日野雄飛さんのレビュー一覧

妖精のおしり コミック

日野雄飛 

それは、魔性のお・し・り

しっとり、ねっとり、濃厚な、怒涛のエロでした。
「ある日、小説家の元に押しかけ女房にやってきた妖精さん」
というイチャ甘官能ライフを思い浮かべそうなあらすじですが、
エロに留まらず作家の葛藤や人外との恋も描くシリアスさもありました。

スランプ中の小説家・生越壮は旅先のアイルランドで
褐色肌の青年・キランに出会います。

大きながっしりとした体つきにむっちりしたおしりで、
物腰柔…

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「妖精のおしり」Renta!限定特典 特典

尻に意味を込める

「妖精のおしり」Renta!限定特典となります。
2p。
カラー。

以下、内容となります。
↓↓↓↓





「『妖精のおしり』コミックスカバー用イラストラフ」
①採用されなかったイラスト案のうちのひとつ。
〜壮が落ちてくる?キランをお姫様抱っこしてアワワ…みたいな絵柄。
壮もキランも着衣。
2人の周りにバラバラと本が落ちてくる構図。
日野先生の意図としては。

0

妖精のおしり コミック

日野雄飛 

とっても良い

マグネット兄弟(日野先生の著作)に出会って以来ファンです。

作品ごとにテーマが違うというか、ファンタジーからシリアスまで振れ幅が大きくて 何でも描けるすごい作家さんだ...と毎度びっくりします。絵も大好き。

あらすじから二転三転するストーリーに夢中になります。たとえ寿命を奪われようと、才能を与えてくれるリャナンシーのような存在に出会いたいと思ったことのある人は多いのではないでしょうか.…

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妖精のおしり コミック

日野雄飛 

タイトルの印象よりも深いよ。

日野雄飛先生の作品を全て拝読しているわけではないのですが、色々なテイストの作品があって引き出しの多さに驚きます。
本作は comic marginal レーベル。つまり人外。
どんな人外か?タイトルにある通り「妖精」さんです。
しかし、小さくて羽根があってお花の中に潜んでいるの…みたいな妖精ではありません。表紙でレースのパンティからぷりんとおしりをハミ出させている褐色さん、彼が「妖精」なので…

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HOW TO BREED~いちゃラブ子作り計画~ コミック

日野雄飛 

奇想天外とはまさにこのこと!発想力がすごい!

この作者様の作品はどれもテーマに沿って、ものすごく調べられていたり、緻密な設定がされています。
なにより、これをテーマに、と選ぶ発想力というか、もう、凡人には到底真似できないすごい発想力なんですよね。それを支える取材、下調べが隅々まで行き届いていて、物語の安定感が半端ない。

それだけじゃなく、主人公たちの関係性なども、一筋縄ではいかないようなテーマを選ばれるときが多いですよね。リバについて…

2

ふらちな刑事さん コミック

日野雄飛 

受の綿密に、徹底的に作り込まれたキャラ設定がすごい!!

表紙に惹かれて購入。この作者様は存じあげなかったのですが、絵柄が好みで買ってみました。

この作品、この作者様のBL本のデビュー作とのこと。すごいです…。すごい完成度。今までに読んだこともない、出会ったこともない、超綿密に徹底的に作り込まれたキャラクター設定なんです。とくに受の岳田さん!

以下、ネタバレありです。

冒頭にも書きましたが、受の岳田の、とらえどころがなくて、でも人間的な…

6

男心と胸毛と女装 コミック

日野雄飛 

萌えが

作者さんの萌がつまった作品なのかな、萌の方向が一緒ならかなり濃く楽しめるのではと思います。

体から始まる関係が、いつしか、という展開。
よくあるパターンですが、その体というのが特殊性癖。攻めの方は、受けのかわいい顔が気に入ったようですが、受けのかわいいイケメンくんは、体毛が大好き。
人一倍体毛が濃い攻めの毛利(毛が入ってる)の毛を舐めて興奮してしまう。
最初は酔った勢いですが、お互いに…

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男心と胸毛と女装 コミック

日野雄飛 

タイトルがまさに

表題ともう一作品、兄弟ものが収録されています。割と苦手だという方も多い要素目白押しなのかもしれませんが、特に表題大大大好きでした!!

◾︎表題
◾︎毛利×嫁島
「とっつきやすいライトなラブイチャBL」がこういう形になる日野先生…どういうことなのか。好きです。
特に体毛描写が嬉しい。なんなら受け攻め両方に生えててもいいと思っていて、すね毛がたまに双方にある作品で喜んでる程なので。いわゆる…

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君の銀のあし コミック

日野雄飛 

人生哲学

◾︎トビアス×ススム
日野先生、大好きです。
素晴らしい1冊でした。そもそも漫画で新たな知識を得たり新たな世界を見たいと思っている自分は、パラスポーツの世界を丁寧に描いてくださったことが嬉しい。
取材したり調べたりしないと描けない作品を世に出してくれる先生が好きで、BL漫画でたまにそういう作品を読めると幸せ。

また、いわゆるハンディキャップのある人物を描くことは繊細な取り扱いを要する面…

6

君の銀のあし コミック

日野雄飛 

損失というリスタート

存在意義だと思っていた物を失ったら自分ならどうするだろう、と考えさせられます。

そうして見るトビアスはどこからどう見てもカッコ良くて、色っぽくて、本当に眩しい。彼は彼なりに色々抱え込んでいて、本当は内に押し込めてる弱さもあった上で、あの振る舞いをしてると思うとさらに魅力的に感じます。

障害と言っても、目に見える障害や目に見えない障害、生活に支障がなくてもその人の存在意義に大きく関わって…

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