高久尚子さんのレビュー一覧

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

無題

特殊清掃の話です、こういうの苦手な人多いかもしれないですね。

あらゆる壁という壁に蛆のわいた死体が張り付いたような部屋も掃除するのでしょうか、線路で内臓丸出しになって引き摺られた物を綺麗にしたりもするのでしょうね。

ここには守備範囲の広い方が多いので案外こういうのもお好きなんじゃないかな。

ちなみにもう片方は潔癖症の方です、初めて相手の職業を知った時に後ずさりして「触るな!」と言…

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ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

仕事も恋も!!

影では認めあってるのに拗れに拗れてぶつかってしまう。
こんな2人でどうやってラブに発展してくの!?ってくらい関わり無く、関わったら関わったで険悪!?
加納の頼りにされたいのに上手くいかないジレンマが苦しい!!

そんな時に周りとも大狼とも上手くやってる並行世界へ飛ばされる。
そこで何が足りなかったのかどうしたいのか仕事も恋も真面目にもがくの胸にきました。

加納の気持ちを汲んで 素っ…

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歯科医の憂鬱 小説

榎田尤利  高久尚子 

私も歯医者さんは好き!

あとがきに書かれていた「歯医者さん、結構好き」に私も!と思わず叫んでしまいました(笑)

三和先生、歯医者の時とプライベートでは全く違う性格になってしまうという二面性を持ってます。歯医者のプライドというか、責任感というか。
なので歯医者の三和先生はハッキリ物を言うし、治療のためならと患者からの悪評も辞します、普段の三和先生は謝ってばかりの、人との干渉を避ける人。

恋愛なれしていない二人…

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恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

同棲していた恋人噂を辿る話

独りでいることが嫌いな主人公が、
深い詮索をせず家に引き込んだ相手が、突然失踪。

相手が登場しない噂話形式の「みなとのヨーコ」スタイルのまま終わるのかと思ったら、オチがちゃんとついた結末だった。

未知也:独りで居たくない寂しがり。
  自宅で株取引等で稼いでいる。

恭平:未知也が同棲していた男。 突然蒸発。
  本命の女の為に、嘘を吐いて金を稼ぎ歩いていた。

原口:或…

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星のない世界でも 小説

北ミチノ  高久尚子 

苦くて爽やかで熱い美術系の青春

初めて読む作家さんでした。
美術の予備校に通う浪人生と、同じ予備校に通う才能溢れた現役受験生

寮から予備校に通う中、よく描けたと思った絵が「光るものがない」と酷評されてしまった浪人生の陽斗。予備校の中である作品に惹きつけられて圧倒されてしまう。その作品の主は自分より歳下の現役生で、変わり者だと有名らしいが…。

陽斗は、のほほんと朗らか。現役生の準星は、作品に立ち向かう熱がすごく高くて…

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僕はすべてを知っている(3) コミック

高久尚子 

面白かったー!仕事に恋に奔走する和倉が可愛い

1.2巻とめちゃめちゃ笑えて、3巻は主人公交代かな?別カプだったら嫌だな等と思いつつ購入しましたが最高でした!
後輩指導に悩む金沢のお仕事BLでもあり、浅野への恋心がブロークンな和倉の暴走もあり、彼らの仕事に真面目で可笑しな雰囲気が癖になります!!

和倉先生の生き方が不器用で恋愛不憫なのが可愛い!BLって最初からカプ設定ありきだから、こういった本命の失恋シーンが新鮮でした。そして浅野さんの…

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小説家は誓約する 小説家は懺悔する3 小説

菱沢九月  高久尚子 

完結編

あー、この小説、決して大きな事件とかクライマックスがあるわけじゃないのに、とても彼らの想いが伝わってきて、記憶に残るお話だと思いました。

佐々原の「律が本気で好きになったのなら、泣いて縋るけれど、結局はお前を行かせる」がぐっと来ちゃいました。
実際にそんなことがあったら大変なことになりそうなくらい律を必要としてるはずなので、こんな言葉はその時だけだと思うけどね(笑)

初めての作家さん…

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小説家は懺悔する 小説

菱沢九月  高久尚子 

修司がカワイイ

あまり期待せずに読んだ(申し訳ない)んですが、期待を裏切って良かったです!!
律がちょっとおバカっぽい(まぁ淋しがりってのと男運が無いってところがそう思わせるのかも)んですが、過去の経験もあって仕方なかったのかな。

しかし、昼間の数時間の間に引っ越されて取り残されちゃうって、考えられないと言うか、そりゃ立ち直れないよ…一柳兄弟がいて本当によかった。
この兄弟がめちゃくちゃいい仕事してます…

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オレはかわいい弟と【電子限定・18禁】 (X-BL) コミック

高久尚子 

すごいものを見た!夢に出そう

18禁…高久先生…。
いやもうすっごくビックリしました。目を見開いて読んでしまいましたが、とても面白かったです。

弟の執着、兄の享受がうまくマッチしていて、でも共依存とは何となく違うような気もするし…何だこの感覚!?でした。

最初から最後までalways alltime 身体を繋げています(^^; お兄ちゃんの圭は身体大丈夫か?と心配になるほどで、読んでると心なしか私の身体にも力が…

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50番目のファーストラブ(表題作 純情サノバビッチ) 小説

月村奎  高久尚子 

ヤリチン相手に緩やかな愛情

若くしてヤリチンと評される瞬介は母親の愛情を求めてか年上の後腐れのない女性達を相手に、大学生なのに既に49人の相手をしていた。
しかし、運命の相手なんているのか?いるなら50人目がそうなのか?などと思いつつ、友人の兄に出会う。

健はなんのことは無い、どちらかと言うと嫌な奴だったが、嫌悪からギャフンと言わせてやろう、男の自分にメロメロになったところで振ってやろうと画策。
なのに健と会ううち…

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