もちゃろさんのレビュー一覧

舞姫は暁に黄金の恋を紡ぐ 小説

尾上与一  もちゃろ 

偽装から本物へ……たった1つのキスから始まったゴールデン婚姻譚

つい先日、尾上与一先生の別作品を読んだばかりの身としては、作風の振り幅の広さに驚いているところです。
あちらは第二次世界大戦中の時代背景でどっちかというと現代歴史もの。こちらはガッツリファンタジーもので、時代も場所も設定も世界観も何から何まで真逆でした。

しかしながら、物語の端々に映る緻密で詳細な描写と、次第に惹かれ合っていく想いの所在、スッキリとした着地点はやはり共通するところがあります…

8

舞姫は暁に黄金の恋を紡ぐ 小説

尾上与一  もちゃろ 

許されざる恋をした二人の、選んだ道は。胸熱オリエンタルファンタジー

尾上与一先生、つい先日1945シリーズの新刊を拝読したばかりなのに、
日を置かず新刊が読めるなんて、嬉しい限りです☺︎

もちゃろ先生の挿絵、表紙がそれはもう美しくて見惚れてしまう...(*´∀`*)
受け・レネの顔の文様や服装、装飾品、攻め・ラジャンの髪飾りなど、
本文から想像した要素がそのまま見事に再現されていて、
感嘆のため息が。

と同時に、読み始める前は「受け君が女の子に…

10

明けの花に嘴 コミック

もちゃろ 

No Title

和風ファンタジー。そういう系統も好きなのと、表紙も好みだったので前情報なく書店で見かけて購入しました。
とてもかわいいです。肩から先が羽で可愛らしい。あとは人型?(というのかな、この世界観で何というのかちょっとわからないのですが)ですごく守ってあげたくなる初々しさが良いです。時々見せる儚そうな笑み方とかも可愛くて、庇護欲を掻き立てられます。
すごくゆっくり物語が進んでいきます。まだ序章といった…

0

明けの花に嘴 コミック

もちゃろ 

絵も話も美しい…

xの広告からこの漫画を知って購入。
Xのリプ欄では男女カプと勘違いした層で埋まっていましたが
黒髪長髪受けが好物の自分としてはむしろ大歓迎です!

言葉選びがとても美しく、雅な気分になれます。
サラリと読めますが、読後は上品な気分のまま日々の花々を愛でてウフフと感じたり
余韻が残る漫画でした。

完結作品かと思いましたが、続きものみたいなので追いかけます!

0

淡雪国の壮麗なる日々 下 小説

サブロー  もちゃろ 

きたよきたよ、デレの洪水が♪( ´▽`)

ジレモダがついに終止符!
上巻でヤキモキした読者の方々。ついに2人のイチャイチャラブラブが解禁しましたよ〜!( ´ ▽ ` )ノ

言葉には出さずともカナンのことが大好きなヒサのギヘタレもこれにて見納めです。
ヒサギがこれまでカナンに対して想っていた気持ちが大爆発!言葉や行動でカナンへの愛を伝えまくるヒサギの変化はニヤニヤ大フィーバーでした。
ヒサギってこんなに欲まみれだったのね…と…

2

恋した王子に義母上と呼ばれています 小説

渡海奈穂  もちゃろ 

珍しい関係性

義母上ってどういう事?と思って読み始めましたが、個人的に珍しい関係性なCPだな!と珍しさも楽しめました。
人の気持ちが色で見えてしまい、生きづらい思いをしていた社会人の恵那は!突然異世界に飛ばされてしまった。そして魔術によって世継ぎである王様の子を産まなければ死んでしまう身体にされてしまう。突然のことですぐには受け入れない恵那がすれ違ったのは、何故か感情の色が全く見えない王の子であるアヴェルスだ…

0

恋した王子に義母上と呼ばれています 2 小説

渡海奈穂  もちゃろ 

もちゃろ先生なので購入。前作くっつくのはくっついたけど、今一つ盛り上がりが?という感じだったら、続いたって訳でした。今回はすっきり大団円。素晴らしい。とてもハッピーな気持ちの読み終わりな一冊、本編230Pほど+あとがき。

カルバス王国の王妃となるべく召喚されたはいいものの、王子の方と恋仲になり、そして子供まで産んじゃったユウ。国王や周囲の支援あり、なんとか子どもは国王の子供として無事育てても…

2

『恋した王子に義母上と呼ばれています 2』ご購入特典書き下ろしペーパー 特典

初めての子育ては・・・

本品は『恋した王子に義母上と呼ばれています 2』の
フェア店特典ペーパーです。

本編後
悠一郎が1人前の魔術師になって1年後のお話です。

どんなに早くても2年はかかると言われた見習い修行を
1年で終えた悠一郎は王宮付きの魔術師として
再び王宮で暮らせるようになります。

もうすぐ1歳半になるヴァレリーは
修業を始める3歳にはまだ届かないものの
悠一郎は毎日部屋に足を運ん…

0

恋した王子に義母上と呼ばれています 2 小説

渡海奈穂  もちゃろ 

大切な貴方のために

今回は第一王子と正妃として召喚された日本人のお話です。

攻様の父の妃ながら攻様の子を産んだ受様が
魔術師としての修行中に巻き込まれる復讐劇の顛末を収録。

受様は他人の感情が光として見えていたために
強大な魔力をもつカルパス国王の妻となり
世継ぎを産むために召喚されます。

王の最愛の妃は体が弱く子を産めずに迎えた
ナイアン国王女は第一王子の攻様を産みますが

彼女は自分…

2

恋した王子に義母上と呼ばれています 2 小説

渡海奈穂  もちゃろ 

妥協点に甘んじたゴールポスト

前巻の終わり方からこういう展開になるしかないんだろうけど、一応ハッピーエンド……なのかな。私としては、あんまり納得してないですが。

続編は、悠一郎が魔術師になってからのお話です。
アヴェルスとの子・ヴァレリーを産んだ悠一郎は、ヴァレリーに最も近い距離に身を置くために魔術師見習いとして研鑽を積む日々を過ごしており、アヴェルスとはたまに会える距離感で付き合っている……というのが現在の彼らの関係…

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