高久尚子さんのレビュー一覧

フロムイエスタデイ コミック

高久尚子 

5カップルの楽しい話

5カップルのショートの詰め合わせです。表題作は1・2で2作品あるというのが面白いです。
はっきり分からない作品もあるのですが、すべて学生が登場するという共通点があるように思います。

助教授×助手
「SAY YOU LOVE ME」
「たまにはこんな休日をでも」
「蓮水先生大好き」
「フロム イエスタディ2 蓮水先生と流一くん ~冗談ですか愛ですか~ 」
女装して劇に出ることになっ…

3

うつむく視線 コミック

高久尚子 

「フロムイエスタデイ」のスピンオフ作品

全4話の長編、コラボ的な後日談、ベッドでのプレイを描いたショートが収録されています。

「フロムイエスタデイ」のスピンオフ作品ですが、未読でも大丈夫だと思いますが、可能なら2冊続けて読まれた方が良い気がします。
とはいえ、前作の蓮水×流一はショート連作ですしコミカルテイストが強いので、そちらの印象で読むと予想を外されてしまうかもしれません。でも良い方にですよ!発売年が5年後なので当然の話なの…

1

恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

高久先生の絵も美しいよ!

高久先生の絵に惹かれて購入しました。あと、帯の「一度だけでいい、この人が抱いてくれるならなんでもする。」というのを見て、これは大好物の健気受けちゃんかペロペロ〜と思って購入しました。笑 安西先生の本は実は初読みになります。
蓋を開けてみれば、この受け様未知也は、ろくでもない男に引っかかる寂しがりやの健気受けさんでした。そんな彼は、幼少期の親からのネグレクトを通して、自分で生き抜く力を身につけ…

4

歯科医の憂鬱 小説

榎田尤利  高久尚子 

安心して楽しめる

限られた本棚スペースなので、必然的に読後気に入った作品だけを残すしかない状態なのですが、この作品は今でも私の本棚にあります。
恋愛に自信のない健気な受けと、そんな受けを溺愛する攻めという組み合わせは大好きなカップリングなので何度も読み返しています。
派手なお話ではないのですが、すごく居心地の良い場所で一息つくような、ちょっと時間のある時に読みたくなる作品です。

1

恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

ノンケ堅物×寂しがり屋のゲイ

同棲していた男に逃げられたゲイの受けと、その男に妻を寝取られた夫攻めという、ある意味残りものなカップルの話です。

受けはろくでなしの男に貢ぐタイプの人。そばにいてくれれば誰でもいい、目の保養になるからどっちかといえば優男なイケメンがいいかなーくらいの在宅フリープログラマー。貧乏な家庭で育ったけれど、現在はいいマンションに住み、不労所得で食べていけるくらいの金持ちです。
片や攻めは、仕事人間…

22

恋の傷あと ご購入特典書き下ろしペーパー 特典

恋人がもたらした変化

本品は『恋の傷あと』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、
未知也が久しぶりに口説かれた夜のお話です。

未知也は修司とつき合うまで
務め人と付き合った事がありませんでした。

修司はスーツで仕事をして
帰ってくるとネクタイを緩めるのですが
その仕草がめちゃくちゃカッコよく見えます♪

ねぇねぇ、ネクタイ緩めるの
もう1回やって

目の前でそれをやられ…

4

恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

傷あとに効く特効薬あります。

とても爽やかな読後感の一冊でした。物語の内容と高久さんのイラストがマッチしていて凄くいい。
自分の欲望に忠実な人物が割と多く出てくるので、そこは好みが分かれるかもしれません。

黙って行方をくらました、同棲していた恋人(恭平)の不貞と諸々の悪事が原因で未知也(男運の悪いゲイ)と橋口さん(堅物のリーマン)は一緒に恭平の行方を探すことになるのですが・・・
行動を共にするなか、橋口さんと自分は「…

12

恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

スピード感が面白い!

面白くって夢中になってあっ!という間に読んでしまった。未知也の同棲していたはずの恋人・恭平が何日も外泊して、逃げられたと気づいた時、橋口という男が恭平に会いに乗り込んできた、恭平は橋口の元妻を妊娠させて行方不明になってしまったらしい‥未知也は橋口と共に恭平を探し始めるが‥
未知也はゲイで幼い頃から寂しがり屋、誰でもいいから側にいてほしくて、少し優しくされるとコロッとなってしまい財布代わりにされて…

12

天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

逃避行といえば。

一つの作品の中でユーモアとペーソスを交えて描ける技術も素晴らしいですけれど、コメディ・シリアス両方を描ける作家さんって、やっぱりスゴいなぁと思うんです。

サスペンスはあんまり好んで読まないので、このお話のようなソレっぽい感じの「風味」だと気負わずに読めて自然と引き込まれました。遠召と高知の視点が交互に配置された章立ても、二人ともあまり自分のことを語りたがらない境遇にある人物ゆえに、自ずとそれ…

10

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

タイトルの意味を知った時

潔癖症の連と特殊清掃を仕事にしている長谷川。この対局具合が素晴らしいです。
猫のカギが事故にあったシーンはこっちまで息がつまりましたが、この事故に関して己を責める連の事をおもうと辛かった~。。

後半の長谷川目線のお話もすごく良かった。
長谷川が匂いを感じなくなったり、お見合いをするという連に対して激昂して険悪ムードになってしまったり…
ハラハラなシーンが多かったです。
他の作品みたい…

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