上野ポテトさんのレビュー一覧

アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

タイトルの意味を考えてみる、、、

ホーム社さんからの発売かと思ったら、初Charaコミックスさんだったのですね!

だからこそ、物語の特徴としてLove色というよりは、人対人のお話模様(恋も人対人ですが)のほうが色濃く出ていたのではないでしょうか。


ちなみに、DK時代の同級生同士が、立場も逆転して偶然再会するお話です。

スクールカースト底辺だった瀬田(受け)は、今やいっぱしの商社マンに。
人生どん底で893系…

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アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

わからないからこそ

作家買いです。
人間の「闇」と言ってしまうとあまりに手垢がついた、時に薄っぺらくなる言い方で、上野先生の作品にはふさわしくないのではと感じておりまして。
自分の感情がわからない、他者から見て何を考えているかよくわからない、心のうちの「わからなさ」がありながら、それでも惹かれ合う、どうしたらわかり合えるか…という関係性が多く描かれていると思っています。
そのためキャラが不気味さを漂わせているこ…

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アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

わからないまま何度も読みたい

再会は偶然。街中で助けを求められたエリート商社マンの瀬田がどん底まで堕ちた元同級生の園山から「オレのこと飼ってみない?」と言われるところから物語はじまります。

最初はちゃんと家政夫のようなことをしていてもすぐに仕事をおろそかにしてだらしない姿でパチンコをする園山。そのことに対して注意した瀬田にイライラした園山は出て行こうとし、そんな園山を瀬田は焦って引き留めようとします。

完璧に見える…

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アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

個人的には「萌え」を求めるよりも「情と絆」を感じる作品 

展開的にはページが進めば進むほど分かって来る事が多くて、読みながら考え、考えると同時に知っていけるような読み応えがあります

その分かって行く上での「過去」や「ストーリーの裏側」の組み込みの上手さや醍醐味のは面白さを感じつつも、だいぶフィクション感はあるような気がしました…

全くの作り物って事を感じるのではなく、これがリアルだったらちょっと辛いなぁ~って思ってしまうような事もそこそこある…

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『アンバランス・バランス』電子限定描き下ろし「記憶違い」 特典

記憶違い

「アンバランス・バランス」電子限定描き下ろし漫画となります。
4p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


タイトル「記憶違い」

中学時代の体育の記憶…
2人1組の準備運動で、いつも通りひとりあぶれてる瀬田。
なんと今日は園山もひとりで、瀬田と組むことになりました。
ストレッチの時に痛がってたら園山が「Mなの?」と。慌てて否定する瀬田だけど。

…さて現在。H中にそ…

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アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

人間の曖昧模糊

やっぱり上野ポテト先生の作品世界は独特。
他の誰ともかぶらないところが素晴らしい。
さて、本作。
女性にモテるエリート商社マン・瀬田が、路上で絡まれている男を助ける。
その男は偶然同級生の園山で、住む場所の無い園山を自宅で住まわせる事にするが…
…というお話。
実は瀬田は中学時代に園山がイジメを助けてくれた事があって園山が好きなわけで。
一方園山はヒモ男で、最初はご飯作ったりしてるん…

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アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

どうしようもない2人……だからこそ愛おしい

先生の前作が好きだったのでこちらも購入させて頂きました。今回も、中盤以降にえ!?という驚きがあってストーリーにどんでん返しが起きていて惹き付けられました。

商社マンの瀬田と中学時代の同級生でヒモとして飼われることになった園山のお話です。
園山の何をするにも無気力(だけどやらせたらできる)所と、生真面目で人の気持ちを読んで行動する事が苦手な瀬田。中学時代も人気者の園山に対して陰キャで思った事…

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アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

No Title

エリート商社マンの瀬田がある日助けたのは、偶然にも同級生の園山。仕事も住む場所もない園山に「オレのこと飼ってみない?」と言われ始まる同居生活。
家政夫として雇ったはずが、仕事もロクにせず酒に煙草にパチンコ…とクズな園山。瀬田は真面目で堅物すぎるけど、実は長年育んできた園山への拗らせ愛が爆発しててかなりヤバい〜。

本当の事って見えないけどだからこそ相手を想って一生懸命考えて、その気持ちが尊い…

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アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

流石...

上野ポテト先生の新刊✨
charaさんからは初めてですかね?

先生の作品はあまりにも素晴らしいので、いつも期待値100(MAX)からスタートするにも関わらず、がっつり超えてきます。

今作はエリートリーマンとヒモということで、読む前は「どちらかというと積極的には読まないタイプの作品だな」と思っていたんです。
が、流石は上野ポテト先生でした。
ベタな闇系(?)共依存作品が苦手なのです…

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アンバランス・バランス コミック

上野ポテト 

どうしようもなさを感じるには感じたけど

手のひらで転がされているように感じた物語の導入が、後半に差し掛かるタイミングでまさかそんな裏事情が隠されていたとは。物語の変化をつける技の上手さや、引きつけ方はさすがの作者さんです。

好きの想いをとことん引きずってしまう愚直な瀬戸のキャラクター性が面白く、天然なんだかちょっと変人入ってるところが物語の良いスパイスになってます。
自分の想いを急に熱く語りだすあの感じはイイですね。瀬田の相談や…

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