笠井あゆみさんのレビュー一覧

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

時を超えて巡り会う

今回は未来から来たアンドロイドと作家を目指していたアルバイトのお話です。

筆を折った受様が未来から来た攻様によって再び作家業に向き合う顛末を収録。

受様は両親の遺した古い一軒家に愛猫と暮らしをしています。
同棲している恋人と喧嘩するたびに姉が突撃訪問する以外は
週に5日のアルバイトでしか人との接する事もありません。

ところが1週間みっちり働いたとある夏の金曜日、
帰宅した受…

8

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

ずっと記憶に残る一冊

最近の中原先生作品はどれも当たりで、鳥人ものもオメガバも神にしていました。

こちらの作品も某先生がSNSで素晴らしいとおっしゃっていたので、とても楽しみにしていました。

で、先にレビューで確認して察してしまって、結末に覚悟を持って望んだんです。チキンなので心に準備が必要なのです。
結果…凄く良かったです。
今年に入ってからかなりの本を読みましたが、私の中で心を揺さぶられる作品となり…

8

黄金の皇帝と白銀の皇妃の純愛 小説

深月ハルカ  笠井あゆみ 

めくるめく意外性

なんだか、ふんだんに盛り込まれた独特な設定が気になってお話に入り込めませんでした。笠井さんの表紙に惹かれたものの、あまり存じ上げない作者さまだったのと(孤独の鷹王のみ既読)レビューがあまり上がっていない段階だったのでしばらく悩んでいましたが、どうにも新作ファンタジーを読みたくなって購入。

うーん。結ばれるきっかけとか事件の真相とか皇女の言動とか出産方法とか、色々なところで頻繁に「いやぁ、それ…

2

恋する狐 -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

最高だった!

井伊家との決着が気になっていましたが、今回はお休みでした。
前巻では有生との関係の形にこだわって交際を申し込んだ慶次でしたが、今作ではいよいよ初デートしていました。


もうねこの初デートを巡るあれやこれやが、とても面白くて爆笑でしたよ。慶次が形にこだわるものだから、流石に有生が気の毒になってしまいました。
そして土地勘の無い私は「わんぱーく」を検索して調べて、更に爆笑してしまいました。…

9

黄金の皇帝と白銀の皇妃の純愛 小説

深月ハルカ  笠井あゆみ 

不思議世界

深月先生の過去に読んだ作品も確かファンタジー、不思議設定いっぱいだった記憶。当作もモリモリファンタジーでした。二人の恋心云々より、設定についていくのにあっぷあっぷしたので萌どまりでした。読み応えたっぷり2段組の本編250Pほど+あとがき。

メフ・ルダート帝国の皇位継承権第二位のニルファは銀髪ロン毛のスレンダー学者肌。自分より皇位継承権第三位のイシュクの方がずっと皇帝に適任と考えていますが、甘…

4

恋する狐 -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

も、萌えた〜〜〜!!

眷愛隷属シリーズも早5作目。
続きが楽しみな夜光花先生作品のひとつです。
手に取ってまず、笠井あゆみ先生のカバーイラストの可愛らしさにやられ、読み進めてメイン2人の初々しさと可愛らしさにやられ…
1作目から追っていると、やっとこの2人の「身体に気持ちが追いついた」お話が読めることが嬉しくてたまらないんだなあ…!

前作で恋人同士となった2人を見て、ああぁ〜!次!次が早く読みたい!となって…

6

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

マスターピース

名作の呼び声高い本作、ずっと気になってはいたのですが、
表紙の迫力と”処女執事って(??)”な戸惑いから読めずにいたのですが…、沙野先生、天才ですか?っていう感動とともに、やっと読了しました。まさしく傑作ですね。読めてよかったです!

カズオ・イシグロの”わたしを離さないで”を想起させられました。BL版のノーベル文学賞レベルの内容です…。根幹にあるのがラブストーリーなので、めちゃくちゃ重いモ…

6

恋する狐 -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

シリーズなのに最高でしょ

シリーズ5作目。前作の有生がめっちゃ好きだったので続けて買ってみたのですが。なんで続いているのに、面白さが増すんでしょう?すっごい面白い。休日の気分転換に最高でした。これ単独読みは無理です&まだ続くだろ→くっそ可愛い駄々っ子有生を今のうちに!是非1作目から!

うきうき免許とって、めでたく有生とお伊勢さんで初デート!だったのですが、願い事したら「試練を乗り越えたら」とのお言葉。神様お仕事早い早…

10

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

時間と記憶を閉じこめた、宝石のような手記

先生初の一人称小説

でもこれは繊細で臆病で頑固な作家、なつめの、二度と戻らない人生最良の日々の眩しさを綴った手記なのです

彼の言葉、語彙で書かれているからこそ、未来からやって来たアンドロイドとの恋に戸惑い、怯え、喜びに花開いてゆく感情の揺れが、切実に伝わってくる

その小さな奇跡が遥か過去のものだと、タイトルから読者はすでに知っていて、物語の終わりを見届けるためにページをめくってゆ…

15

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

生きることは忘却

先生買い。良いお話です。(ただどうしても苦手なところがあったので、悔しいのですが萌にいたしました)最後の数ページにあるいくつかの言葉は、本当に心に沁みるものでした。私の苦手なところは割合特異なポイントなので、是非手に取ってお読みいただければと思います。本編277P+あとがき。

アルバイトで生計をたてているなつめが、夏の暑い日、帰宅し家の空気を入れ替えようとした時に、家の中に突如現れた、白いス…

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