波真田かもめさんのレビュー一覧

さよなら恋ヶ窪 コミック

波真田かもめ 

上手いなぁ…短編映画を観たような読後感。

波真田先生の作品は、
構図、カット割り、セリフ、テンポが短編映画を観ているようです。
季節感のある日常風景が生活にしっかりと溶け込んで、気温、風、匂いを感じさせる。

この作品は、実際にある恋ヶ窪を舞台にした、ハートウォーミングな恋模様で、
ちょっぴり苦い大人の現実世界で生きる、ゆるフワなタイプ違いの二人が優しく描かれています。

アパートに暮らす平凡な会社員の拓人。
自分なんかい…

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さよなら恋ヶ窪 コミック

波真田かもめ 

震えるほどハートフル♡

これはとても良かった。
平凡な毎日が恋によって幸せな日々に変わる……
そんな、ラブストーリーとして当たり前のことが、
日常の中の特別なこととして描かれていて感動さえします。

余談ですが、波真田かもめ先生は、絵が上手いとは言えないと思います(本当に申し訳ありません)
ですが、誰の描いた絵かというのはハッキリ分かるほど特徴的です。
この作品も、先生の特徴ある絵が生かされており、
キャ…

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やらしい、黒髪 コミック

波真田かもめ 

あれ?いつ好きに?

波真田さんの目尻の上がった男の子が大好きです。いつも絵が見やすくてキレイですね。

さてお話はなんかはしょってる?飛ばしてない?と不思議な感じでした。

幼なじみの隣の家の男の子(未来)を気の毒で拓はお兄さんぶってお世話してたのが、ある日祭りで未来の肌の白さや黒髪に興奮してしまい、こりゃまずいと距離を取る。
久しぶりに会った未来の高校入学の時にも拓は手を振りほどいてしまって。
なのに未…

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おはようとおやすみとそのあとに trip コミック

波真田かもめ 

ずっと見ていたい2人のほのぼのライフ^^

4巻で完結かと思いきや、p.s、dear、そしてtripと続きうれしいです!!
今巻は開人の父親の暮らすオランダへ2人で旅行+交際報告に行くおはなし。

お父さんはサラッと受け入れるのかと勝手に思ってましたが、やはり戸惑われていました。
しかし、次の日には伊介は開人パパに誘われて2人で出かけ、開人への思いを告げます。

一貫して2人は2人で幸せに暮らすという強い思いがあるので、誰に反対…

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おはようとおやすみとそのあとに trip コミック

波真田かもめ 

読んでて幸せな気持ちになるシリーズ

大好きなシリーズです。

初登場の時は伊介の可愛さに悶えて、開人が惹かれて行く気持ちに凄く同調したりしました。

遠距離恋愛したり伊助が社会人になったりと、シリーズが長いので感慨ひとしおでした。

2人が開人の家族に会いにオランダに行くのを、風景などを楽しみながら読みました。

既に気持ちが固まった2人なので、甘々で読んでいてほっこりしました。

2人の関係を話す時の緊張や2人…

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やらしい、黒髪 コミック

波真田かもめ 

かわいい幼なじみが。。

まるまる表題作です。

社会人の拓。編集者で忙しい毎日。そんな拓の自宅で、日々帰りを待っている、高校生の未来。家が隣同士で、小さい頃から仲の良かった幼なじみだが、最近ふとした表情や仕草に官能を感じてドキッとしてしまう。。

未来の首筋のキスマークに嫉妬したり、女性をとっかえひっかえして発散していた拓に嫉妬し合ったりと、お互いに恋愛感情はあるのに、なかなか切り出せない、ふわふわした感じが甘酸…

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たとえばこんな恋のはなし コミック

波真田かもめ 

萌えというのとは別の次元の話

この作品を読んで、「やっぱりBLはファンタジーだから萌えるんだな」と再確認しました。
実話は「萌え」という対象で見てはいけないという無意識が働いてしまう。

最近昔のBL作品を読んでみて、「これが噂のや○い穴!」とか「受けがみんなショタ!」とか、「今のBL」との違いに衝撃を受けていました。
今は自分が求めればいくらでも情報が得られて、家にいながら知りたいことの大部分を知ることができる時代で…

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恋かもしれない(2) コミック

波真田かもめ 

恋かもしれないでいいじゃない!

弥生が一生懸命なのに踊場が距離を取ってて弥生をセフレ扱いで最初は嫌だなあと思ってました。

でも一緒に過ごすうちに二人がどんどん意識しまくり会うのが待ち遠しくなり、恋人じゃないと言い訳して。
もう弥生は真っ直ぐに踊場に向かってるし、でも面倒だとは思われないように気を使ってて、弥生を応援したくなります。
踊場に素直に弥生とちゃんと向き合って!弥生に優しくして!と何度も思いました。

まあ…

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おはようとおやすみとそのあとに trip コミック

波真田かもめ 

あま~い♡

表紙の青空が美しい、「おはおや」開人と伊介の2人の後日談。
ハッピーエンド至上主義の私としては、
後日談は大好物なので、今回もとても楽しみにしていました。

ゆったり流れる2人の関係はとても順調で、
いよいよオランダにいる開人の父にカミングアウトをしに行く回がメインでした。
出発時は新婚旅行みたいにウキウキしている2人が可愛くて、微笑ましかったです。
波真田先生の海外の描写が本当に秀…

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青春エンドロール113 コミック

波真田かもめ 

幼なじみは鉄板

絵が綺麗です。表紙も素敵ですね、真っ青な空と舞台の団地の廊下でしょうか?

幼なじみ物です。いいですなー。

若干受けが攻めにほだされた感もあるけど、もうそんなの関係ないくらいラブラブですね。

お話の途中で団地を出て行っちゃうんじゃないかと心配しましたが、仲良く残ってて安心しました。

受けが子供の頃は男前で攻めを守ってたけど成長したら攻めが身長が伸びてモテ出して。嫉妬する受けで…

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