二駒レイムさんのレビュー一覧

熱中症 竜の愛した砂漠の男娼 小説

時田爽子  二駒レイム 

命が続く意味

電子限定で、小説投稿サイトで掲載されてた作品を書籍化したものになります。

で、こちら、竜人×砂漠の男娼+妊娠・出産ものと、題材だけみると奇抜なんですけど。
実は地に足がついた、とても実直な作品だと思います。

灼熱の砂漠で客と男娼として出会った二人が、冬を越して暖かい春を迎え、子供が誕生する。
恵みの秋を経て、全てを包み込む冬をまた迎える。
そんな季節の移ろいと共に、喜びや悲しみを…

6

竜の妻恋 ~竜は彼に溺愛を捧ぐ~ 小説

いとう由貴  二駒レイム 

つがいへの愛は無限大



竜の妻恋の続編。
簡単なあらすじはありますが、そうはいっても続編なので前作は読んでおいた方がいいと思います。


竜のフェリシアン(攻め)と人間の尚行(受け)の二人がつがいになって一年。
生活が落ち着いてきた尚行は、これから長い人生をフェリシアンと生きるためにできることの第一歩として、中退してしまっている高校の資格を取ることにします。
通信教育課程を選択しますが、どうしても1週…

2

竜の妻恋 ~竜は彼に溺愛を捧ぐ~ 小説

いとう由貴  二駒レイム 

続き読みたいです

甘々溺愛攻めを堪能しました。

尚行に男友達が出来たからって、リュシーが竜になって飛んで来て笑ってしまいました。

友達が日本の獣人族だったことから、尚行を一緒に拐った人間たちに対するリュシーの報復が圧巻でした。さすが竜人です。

日本の獣人族の里の閉塞感にはびっくりしてしまいましたが、リュシーの人目も憚らない溺愛ぶりは凄かったです。

ポーランド空港から城館に戻る途中に、ヘリの中…

1

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

わんこ可愛いよわんこ。

なんだろうこの作者さんの他の作品は好きなんですが(「ないものねだりの王子と騎士」とか)

どうもオメガバース+嫁入り(宮中)ものになると相性が悪いのかな
「盗賊王の溺愛花嫁」でも思ったんですが受けがちょっと女々しすぎるというか
女性的な感じが出てきてうーん。うーんBLじゃないうーんって思ってしまいます。
(ちなみに同じ作者さんだと読み終わった後に気づきました)

女性に置き換えても問…

1

竜の妻恋 ~竜は彼に溺愛を捧ぐ~ 小説

いとう由貴  二駒レイム 

溺愛しすぎてて、なんか笑える

溺愛しまくりで終わった一巻の続きだから、溺愛っぷりが更にパワーアップしてるんだろうなぁと楽しみにしていたこの新刊。
期待を裏切りませんでした。

電子化を待つ間に、事前にチェックしたあらすじで
「(進学準備のため日本に一時帰国することになった受けのために)タワーマンションの最上階を購入、
外出はリムジンに虎族の執事を同伴させる徹底ぶり。
しかも、尚行に男友達ができたと知るや、竜になって…

8

竜の妻恋 ~竜は彼に溺愛を捧ぐ~ 小説

いとう由貴  二駒レイム 

運命だけではない恋の行方

竜の妻恋2作目、期待通りでした。

半人半獣が存在する世界でその頂点となる寿命や能力を持つ竜族のリュシーとつがいになった尚行。
1作目は竜と人との種族の違いによる問題を、今作ではリュシーのつがいとしての不甲斐なさについてを悩みとしながらも、どちらも基本は甘々で読んでいてとても癒やされました。

若く見えるだけではなく傷や病気の治りが早くなることを知ってもリュシーと同じになっていく体にむし…

5

竜の妻恋 ~竜は彼に溺愛を捧ぐ~ 小説

いとう由貴  二駒レイム 

こういう(受けが好きすぎて)アホになっちゃう攻めは大好きです

凌辱強姦等、受けが大概酷い目に遭わされるのがお約束(?)のいとう作品には珍しい、超溺愛系人外もの第二弾です。
一応、今作だけで読めるように書かれてますが、完全な続きものなのでご注意下さい。

で、こちら、竜人である攻めに、ただの人間ながら「つがい」である主人公が、これでもかと溺愛されるのが見処の超甘々ファンタジーになるんですけど。
前作もとにかく甘くて、「いとう先生でこんなに甘くて優しい攻…

19

竜の妻恋 小説

いとう由貴  二駒レイム 

ただの溺愛ものではない。

個人的に人外ウィーク(特に竜)につき読み返しました。
溺愛攻めが大好物なので
再読率が高い本なのですが、今回は久しぶり。
また攻めの溺れるような受けへの愛に浸り、
誰かと萌えを共有したくなって、こちらを訪れたところ…

え え え ーーーーー !!!!!

なんと2巻の発売予定が…!
竜の妻恋 (2) (仮)って…… !!
うれしいよ!

で、勢いがつき、
発売当初に萌え…

18

竜の妻恋 小説

いとう由貴  二駒レイム 

二度目のほうが楽しめました

溺愛モノが読みたいなと思って発売当時に購入し読んだのだけど、その時は「確かに溺愛してるけど、溺愛っぷりに浸れなかったな……」という感想を抱きました。
というのも、攻めのリュシーがときどき言う「どんな尚行でも愛するよ」という言葉が引っかかってモヤモヤして仕方なかったから。

「どんな君でも愛する」ってかなりの口説き文句だと思うんだけど、それって暗黙の了解として「どんな」の範囲が、寝起きで顔がパ…

4

淫紋の花 小説

西野花  二駒レイム 

西野さんらしいエロは健在だけれど

作家買い。

淫紋。
そして西野作品。
ときたら、エロいんだろうなと思いつつ手に取りましたが、予想をはるかに上回るエロさでした。

かつて「鬼」のように人々を制圧してきた鬼戸家。
そして、その鬼戸家の能力を抑え込むことに成功した神代家。
それ以来、鬼戸家の呪いによって、神代家の選ばれし人間は、淫紋が身体に現れ男なしでは生きられなくなってしまった。
淫紋が現れた人間は「捧げ花」と呼…

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