紗久楽さわさんのレビュー一覧

百と卍 3 コミック

紗久楽さわ 

江戸の元禄文化

紗久楽さわさんのシリーズは、どれも現代日本人が忘れてしまった江戸時代の文化を覗くことが出来るので、楽しい。維新と戦争で失った日本人の精神文化のテキストといったらいいのか。
江戸弁、江戸言葉が粋で、浮世絵の画法を取り込んでいるのも素敵です。

読むと、今の時代よりずっと江戸時代のほうが生活しやすいというか、生き物や人が生きやすい制度や暮らしの文化があったんだな、と回顧に浸ってしまう。
不幸や…

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百と卍 2 コミック

紗久楽さわ 

江戸時代当時の生活ぶりが面白い

江戸時代に入るちょっと前の庶民の生活や風俗の歴史書としても読める、よく調べて、研究されて書かれている本だと思います、資料集めは大変だったろうと思います。

陰間は、花魁の少年版のお茶屋が江戸時代初期まで存在していて、女性の花魁より、男子の陰間遊びにはお金が必要だった。戦国時代が終り、景気がよくなって、生活が安定しだした頃に大流行したらしいです。
陰間は、歌舞伎と同じくらい古い日本の文化と知り…

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百と卍 コミック

紗久楽さわ 

好みは分かれるだろうが…!

私はとても好きです。

最初は本格派っぽい江戸BLに抵抗がありましたが、このBLがすごい!か何かで注目されていた作品だったので読みました。

作者の紗久楽先生がかなり江戸時代が好きなお方なので絵柄や時代背景、しゃべり口調がBL作品の中でもかなり本格派。苦手だという方もかなり多いかと思います。
しかし、イラストはデジタル調でとても綺麗なんです。それに口調も慣れればかなり読みやすくなります。…

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百と卍 コミック

紗久楽さわ 

難しい…

時代物苦手だったのでずっと読まずにいましたが、評価を見て読んでみました。
が、やはり私には言葉がわからなすぎて読むのに時間かかるし言葉が理解できなくて物語に入り込む余裕がないというか、言葉を理解しようと頑張るのが精一杯でした。

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百と卍 コミック

紗久楽さわ 

尊さはわかるが入り込めず

流れがよくわからなかった。
江戸時代の詳細な説明も私には難しかったし、特に求めていなかった
相手に惚れ抜くさま、尊さ、エロの良さはわかる。わかるけど、個人的には順を追ってなぜそうなるのか描かれるほうが刺さる時思った作品。

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百と卍 コミック

紗久楽さわ 

すごく面白い

たまにこういう素敵な作品に出会うから腐女子がやめられないんだよなぁ…。
読んだのはこのblがすごい!一位になって話題になっていたため友人が購入したのを借りたのですが、友人はあまり刺さらなかったみたいで。。

でも私はすごい可愛いし面白いし、なんか心に刺さるなぁ、、素敵な二人だ〜すごく気に入りました。
百も可愛いです。
この作者様を調べてみたら、この時代の作品を沢山書かれてたので、慣れてら…

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百と卍 3 コミック

紗久楽さわ 

引き込まれる3巻!

引き込まれた3巻!
2巻まで描いてきた話がここで盛り上がり、百も卍もBLらしいイチャイチャラブラブだけではない男気もあり読んでてカッコ良かったです!
千の登場で卍の過去が見えた2巻の所から今度は千の過去に少し触れた3巻。
どのキャラクターも魅力的で良かったです。

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百と卍 コミック

紗久楽さわ 

百はかわいい!

全部読むのにすごい時間かかりました。
話題になってるのは知っていたんですが、時代ものがあまり得意じゃないので読んでませんでした。
今回、友人に勧められて読んでみました。

いや...言葉がわからなすぎてなかなか物語に入り込めませんでした。
2回ほど読み直しましたが、なかなか入り込めない。
わからない言葉がありすぎるのもありますが、やっぱり好みではないかなぁ?
百はすんごく可愛いんです…

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非BL作品

江戸文化から見る 男娼と男色の歴史 小説

安藤優一郎  紗久楽さわ 

生々しい

文学博士が真面目に江戸時代の男色文化を解説しています。当時の貴重な資料図もカラーでたくさん載っていて江戸BL好きの腐女子には興味深い内容です。紗久楽さわさんの「百と卍」のももちゃんが陰間時代どんなに苦労したかこれを読めばわかります。

江戸時代は性に奔放な時代で男子でも美しい人は陰間じゃなくても年上彼氏を作った方が良いと推奨されていたようです。でも10代前半の男の子を性的対象にしたり体を売らせ…

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百と卍 コミック

紗久楽さわ 

刺さる人には刺さる作品

時代ものはあまり得意では無いのですが、こちらでの評価が良かったので読んでみました。ただ、やっぱり私にはちょっと合わなかったかな、というのが読了後の感想です。
二人の日常や過去を切り取ったショートストーリー仕立てのお話が中心だったのも、個人的には入り込みづらい要素の一つだったのかな、と思います。
私にはあまり合いませんでしたが、作者さんの江戸時代設定へのこだわりとかはとても伝わって来るので、時代…

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