座裏屋蘭丸さんのレビュー一覧

シャングリラの鳥II コミック

座裏屋蘭丸 

シャングリラ。美しく甘く。性愛を、人生を、享受する楽園。

新刊を読むにあたって、前作を読み直したら、これは。やっぱり「神」評価に値するな、と反省。以前私はコレを「萌×2」評価に留めておいたのだ。理由はもちろんある。
しかし、本作の導入部に過ぎなかった1巻は、物語が進むに連れて神がかって行くのだ。

表紙の緑が美しい。この絵を見て、既視感を憶えて画像検索すると。これは1974年の映画「エマニュエル夫人」に似ている。藤製の椅子にしどけなく座る夫人の構図…

17

シャングリラの鳥II コミック

座裏屋蘭丸 

きっと最初の「転換点」はオーナーにアポロの理想が重なったあの瞬間。

1巻も興奮気味に神評価を入れたのですが、それでもまだ全然過小評価だった気すらしてくる2巻の内容でした。

2巻を読んで真っ先に思ったのは、男娼の「心のケア」をする試情夫、という設定を1巻の時点での私はまだ十分に汲み取れていなかったなということ。
1巻をレビューした際に物語冒頭に出てくるアポロとオーナーの会話に言及しておきながら私はその部分を「感性」という一言で終えてしまっていたのですが、2巻…

41

シャングリラの鳥II コミック

座裏屋蘭丸 

一歩踏み込んで、不穏

南の島の男娼たちの楽園〝シャングリラ〟を舞台に
物語は一層深まり、面白くなってゆく2巻でした。

1巻に引き続き、フィーを相手に試情夫として職務をこなすアポロ。
男娼たちに囲まれる生活にも少しずつ馴染み始めた
そんなとき、フィーの周りをつき纏う不審な影が…

今回はアポロとフィーとの関係にも変化が生まれ始めます。
からかうようにアポロを挑発するフィーと
子供をなだめるように押しと…

5

シャングリラの鳥I コミック

座裏屋蘭丸 

楽園は鳥籠の中に

男たちが性を謳歌する南の島の娼館〝シャングリラ〟。
美しい花々や美酒に美食、そして、「小鳥」と呼ばれる美しい男娼たち。
そこはその名の通り、地上の楽園。

そんなシャングリラにやってきた渇いた眼差しの男・アポロ。
ある事情から〝試情夫〟として働くためやってきたけれど、
褐色の肌の美しい男娼・フィーに仕込まれることになり…

軽やかで性に奔放なフィーと寡黙でたった一人の愛を求めるアポ…

2

シャングリラの鳥II コミック

座裏屋蘭丸 

更に面白さが増す2巻目

首を長くして待っていた2巻。
作画の美しさは言わずもがなですが…
いやあ、読ませますね。すごく面白かった。
ワケありのアポロと、同じくワケありそうな男娼のフィー。
生まれも育ちも異なる2人がシャングリラという楽園で出逢い、これから何かが始まりそうな予感をひしひしと感じさせてくれた1巻。
1巻でも同じことを感じたのですが、直接的な性描写よりも、性的な意味を持たない肌の触れ合いや仕草の方にエ…

8

シャングリラの鳥I コミック

座裏屋蘭丸 

どこを開いても楽園

2巻発売とのことで再読。
娼館を扱った作品は少なくないですが、シャングリラのタイトル通り、ここまで悲壮さ皆無な雰囲気の娼館はないのではないでしょうか。
なんだかもう、絵の美しさはもちろんのこと、設定から何から魅力的なんですよね。
植物が本当に美しい。

外界から隔離されたような楽園で試情夫として働くこととなったアポロ。
楽園内のあちこちで毎晩美しく羽ばたく、小鳥と呼ばれる男娼たち。

8

「シャングリラの鳥」ドラマCD初回限定 特製小冊子インタビュー&描き下ろし漫画「Day time 7」 特典

インタビューは5P以上の内容

座裏屋先生のインタビューは5Pなんですが、1P2段小さい文字でギッシリ。
作品を描くことになった経緯やプロット、キャラや裏設定、音声化に関する感想など、
丁寧に細かく応えて下さっていて、更に作品への愛着が湧く内容になっています。
インタビュー記事を拝読してより一層続きが楽しみになりました。

「Day time 7」描き下ろし漫画6P
休日に街へ遊びに来たフィーとアポロ。
一人でいる…

5

「シャングリラの鳥」コミックス&ドラマCD アニメイト連動購入特典 特製小冊子「Day time 5」 特典

セクシーなアポロに悶絶

「シャングリラの鳥」コミックとドラマCDをアニメイトで購入して付いてくる特典です。
特製小冊子「Day time 5」
同時発売で特典が目白押しの中、今回一番のお気に入りです。

表紙はコミック2巻表紙アポロとドラマCDジャケットのフィーが上下半分ずつ、
どちらも真正面に真っすぐな視線を向けているので、訳もなくドギマギしてしまいます。
まぁ~~~美形ですよね~うっとり。

内容は1…

6

シャングリラの鳥II コミック

座裏屋蘭丸 

まだまだ…

まだ、物語は核心まで遠い感じでした。
ゆえに、”神”評価はとっておきます。
いつも思うんですけど、途中経過での評価って難しいですよね。作品って完結してやっと全体像が見えて、作者の意図を汲めるんじゃないかなと、個人的には思うので。。

いつもの座裏屋先生です。(つまり、極上のエロス!肉感的で美味しそうな身体!匂い立つ官能!溜息ものの美しさ!ページをめくる楽しみ、眼福です。)
今回、憂いのな…

7

シャングリラの鳥II コミック

座裏屋蘭丸 

鼻血の海に溺れ死ぬ

互いの過去に触れ少しずつ距離を縮めていく

『心には、一人入れる空きがあるっ…てこと?』
そこに込められたのは 慰め?求め?



もぉぉぉぉおおッ!

朴訥なストレートのはずのアポロがこなれた感じに試情夫こなすとか(怒)←?

ベッドに潜り込んでアポロをからかうフィーはかわいいわッ(怒)w
嗜める割に甘ちゃんなアポロはカッコいいわッ!(怒)w
なんなのよッ!きみたちッ!…

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