京山あつきさんのレビュー一覧

3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

とても良かった

失恋によって、自分の人間性を疑わされてしまっているところ気の毒で、寂しいとか色々とあるし、まぁしんどいよねって本当解る
単に多分合わない人だったんだけど、加納は可愛いタイプだから好きな人と付き合ってる嬉しさ楽しさが彼より長く続いてたんだよね
合わなかっただけなのよ
そんな自信喪失したり無気力にならされたりするほどのことじゃなかったのよ、きっと

店長の方はよく考えなきゃいけなかった気がす…

0

あさってのジジョウ コミック

京山あつき 

ぶつかり合って、自分を理解する

 小田の人を寄せ付けない雰囲気や、小田のリアクションによって喜怒哀楽が大きく左右される平津がリアルだなぁと思いました。あくまで職場でのストレス、怒りを発散しにジムに通っている小田は、クールなわけじゃないけれど近寄りがたく、平津がちょっと気を許してもらえたかも?と思っても、本人はいつもあっさり帰ってしまう。

 商業BLばかり読んでいるとだんだん感覚が麻痺してしまいますが、実際の大人の男性同士の…

0

スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

雰囲気が好き

京山先生の空気感好きです!!!
大人のなかなか踏み込みきれない感じやバグと
恋愛を兼ねたモノローグがとっても良い。
『陰にひそんでるバグはそっとしておくほうがいい』とか
ステキだなって思います。。

194ページなんだけど、ページ数以上の読みごたえを感じる。
くっついてからの気持ちの擦り合わせ方も会話のセンスがよく、焦れったさが心地よい。
『体が溶けて、ひとつになってしまいたい』を…

0

すのーふれーくす コミック

京山あつき 

戸惑いましたが…

最後はわからなかったけど、ユウマが言うようにタケルはちょっと変わった子なんでしょうね。

性への好奇心が強く、あまり物事を深く考えないというか素直というか。コミュニケーションも上手でない。でも悪い子ではない。

そういう性格が、京山先生のゆるい絵で、ぐちゃっと照れたり、べちょっと泣いたり、へにょ〜と落ち込んだり、かわいい顔したり、ぶさかわに描かれているのが、タケルと本作の魅力の一つだと思い…

0

あさってのジジョウ コミック

京山あつき 

ボクシングと人間関係のたとえが◎

平津が小田のことを好きで、ずっと平津目線でしたね。
前半は平津が小田の距離を縮めるところを、心の声たっぷりに描かれていて。正直少し長いかなと思いましたがw

後半は、意外にも小田から「つき合ってみます?」との言葉があり、会えない時期はありましたが、サクサク進んだように思います。

小田が怒りを発散するためサンドバッグを殴るだけで、返りが怖いから人を殴らない、というのは人間関係を表していま…

0

アンバランスなネオンサイン コミック

京山あつき 

バンドの絆にうるっとしちった

最初、バンドものか〜と思ったんですよね。
音楽やバンド自体は好きなんだけど、漫画で描かれるとどうもカッコつけすぎというか、キザやくささを感じることが多く苦手意識が少しありまして。
でも、そこは京山先生ですよ。すみません、そんなん全くなかった。
逆に素朴で一生懸命で、ライブでもその辺のお兄ちゃんたちががんばってるよ、な感じで好感が持てました。

内容としては、雷悟が純情ボーイですね。
保…

0

KISS ME テニスボーイ コミック

京山あつき 

これは…ギャグ…かな

京山先生作品久々です。
絵がゆるくて、やわらかい線で、色っぽいのが好きです。
特に、キスシーン、絡みのシーンの角度やくっつき具合がしなやかでとても好みです。
本作ではキスシーンが多く見られてほくほくしました。

内容としては、カナメが人前でいきなりダニエルにキスしたり、試合に勝ったらキスささて、乳首舐めさせて、コートの上で…と言い出して、なぜかダニエルも問い正さず。
カナメが何を考えて…

0

アンバランスなネオンサイン コミック

京山あつき 

罪か僥倖か

 エイプリルフールにつかれた嘘を1年も信じ込む、というなかなかないであろうきっかけから始まる恋なんですが、京山先生の手に掛かると不思議と非日常的、夢物語的な空気が一切ない、とても現実味のある作品になるんですよね。1年間音温が自分に気があると信じていた間の雷悟の心情、それが嘘だったことを知ってからの心情、そして、1年間雷悟が自分に狙われていると思いながらもあからさまに態度を変えなかったことを知った音…

0

3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

主人公に共感

読後の余韻が心地いいです。主人公が失恋から立ち直れずに、いつまでもタラレバと引きずってたり、電車で出会ったDKや、苦手意識のあった店長もらった缶コーヒーを見てときめいたり、いやいや勘違いだと考えたり。主人公のたくさんの思考がとても人間臭くて、共感を覚えました。吐いた後に「もったいねー!」ってなるのもリアルでわらいました。最後にDKにお礼をとネクタイを渡すシーンが一番好きです。救世主のDK。最後の方…

1

枯れない花 コミック

京山あつき 

男の色気

開けるの勿体ないぐらいのラッピングに対抗して買ってくるのが枯れないガラスの花っていうのが今井さんよ、なかなか夢みがちだなって感じで。ひょうひょうとしている彼の愛らしさを垣間見た気がする。ひょうひょうとって言っても引田には全力だし、全力の美しさにも目覚めてるのよね。目覚めさせたのは引田の全力なんだけど。

引田の「オカマになってしまったのか」って物凄いアプローチです。あーそうか、そうだよね、そう…

2
PAGE TOP