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砂原糖子 金ひかる
ぷれぱーる
ネタバレ
『夜明け前には好きと言って』のスピンオフです。 前作で最悪な印象だった金崎が主人公でしたが、やっぱり本作でもクズでした。 俺様でオラオラな金崎。 どんなに辛い過去があったとしても、歪まない人間はいますよね。生い立ちとか過去とか、そんなもので金崎に同情はできなかった。 たた、金崎が求めているものは分かりやすくて悲しいなと。そして、シンプルだと思いました。 金崎がどんなに嫌な事をして…
ホスト×ホスト、それもNo.1×No.2という組み合わせ。 私自身はホストクラブに足を運んだことはないのですが、この華やかな男だらけの世界には興味津々で、ホストものが大好物です! 『優しいプライド』に続く砂原先生によるホストもの。 こちらもめっちゃ面白かった! 継母に「気持ち悪い顔」と暴言を吐かれ続け、容姿に対するコンプレックスを持つ一葉。 陰気で人の目を見られない一葉は、会社を…
かわい有美子 金ひかる
ましゅ
いいお話だった。 互いが互いのかけがえない存在となり、一緒にいられれば他に何もいらない盲目の受けと、そんな彼の純粋さに癒され救われていく攻めのお話。 世界名作劇場みたいな空気を感じて、いやこれBL要素なくていいよ…と失礼なことを思ってしまいました。 一般書で出会いたかった気がしなくもない(笑) 前レビューでも見かけましたが、私も親子に近い愛を二人に感じました。 そんな二人が体を重…
剛しいら 金ひかる
碧雲
作品の内容は、心理描写を楽しむ抒情的なもの。 2009年刊のこの作品は、月の満ち欠けと生命の関りが軸。 時間の経過も、月の満ち欠けの描写で推測できるように書かれています。 月夜の晩に、内科医の一樹が海岸へ犬の散歩に出かけて見つけた波打ち際で倒れていた男性を助ける。 心臓病で記憶喪失のその人に、仮の名前「浩之」を付けて面倒をみることにした医師・一樹。 月を眺めながら、「生まれて、死んで…
165
ドラマCDを何回も聴いて大好きで原作を読んでみました。 音声が脳内で声優さんの声で聴こえてくるようでした。 とにかく辛い苦しいお話ですね。 黒石も一葉もずっと忘れられず。 金崎のクソ加減も相当で。 中学のあの短い間の付き合いで芽生えた気持ちを…。 何も言わず一葉を見守る黒石。ホストになっても中身は変わってなかったみたいで。 一葉に入れ込む黒石。まるであの当時を取り戻したい…
ふばば
2中編より構成されています。 「人でなしの恋」 表題作。 設定は昭和初期。関東大震災の後の旧制高校の同級生のお話。 2人の華奢な美少年と、剣道の有段者の3人が織りなす人間関係について。 単純な三角関係じゃないんですね… 主人公は仁科。 親友の黒木とは性格も考え方も全て気が合って、仁科は黒木が大好きでたまらない。 だけど心も体もどうしようもなく惹かれるのは、たくましい花房… 仁…
kurinn
2段組のボリュームで、ダグラスとレニの弟妹視点のお話でとても楽しめました。 本編の最後ではガルディア王国に向かった本物のユリアン王子が逞しく成長していてアリーが驚愕していました。そしてユリアンの身代わりとなったユニの姿は憶測で語られていました。 それが本編から3年後で、こちらの小冊子は10年後のお話です。 正直言って10年後もユニの容姿が妖精のままだというのはやり過ぎ感はありましたが…
櫛野ゆい 金ひかる
櫛野先生作品は人外物が大好きで沢山読んで来ました。 今回は騎士のダグラスと王子の身代わりになった農民のレニの恋物語でした。 文庫本にしては大ボリュームで読み応え充分でした。 頼り甲斐があって優しいダグラスと、重圧に押し潰されそうになりながらも自分を取り戻して必死に大役をやり遂げたレニ。 ダグラスに惹かれながらも嘘を付いていると自責の念に苦しむレニは真面目でとても良い子でした。だ…
てんてん
本品は『騎士は身代わり王子に忠愛を捧ぐ』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 レニの妹視点とグダラスの弟視点での10年後のお話です。 レニの妹モニカ視点のお話をご紹介します。 モニカの兄の恋人は元騎士です。 さかも結ばれて10年経った今も モニカが呆れるくらいに仲が良いのです。 その日、モニカは兄の家にお邪魔して 数日後に催される感謝祭で村のみんなに配る クッキー…
今回は王家の騎士と片田舎に住む農民のお話です。 王子と入れ替わった受様が役目を果たし攻様と結ばれるまで。 受様の村は近隣の村からも離れた辺鄙な場所にあります。 昔からあまり他国の者が訪れる機会が少ない土地柄で 妖精と称されるファーランド人特有の銀の髪と 容姿端麗で華奢な体躯の者が多く、 受様も小柄でスッキリした目鼻立ちの青年です。 ある日受様はキノコ取りで入った森で …