまく切り取ってシーンとしてつないでいくことで、その世界の空気やキャラの思いや関係性を読者に見せていくと思うのですが、切り取られるシーン、会話、モノローグのどれも素晴らしくてどっぷりその世界に浸かった数日間でした。
読み終わった後も何度も気になる箇所を読み返しました。
バッドエンド…

4

夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

言葉を失う体験。

電子書籍で購入し、すごく量がありそうだったのでなんとなく後回しにしていたのですが、読みだしたらもう止まらなくて、他のことが手につかないほど物語の世界に心がのめり込んでいました。
心揺さぶられる作品でした。
小林秀雄の何かの評論に「美は人を沈黙させる」という言葉があるのですが、本当に感動すると言葉は出てこない、という体験をすることができました。

2

少年はスワンを目指す 小説

榎田尤利  黒井つむじ 

青春とLOVEのハーフ&ハーフ

「(タイツなんてはいて)チャラチャラ躍って」「男のくせにバレエなんて」
そんな馬鹿げた偏見を軽やかにとびこえていく彼らを、爽快に思ったのが旧ノベルズ版でのこと。LOVEよりも『青春』小説という印象が強く残っていました。
今作はというと、付き合って10年後の彼らが登場する書き下ろし付きで、萌えが増量。大幅加筆もあって、青春とLOVEのバランスのとれた作品となっています。

王子様のような容姿…

18

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

あなたが生きていて良かった

我ながらびっくりですが榎田尤利さんの作品を初めて読みました。(…このフレーズ、つい最近、別の有名作家さんでも書きましたが…)

心温まるタイムスリップファンタジーです。小難しい印象はなく、複雑になりそうな展開がシンプルに読みやすくまとまっていました。要所々々に涙腺にグッと来るシーンがあって、読んで良かったなぁと思います。

俺様な主人公・久我山の一人称で書かれているため、序盤はその傲慢で身…

3

nez[ネ] Your Lovely Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

BL要素以外でも楽しめる

電子にて。シリーズ4冊目。
いよいよ鳥が動き出し、物語は初めから緊迫したムード。
段々と解明していく謎と、驚き。まさか千代子ママ達3人がCASのメンバーだったなんて!
こういう展開大好きです!

鳥の正体や千里の過去が明らかになり、ハラハラの連続。
森の中での鷹目と千里の再開に安堵。
期待を裏切らない最高の面白さでした!

エチシーンがとっても丁寧に描かれてて、お互いを慈しむ気持…

2

nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

にやにやが止まらないシリーズ3

電子にて。シリーズ3冊目。
鷹目に甘える千里と、千里の事を可愛い愛しいと思う気持ちに戸惑う鷹目。
そんな二人が可愛くてこっちはニヤニヤが止まりません(///ω///)!

最後のエチシーン、お互いの愛を感じられてすんごく良かったです。
事後のイチャイチャ、ごちそうさまでした!
匂いとか関係なくお互いを求めて、やっとそれが何か気付いたかな。
でも千里を取り巻く空気は怪しくなるばかり。

4
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