円陣闇丸さんのレビュー一覧

ゆるがぬ絆 -花嵐- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

東原×貴史がもっと読みたい!

久々のシリーズ、いろんな嫉妬や不安が読めた1冊でした。 特に貴史の嫉妬ぶりというか佳人に対して八つ当たりというか気持ちに余裕が持ててないんだなぁと。 原因は東原の言葉少なさなのは分りきっているのですが、それもすべて最後のショートで納まりましたね。 まさか東原がそんな仕掛けで自分の気持ちを貴史に伝えてるとは(笑)直に言ってやれよ!と、思ってましたが最中での急な告白にこっちが赤面してしまいそうでした。…

4

華麗なる落札者 小説

新井諒  円陣闇丸 

イラストが素敵

昔一度読んだことがあるのですが、 かなり前だったので内容はほとんど覚えておらず…でもオークションのシーンだけはガッツリ覚えています。

BLで受けがオークションにかけられるというシーンが大好きなのですが、今ではベターなシチュエーションでも好きになったきっかけはおそらくこの本でした。過激な衣装で無理矢理値をつけられて、なかなか衝撃的だった記憶があります。

主人公の巽は見た目は柔らかいけど、…

0

二重螺旋 10 千夜一矢 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

思ってもみなかった結末

長く続いてた父親問題。 あっ、そういうフェイドアウトの仕方するんですか!とちょっとビックリ! 今更ですがこのダラダラ続くストーリーからどう進展していくのか待ち望んでいましたが、まさかこんなにもあっけなく父親を殺してしまう展開になるとは思ってもみませんでした(それもあの女と一緒に)。 だけどこれで次に進むと思っていても今度は妹関係と瑛と零か…とこれから先ウザさは続くわけで…。   最初から普通のスト…

1

「温度差」二重螺旋番外編Amazon限定SS 特典

尚、冷静だよ

Amzon限定のSS『温度差』は、篠宮兄弟の父親の葬儀の日の出来事が描かれています。
本編の中でも、彼らにとってもうすでにいない人となり切り捨てられている父親とういう存在でしたから、葬儀があったとはいえ、彼ら兄弟にとって何も心を揺さぶられる事ではないというのを、さらに裏付ける話となっております。

葬儀の日、尚はいつものように登校したことで周囲が驚きます。
親友の桜坂も聞いてきます。
い…

6

二重螺旋 10 千夜一矢 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

視界のゴミ!?

もう10巻までまいりました。
多分題名の二重螺旋はDNAの事を指しているのだとは思うのですが
毎度おこる出来事も人間関係も複雑で二重螺旋のようだとは思うのですが
二重螺旋どころか何重にも絡み合って自分にはその絡まりが複雑に入り組んでほどくのにやっかいになっているんじゃ?とさえ思うのではありましたが、今回一応の一つの事柄については決着がついたといえるのかもしれないです。
だけど、毎回毎回、篠…

8

二重螺旋 10 千夜一矢 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

萌えは薄いが、内容は濃い。

しかし、今までが激動すぎて感覚が麻痺してしまったのか話的にはかなり大きく動いてるはずなのに、あまり心は動きませんでした。
理由は、雅紀にも尚人にも祐太にとっても既に過去の事になってて、三人の心にも響かない出来事だったからだと思いました。
しかし、どうでもよい出来事でもなく物語の中ではひとつの区切りみたいなもので、これからの話の方向が変わってくる分岐点だと思いました。
ただ、BLとしては物足り…

4

魔法のない国の王子 小説

さとむら緑  円陣闇丸 

逆異世界トリップ 王子様と新米喫茶店マスターの500年愛

円陣さんの王子様のイラストに惹かれて読みました。

王子様です、王子さまっぽいキラキラしたイケメンじゃなくて本物の王子様の登場です。

主役は高校卒業後に祖母が経営していた喫茶店を引き継いだ孝行な孫の静。
客商売には少々不向きな口下手がたたり失敗もあれど、どうにかやっていけているが先行きは危うい。
ある日なぜかとても気になる絵画に惹かれて展示会会場に行くと、なんと絵の中から飛び出してき…

1

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

王道だけれど

作家買いです。何というか、まさに王道といったお話でした。

内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。



偏差値の高い全寮制の高校で、高校三年生の時に寮で同室になった水城と鴻上。その高校は学費も高く、家庭が金銭的に余裕のある子息の多い高校でもあり、水城は大企業の社長令息。
金銭的に裕福ではないけれど、成績がよく奨学金を受けながら通う生徒もいて、鴻上はそのタイプの生徒。
社…

14

サウダージ 小説

華藤えれな  円陣闇丸 

本来マフィア物は苦手・・・

本来私はマフィア物があまり得意ではありません。
特別な場合(ドラマCDでご贔屓の声優さんがご出演だから、好きな作家さの本だから・・・等)を除き、めったに手を出すことがないのですが、この作品は表紙とあらすじに惹かれて購入したのでした。

初読みは相当前の事になります。
そして、その当時この作品に激しく萌えて、何度も読み返していました。

久しぶりに読み返しましたが、私の中で色あせず、心魅…

2

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

これぞ好みの、The BL!

3月から4月、そして5月と発刊が遅れた新刊。
円陣さんの挿絵ということで、期待が高まるとともに
同じレーベル、同じ組み合わせ、でスカだった作品の記憶がよぎり
ちょっと不安もありながら手に取った。

結果、これは好きっ!
好みの「The BL」だった!
会社買収を背景にした、同級生の再会LOVE。

          :

かつて金持ちの子弟が集まる全寮制の男子校で
同室だ…

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