金ひかるさんのレビュー一覧

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

前作「蜜惑」と 光と陰のように

本能と理性と激しく揺れる感情と。なつの先生は正面からオメガバースの大命題を持ってきたな というのが一番の印象です。
彼、彼方はまだ成人してないだろうし、恋もこれからというのにまさに青天の霹靂、大津波に襲われるのだ。たった数日、たった一夜の出来事が彼に混乱と絶望とをもたらす様子が 本当に痛々しい。
現れたアルファ、突然の変転、本来なら時間をかけて心を通わせ「伴侶?」の人となりや互いの愛情を育む時…

5

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

出逢えた全てに感謝

出逢った事により得たものが、例え苦しみや哀しみしか無くても。
それでも出逢えた運命に心から感謝するー。

と言った二人の愛に泣きました。
離れた場所から息を潜めるようにして、互いの気配を探り合う二人がもう切なくて切なくて( ノω-、)
また、タイトルがホント秀逸です。読み終えた後は、タイトルにもグッと来たりして・・・。
ずいぶん遠回りしちゃった二人の、愛の形にぜひ感動して下さい!

12

POLLINATION 小説

木原音瀬  金ひかる 

むちゃくちゃせつない……

こちらで3部作は完結、やっと読み終えました

もう、谷脇が『朗……』って言うたびに苦しくて苦しくて……!

今回のは正直、受けよりも朗を亡くした谷脇と脇役の金髪加藤が気になりました〜
加藤いいね!

ラスト、谷脇、写真あってよかったね……
見る度ににツライかもしれないけどでも、見らずにはいられない在りし日の2人の写真はどんなんだったんだろう……

考えると切なくて……

読…

3

FLOWER 小説

木原音瀬  金ひかる 

おおお、不憫!

表題作、攻めの谷脇がここまで鬼畜だともういっそ清々しいと思える話でした

あー、こいつ、ふっきれてるーって

前作の若宮よりも最低な男だと思いますがなぜか私は憎めなかった……

うん、こういうやつに惚れるのって地獄だよね……でもどうしようもないよねって
でも、不思議と受けが不憫とは思わなかったな
むしろ、ここまで好きになれるなんて幸せなんじゃないかと思ってしまって

まさかのモ…

5

WEED 小説

木原音瀬  金ひかる 

いやぁ……安定の胸糞わるさ……

木原さんは好きなのですが受けも攻めもゲスい奴が多いし読後感の気持ち悪さが半端ないので精神的に安定してる時しか読めません……

こちらの作品も、積ん読にしててやっと手をつけたんですが、まあまあ……

まず、若宮がもう最低最悪過ぎて吐き気する!
自分のことは棚に上げてやることなすこと酷すぎる!
こんな受けを『可愛い』と言えるなんて、皆さん心広過ぎ!!!

電子じゃなかったら壁に叩きつけ…

1

愛の一筆書き 小説

名倉和希  金ひかる 

愛が溢れてる!

自分史上最強のヘタレ攻めと男前ツンデレ受けカップルでした!開眼した心境です。

高秋が佳くん佳くんって佳文がいないと生きていけないほど愛してるのがものすごーく伝わってきます。どれ程佳文が魅力的かも。

佳文が小学校五年生の時に一目惚れして高校一年になって告白して何度振られても諦められず、とうとう佳文が25歳の時に愛を受け入れてもらえ同棲がスタートします。小学生にしかも正座した膝小僧に一目惚…

0

深窓の王子の秘密 小説

  金ひかる 

何かと心配させられる二人

”黒い霧"といった形で人間の負の感情が見えるせいで常にビクビクしてしまい、引きこもり気味になってしまったフリーのプログラマー・青葉と、社会人になってからも仕事の面倒を見てくれる先輩・吉武。

二人が大学にて出逢ったという回想にて”競技プログラミング”なるものを初めて知ったが、「青葉の書くコードは俺好みだ」っていう吉武の口説きがマニアックではあっても変ではなかった。
何かと吉武の庇護を受け…

2

鍵をかけて抱きしめて 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

ファンタジー設定ありの幼馴染もの





表題作+SS「門番の告白」


表題作は受け視点

門を境に異世界か異なる宇宙かはわからないが違う世界<向こう>と<こっち>が繋がっているという世界線。
その門を中心に作られたアルカスシティはショッピングモールやアミューズメントパークなどの複合商業施設で、<向こう>の人たちが観光やショッピングにやってきます。
門は税関のような役割を果たす場所で、門番が認めた者の…

1

こんこんキツネのお嫁入り 小説

安曇ひかる  金ひかる 

純粋無垢な受けの可愛さに悶絶


狐の妖と人間とのハーフである温(受け)はある嵐の日、山で道に迷っているところを一人の男性に助けられます。家に帰ってから、大切なお守り石・ちろり玉を無くしてしまったことに気が付きます。ちろり玉は温の狐耳尻尾を隠してくれる大切なお守り石です。捜し回っていると、山の麓の古い大きな家で助けてくれた男性・瀬之上紳太郎(攻め)を見つけるのです。ところが、紳太郎は温を助けたときに足をねんざしてしまっていたら…

1

深窓の王子の秘密 小説

  金ひかる 

思いやりが人を強くする

特殊能力っぽいことがあらすじにあったので購入。読みやすく、甘さもほどほどで読後感が爽やかです。BLまだあんまり読んでない というフレッシュなお姐様方にもオススメしやすいのではと感じました。人の気持ちを思いやる優しいお話の本編220P弱+先生のあとがきです。

お話は、ワンルームマンションで一人暮らしをする青葉が、子供の頃の怖い情景を夢に見てはっと目覚めるシーンから。7歳頃の体験がきっかけなのか、人…

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