百と卍

momo to manji

百と卍
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神158
  • 萌×250
  • 萌26
  • 中立19
  • しゅみじゃない28

99

レビュー数
41
得点
1087
評価数
281
平均
4 / 5
神率
56.2%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
onBLUE comics
シリーズ
百と卍
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784396784072

あらすじ

極上、あまエロス。
「もう、二人を見守る障子になりたい…」(担当編集)

伊達男×陰間あがり
溺れるほど幸福で、愛おしい日々


時は江戸時代・後期。
真夏の蒸し暑くせまい長屋で、
熱い吐息交じりに
まぐわう男がふたり――。

元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に
卍(まんじ)に出逢い拾われた。

陰間の仕事としてではなく、
やさしく愛おしく
恋人として抱かれる瞬間は
まるで夢のようで、
そんな日々に百樹は
幸せでいっぱいなのだった。

たとえ過去に、
どんなことがあったとしても。

江戸漫画の革命児が描く、
初のBL作品、満を持して発売!

表題作百と卍

卍(万次)
百(百樹)

同時収録作品百と卍

醒 兄
百樹 弟

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数41

江戸知識は満載

話題になっていたので読んでみました。
たしかに江戸時代の知識は豊富に詰まった作品だとは思います。
ですが、段々読み進めていくと「これをBLでやる意味があるのか?」と思うように。
というのも江戸時代知識がストーリーの中で浮いているからなんだと思います。
ストーリーの中に雑学や知識が散りばめられていたら自然に馴染むのでしょうが、この作品は知識が大黒柱で周りにストーリーやキャラクターがあるイメージ。江戸時代に生きるキャラクターなら生活の一部で特別なことでもない知識を説明したりひけらかすので変な違和感がありました。
どうしてもキャラクターも薄く感じてしまい、読後は受けの子がちょっと頭が弱いことしかあんまり覚えてなかったです。あまり自分には合わない作品でした。

3

百の2つの恋を別々に楽しめる

 はっとするような絵の美しさ、現代語と当時の言葉の絶妙な混ぜ具合、雰囲気先行ではなく当時の状況をきちんと調べて描くのと同時に現代に通じるBLとしての萌えを随所に散りばめる技量、どれをとっても素晴らしかったです。卍と百がある程度蜜月を重ねた時分から描き、後々2人の出会いや百の陰間時代を描くという順序も、時代物を読むのに抵抗感なく入り込みやすくなっていて良かったかなと思います。

 百と触れ合う際に卍の頭には、彼が陰間を始めた時に手練手管をすべて仕込んだという兄の存在がちらつくわけですが、百からすればそれはもう過去だと割り切ったものなんですね。完全に忘れることはできないかもしれない、でも今の卍との関係に何ら影響を及ぼすようなものではない。穏やかな百が卍を怒鳴りつける場面では、1つひとつの言葉が胸に沁みました。その上で、百の陰間時代の話はまた彼の過去の恋として、とても心を締め付けられるものでした。百の叶わなかった恋も辛いけれど、彼を一番陰間にしたくなかったであろうに自分の手で陰間へと導かざるを得なかった兄を想うと視界が滲みました。

 ところどころ当時の言葉の割合が多くて理解するのに時間がかかった部分もありましたが、時代物として高クオリティなものを仕上げるためには必要だったと思うので、そういう部分も意味を考えながら楽しんで読むことができました。濡れ場はまるで春画に息を吹き込んだような印象でしたね。百の白くて肉付きの良い丸いお尻がすごく可愛かったです。

0

はじまりの美しさ

二巻が出たので読み返しました。
ちょっと読み返すつもりがいつも、のめり込んで
最後まで流れるように読まされてしまいます。
そして毎回、湧き上がる感情が優しくせつなく、甘酸っぱいです。
醒さんとの決別シーンや、卍との喧嘩からの仲直りで、泣いてしまいます。
色っぽいシーンの百ちゃんのおいどに笑みがこぼれ、卍兄ィの艶めかしさに息を呑みます。

百と卍の二人の日々を淡々と描き、
お互いの愛情だけでなく、
これだけ二人のことを読者に愛させてしまうのは
並みのことでは無い才能の作家さんだと思います。
もはや受けとか攻めとか、そんなカテゴライズでははかれない、百ちゃんと卍兄ィというその人たち自身が生きているとさえ感じます。
きっと江戸の町にいるし、いたんだと思えます。

この作品がさらにひろくいろんな人に読まれて
愛されることを大事に祈るばかりです。
手にとって損は微塵もありません。
自分の好みにあったとしても、合わなくても、
かならず心に何か痕跡を残して行く、稀有な作品です。

2

既視感の正体

このネタ完全にはらだ先生の「やたもも」でしょ。
百(もも)が昔ウリやってて、卍(やたちゃん)が拾って、百には昔好きな人(すだ)がいて~…って完全にやたももじゃん。
ってずっとツッコミを入れながら見てました。

やたももを見たことがない人にとっては新鮮で、内容も深くてすごくいい作品(いや、実際にいい作品ではあるのだが…)だったのかもしれないが、
こっちからしてみれば、もはやパクリ…とまで思ってしまう始末。

あと、用語や内容が難しすぎて一度読んだだけでは理解できないと思う。
そこがいい所なのだろうが、自分は正直見てて疲れた。

ただ、百がとても可愛い。卍の事が大好きなんだなぁってよく伝わるし、攻めより力の強い受けが個人的には大好きなので、それはいいと思った。過去の話のショタ百も最高だった。
でもまぁ、、、それくらいしか評価できないかな…


ここまでちょっと辛口め(?)だったけど、
そこらへんの簡単に出会って、テキトーな当て馬がいて、安直に結ばれてハッピーエンド!なんてゆーつまらないBL作品なんかよりよっぽど面白いし、新鮮だし、中身も詰まってる。
ただ、何回も言うが自分は他作品と重なってそれがどうしても拭いきれなかったので、高評価はできないかなと。ただそれだけ。

0

溺れるほどに愛おしくなる百と卍

時は江戸時代、後期。
真夏の蒸し暑く狭い長屋で熱い吐息まじりにまぐわう男二人…

今から約一年半前、そんな文言を裏表紙に飾りBL界に颯爽と現れた まるで春画の様な月代(さかやき)が美麗な伊達男の卍(まんじ)と 大きなナリの陰間あがりの百樹(もも)の 周りも認めるイチャイチャラブラブなお江戸LIFE!

それがこの【百と卍】だ。

今はそんな幸せいっぱいの百にも陰間としてのツラい時期もあり…
一巻では百樹が見世で月百姿(つきひゃくし)という陰間として 実兄の醒(さむる)に(まわし)→[一人前の陰間に仕込む男]仕込まれ、客を取らされ、やがて陰間をあがり(やめる事)そんな兄とも別れ…そして卍と出会うまでが描かれている。

他の陰間より大きくガッシリとして美形でもなかった百樹への風当たりは強く、つく客も優しくなど扱わない。綺麗な着物に憧れる百樹が羽織るのはいつも他の売れっ子陰間のお下がりを継ぎ足した振袖…
故に巻頭で卍が気を利かせ 百に女を世話してやっても選んだのは(女)ではなくその女が着ていた振袖。
女を抱いていると思っていた百が 女とは遊ばず 振袖を被り路地に潜んでいるのを見つけた卍は愛おしそうにその振袖の中に顔を埋め百にキスをする…
等など、萌え死にそうな場面がそこかしこに散りばめられている。

「時代物、しかも月代なんて萌えられない!
言葉も難しくてイヤだー!」等と思っているアナタ。
言葉は読み進めていくうちに自らも(べらんめえ調)になっていきます(笑)
そして読み終わる頃には二巻が読みたくなり
ふと目にする春画や、日本史の教科書の挿絵を食入るように見ている自分に驚くと思います。

そしてこのレビューを思い出してください。
「…やられた^^;」と(笑)
ほくそ笑んでる私はココにいます(*´艸`)ププ

1

粋です

これは間違いないなく神BLだと思います。

時代ものは正直敬遠していました。描きこみも細かいので読みにくいのではと思ってました。
すいません、浅はかでした。もの凄く美しい世界が広がっています。
切なさ、エロ、胸キュン、感動…求めてる以上のものが詰まってます。
百さんの愛らしさ、卍兄さんの色気ある男らしさに魅了されました。

1巻では百さんの過去の描写があります。泣けます。
本当に本当に卍兄さんと出会って良かった!最後の扉のシーン大好きです。

2

甘々だけど、江戸の文化描写もアツイ

表紙の男子カップルが主役だが、これはお気楽お江戸BLではない!
切見世(安価な色街)の利用料金が出てくる。セリフ「一人じゃ入れねェ」に「しとりじゃへえれねェ」とルビ。廓から見た風景は、アノ浮世絵のイメージ。
主役の片われは蔭間だった過去を持つが、そのエピソードが、陰惨なトラウマであるだけでなく、江戸期の性風俗の活写として見事。買われた子供が家畜のように扱われ、商売の道具へ仕立てられてゆく過程を、兄弟の切ないすれ違いの心情を織り込んで描きだす。著者の時代物を扱う本気さと並々ならぬ力量を見せつけられ感動した。

絵も見事。目はキラキラと潤み、頰はやわらかく赤らんで今風の可愛らしい表情なのだが、月代の一本一本書き込まれた美しい生え際や着物のシワや輪郭の線の強弱に浮世絵風の典雅さが漂っている。
いなせなニイさんと蔭間あがりのクセおぼこい&デカイ男子のちょっとピュアな相愛物語でBL的王道ストーリー。
そして巻末2ページの蔭間自由研究のページが圧巻!この先生の入れ込み具合は本物ですぜ。自分も興味のある分野だけに読みながら熱くなった本でした。続刊も楽しみにしてます。

2

絵の迫力抜群、表情、身体、着物から背景まですべてが美しい!

とにかく絵が綺麗です。
表紙から見てわかる通り、引き込まれるような迫力ある絵。

言葉選びも、テンポも良い。
「堪忍して」「後生や」「そなたの菊座と私のへのこ」なんかは時代モノBLじゃないと味わえない言葉づかいだと思います。
あと「~だゼ」とか「虫の居所が悪ィのかィ」とか「いねンじゃねェかなァ~~」とか。カタカナが入ってて洒落てるんです。なのに全然読みにくくないのもすごい。

卍と百の絡みはラブラブイチャイチャしてて可愛くて良かったです。
百も可愛いだけじゃなく、ちゃんと男らしいのが最高。
身長も大きいし童貞じゃないし髭も生えるし力も強い。普通の成人男性なんですけど、天真爛漫さがあって、ギャップがすごく可愛い。
卍さんは男気溢れる人で、もう……全身の刺青がカッコイイ。

陰間時代の過去、慕っていた兄に接吻をして拒否されてしまったとき
「此れは商売や」と言って頭を抱え込んだ兄の姿を見たときの百の絶望した顔が切なくて切なくて…。胸がギュッとしました。
陰間なので、客(モブおじさん)とのエッチシーンや、多少ながら女性とのシーンもあります。
正直そこが興奮しました。
十六夜さんという先輩陰間が良いキャラしてる~。すごく好きです。


卍さんと百の甘々描写、エッチシーンも多くて満足。
ふんどしズラシ挿入という性癖にヒットするシチュがあるので、好きな人にはおすすめです!

あと、個人的に
163pの波の描写が浮世絵風になってるとこが一番感動しましたwこまかい~

2

江戸もの

初読み作家さんです。だいぶ前にランキングで上位で、表紙が受け攻め髷だったのが印象的でした。ずっと気になっていたので、今回読めてよかったです。
ストーリーは表紙どおりエロエロでした。受けの百が幼少期に辛いことがありますが、最初の方が二人のいちゃいちゃが多く、そのような過去があることが到底信じられませんでした。ただ、時折見せる表情にああ、となりました。よく自分は売れなかったと百が言っていて、切なくなります。百の過去もありますが、正直しんどかったです。なので万次と出会えてよかったです。
そういえば、そろそろ2巻発売なんですね。次も楽しみです。

0

新鮮

ちゃんと萌えはあるのか、難しいストーリーで理解できないのではないかという警戒心から時代物のBLって読んだことがなかったのですが、これはすごく良かったです。

百ってかわいい顔と裏腹に身長高いんですね、もうそこからギャップ萌えでした。私はシリアス系のお話が苦手なのですが、こちらは全然大丈夫でした。百の過去のことなど結構シリアスな部分もあったんですけどね…普段の2人のやりとりが暖かくかわいいものだったのでそこまで重い感じはなかったです。

絵も丁寧で綺麗。ストーリーも最高!まだ読まれていないかたは是非読んでみてください。本当にオススメです。

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