円陣闇丸さんのレビュー一覧

高嶺のSubは擬態する 小説

コオリ  円陣闇丸 

電子待ってました!!

電子書籍になるのを待ってました!
即購入・即読了。

こちらの本は、

「高嶺のSubは擬態する」
「初めてのクリスマス」
「路傍のDomは恋慕する」
「職場訪問」(書き下ろし)

の4つに分かれているのですが
「路傍のDomは恋慕する」までが本編で間違いないです。
このお話だけ攻めのDom視点なんですが、
私の好きなやつでした・・・もっと攻め視点が読みたい。

挿絵…

5

水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

切なさと想いの深さと

高校時代に人知れず触れ合った久住と尚哉。
それは久住の母親と、家庭環境から終わりを告げる。そして9年後、二人は再会するわけですが、久住を裏切り目の前から消えた尚哉はあの時を忘れられず。

もう、二人の気持ちと表に出る言葉や態度がすれ違い、周りの環境(主に尚哉の母や妹)もあって、また離れそうになります。
しかし、尚哉がずっと大切にしていた、裏切りの結果である切符を久住は見つけてしまいます。そ…

1

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

予習なし

円陣闇丸先生のイラスト目的で購入。
こちらのレビューも電子書店のあらすじも何もかも全く目を通さずに読み始めて、ようやくシリーズもののスピンオフであると気付きました…←あほ

いざ読み始めると、達観した主人公やお相手になる攻め様?のサラリとした台詞や考え方に魅力を感じ、すいすい読み進めることができました。

監禁、陵辱も描写がマイルドでそこまでの精神的負担を感じずに済みました。

読了…

1

夜ごと蜜は滴りて 小説

和泉桂  円陣闇丸 

至上の一対

「あなたには私しか残してやらない。あなたには私しかいない。私にはあなたしか同じように。」
「愛と絶望は同じだ。」

言葉でうまく表現できないかもしれませんが、本当に彼らの間に流れている何とも言えない特別な雰囲気が好きでたまらないです。

8

夜ごと蜜は滴りて 小説

和泉桂  円陣闇丸 

シリーズ開始20周年でも色褪せない面白さ

シリーズ一作目が20年前に雑誌掲載されたという2022年、このタイミングで初読→沼落ちしてしまった神作品のレビューを…。

ちるちるTVでBLCD回を見るとよくアンリ54世さんが推しておられるので、タイトルに見覚えある方も多いのではないかと思います。
ドラマCDは現在入手が難しいですが、原作小説は電子書籍にもなっているので手を出しやすいはず。
電子の内容はこちらの新書版なので、文庫の書き下…

11

墨と雪 2 上 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

表紙買い

シリーズ物とは知らず、同じタイトルの3冊だけを読みました。
最初にたくさんの人の名前(今までの作品の方々なのでしょう)が出てきて少し戸惑いましたがこの3冊だけでも十分楽しめました。

そして、黒澤さんの深い愛情(執着?)に悶絶しっぱなしでした。
お話には痛い場面もしんどい場面もあるのですが、途中から黒澤さんはどうやって守ってくれるのか、どうやって助けてくれるのか、どうやって手中におさめるの…

2

墨と雪 2 下 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

ここまで読んで良かった!

墨と雪2上で入院期間中でありながら正月休みを利用して外泊をした篠口。ただし独身の一人暮らしということでお目付け役が必要で、名乗りを上げた黒澤と共に年末年始を互いの家やホテルですごした2人。

墨と雪2下ではそんな正月外泊が終わり、再び入院生活に戻るところから退院を経て黒澤の家で同居(同棲)生活を送るようになるまでのお話。

いくら仕事柄、性犯罪被害者の心理を学んでいるとはいえ、知識で得たこ…

2

墨と雪 2 上 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

待望の続編

待望の、と言いながらも私は完結してから読んだ人間なので待ってません(笑)ですがリアルタイムで読んでいた方はさぞ、待望だったことでしょう。あとがきでも先生が仰っていましたが、6年後の出版だったようです。私だったら6年間、あの状態で待てができたかと思うと、リアルタイムで追っていた方には尊敬の念を送ります。と、前置きはさておいて…。

前巻で袴田に拉致監禁されていた岬の屋敷から救出されての入院期間(…

2

墨と雪 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

嫌われ役の(?)黒澤の話

平河寮シリーズで何度が登場してきた、警察庁公安の黒澤。警察関係に詳しくないけど、ドラマやもちろんこのシリーズでも嫌われ役なことが多い公安の人。顔で笑って物腰柔らかく見えるけど、裏で何を考えているか分からないと敬遠される人。それが黒澤(なんて酷い説明だ)。

甘い水で遠藤に思いを寄せていた、いわば当て馬だった篠口とは過去に公安で一緒に働いたことのある上下関係にあり、すぐに人の本質を見抜く黒澤とも…

1

threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

大勢に愛され過ぎるのも罪深い

エロティカとスリーサムどちらも買って満足して積んでましたが、文庫版発売を機に読みました。

エロティカの短編、10×3の続編。
ちるちるさんの作品インタビューによると編集者さんが、榎田尤利先生を口説き落としてこのお話が生まれたらしい。担当編集者さん、グッジョブです!ありがとうございました。こんな素敵な作品が読めたのは編集者さんと生み出してくださった榎田尤利先生のおかげです。

やはり、榎…

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