中庭みかなさんのレビュー一覧

キャンディカラーの世界できみと 小説

中庭みかな  すずくらはる 

お仕事も恋も産みの苦しみ

作家買い。対象年齢外かもと恐る恐る手にとってみましたが、あらびっくり、受けさんがお仕事で悶え苦しむ記述が印象的でした!BL的萌えは後半の短編の方で補い、前半はどちらかというと先生方の苦悩話に「おーーーーーーー」と思って面白かったです。本編290Pほど+攻め視点の短編20Pほど+あとがき です。地雷はあんまり思いつかないです。(一応女子は出てきますが)

お話は、雨の中、受けさんがカフェレストランに…

3

キャンディカラーの世界できみと 小説

中庭みかな  すずくらはる 

可愛い表紙に騙されちゃいけません

作家買いです。

表紙やタイトルからフワフワと甘くて可愛い作品に思えますが、その実、結構痛い部分がある作品です。
ただこちらの作家さん、痛い方向にシフトしすぎるきらいがあるので、この程度の痛さなら全然許容範囲内。
個人的に大好きな当て馬設定等もございまして、特に終盤は萌え爆発で楽しく読めました!


内容です。
高校時代からの恋人・周と、祖父から譲り受けた一軒家で同居中のラノベ作家…

6

黄金のひとふれ 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

攻の脳内を覗きたい!

初読み作家さん。
テクノサマタ先生のイラストが最高に可愛素敵です!

最初、受の気持ちが理解できなかったのだけど、読み進めていくうちに、人によって「何が心に傷を作るのか」、それに対して自分の尺度だけで量ってはいけないなという事を教えられた作品。

攻の一般社会ではしっかりというか、バリバリ仕事できる男なのに、こと恋愛に関してはなんか浮世離れというか、ハズれたところはツボでした。
妄想と…

0

しあわせはここに「リトル・ホーリー・プレイス」番外編 特典

生真面目な恋人のちょっとした失敗

本品は『リトル・ホーリー・プレイス』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編から1ケ月後、
綾人がお泊りした日のお話です。

綾人の恋人である都倉は
一人息子の凛と暮らしています。

扉に内鍵がかかり
大人2人が裸でも不自然でなく
一緒に入っていたと
言い訳できるお風呂場は

少々手狭ながらも
2人の愛の巣となっています。

2人は今夜も風呂場で…

2

きんいろの祝祭 小説

中庭みかな  榊空也 

儚い

王とその国を守護する宿命の金色の瞳をもって生まれた「きんいろ」の物語

金の瞳をもって生まれた子供が親から引き離され神殿で純粋培養されやがて王家に嫁ぎます。
嫁いだ王と国に祝福をもたらす代償に「きんいろ」たちが身に受けることになる悲しい運命に、守護することを心から望み身を捧げる思いが無ければどんなに辛いことかと思います。
国を守るための道具ではなく愛され大切にされるのでなければとても哀しい…

1

リトル・ホーリー・プレイス 小説

中庭みかな  八つ森佳 

優しさと温かさに溢れています

子持ちの脳外科医×施設育ちで家庭を知らない大学生の物語です。
建築に携わりたいと思っていながらも家庭を知らないせいで「家ではない」と言われてしまい落ち込んでいた時に出会った親子が攻めである都倉親子でした。
彼らを見て自分の目的と光を手に入れた受けの綾人。

その目的の為に建築科なのに都倉の息子である凛のいる保育園に実習へ行き、凛と関わっていくうちに父親である攻めともどんどん仲が深まっていき…

1

きんいろの祝祭 小説

中庭みかな  榊空也 

ちょっと悲しめ設定のファンタジーだけど、本当に幸せそうに終わります!

表紙右上のイケメンに撃ち抜かれて気になってた当作、やっと読めました~
読んでよかったー
とても嬉しい終わり方で、幸せ感満点!
途中ひっかかった点があったので、萌2でお願いします。
ファンタジー好きで、健気受けがお好きな方にはよいのでは。
(受けは作中では そんなひどい目に遭わないです(笑))

受けさん:通常の「きんいろ」とは異なり、10歳まで両親と一緒に暮らす。
そのため、きんい…

4

きんいろの祝祭 コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 特典

天然な勘違い

本品は『きんいろの祝祭』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

イルファがカヤのために
何かしたいと思いたつお話になります。

ガロのきんいろとして
カヤの花嫁となったイルファ。

カヤがそばにいられない時に
イルファの目となり不自由のない様に
側仕えとしてジアがつかえています。

じアはまじめで仕事熱心で
イルファを助ける目印となる誓いの布を
今も変わら…

1

きんいろの祝祭 小説

中庭みかな  榊空也 

かなりの不憫受け(つд`)

花嫁ものの異世界ファンタジーです。読み終わって一番の感想って、とにかく受けが不憫…。普段、どちらかというと甘い作品ばかり読んでいて耐性がないせいか、とにかく不憫すぎて胸が締め付けられる…。ちゃんとハッピーエンドなので、そのへんはご安心下さいといった感じなのですが。
読んでいてかなり切ないし、気になる部分もあります。しかし、その不憫さに萌えてしまったのも事実ですし、変則的な三角関係とでも言うのでし…

10

黄金のひとふれ 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

ヘビーでいてふわっとした話

幼い頃の病気が原因で、自分の存在が許されないもののように感じている受けと、受けがバイトするレストランのオーナーであり実業家の攻めのお話です。
攻めが推定三十代、受けが19歳という年の差カプ。

受けのキャラクターがかなり特異です。電車の椅子に座れないのですが、それは自分なんかが座っていい椅子ではないと思っている、卑屈とは少し違った自己否定型のキャラです。強迫観念と作中では書かれていましたが、…

3
PAGE TOP