芹澤知さんのレビュー一覧

カラー・コレクション-PARADE- コミック

芹澤知 

作品という名のラブレター受け取りました

漫画は作品という形で、後世に残ります。
高校生の頃に読んで好きだった漫画作品は時間が経ったいまでも覚えていたりします。
作品が心を動かすのは芸術作品でも、漫画作品でも、良い物はやっぱり心に明かりを灯してくれます。
そんな気持ちを思い出させてくれた今作です。

前作の続編の3CPのその後ですが
人生山あり谷ありで、楽しい時間だけを一緒に過ごせないのがパートナーです。 
三者三様で、胸に…

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カラー・コレクション コミック

芹澤知 

芸術は爆発だ!

作者買いです。作品の幅が広くて深い。
今回は3CPのオムニバス形式です。
彫刻家×デザイナー→正反対な君と僕
モデル×彫刻家→翼の折れたエンジェル
教授×元リーマン学生→光タイプの男子をゲットだぜ!
ってサブタイトルを付けさせて頂きました。
みんな違ってみんないい!のお手本でした!

個人的に1番好きなのは3CP目です。
拗れたオジの心を溶かす光属性男子が好きなんですよー!
か…

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雪の妖精 コミック

芹澤知 

雪解け

成美輝一(なるみあきひと)27歳,カメラマン✕穂村春樹21歳,農家のピュアラブ。
カメラマンが性癖です。
性癖って言い方かなりおかしいけど、BLに限りグッとくるんだよねー。
好きを目に焼き付けたいって視線が好きなんだと自覚しております。
輝一が、春樹の心の隙間にある一旦溢れてしまうと止まらなくなるからずっと蓋をしていた感情を溶けていくのが、ただいまとおかえりの数に比例していくストーリー展開…

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ホワイトライアー コミック

芹澤知 

素直にも強欲にもなれない…ふたり

若手人気俳優,22歳陣ノ内大河✕美容師,28歳白石慧の再会ラブ。
ふたりのどちらも感情表現が分かり辛いかったようで突っ込みところが多いの感想もあり、完全に私なりの解釈になりますので、解釈違いはご理解を。

大河が初めての撮影でのヘアメイクが慧でした。
私はその時点で大河は一目惚れしていて「またね」のセリフは全て慧に向けたもので、初恋の気持ちだけを胸に慧の名刺をお守り代わりに、いつか何処かで…

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ホワイトライアー コミック

芹澤知 

1本の映画みたいでした。

読んだのは去年。レビューが良くて、買いました。1番記憶にあるのは、美容師の作品だから、髪の毛の作画やスタイルがとてもオシャレです。
ネタバレになりますが、俳優の黒髪の方の大河くん。ずっと、美容師の主人公に恋がれていて、執着しているところ。そこのすれ違いが、おねショタみ。いわゆる歳の差があって、最高でした。主人公が人間不信で⚫︎フレ扱いだったのが、さらによきです。あといたすシーンは、ドラマメインな…

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カラー・コレクション コミック

芹澤知 

リアルダビデ像が拝める作品はこちらです(イケオジも!)

2023年11月に読んだ珠玉の群像劇。すごく良かった!
見てくださいこの美しい表紙…数あるBL作品の中で一番好きな表紙を挙げてと言われたら、真っ先に本作が浮かびます。
著作では「秘め婿」は文句なしの神評価にしたのですが、「グレープ~」と「雪の妖精」がびっくりするほどハマらなかったため、本作もずっと気にはなってたものの、読むのは躊躇していました。
ところが当時「ホワイトライアー」が大ヒットして…

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カラー・コレクション-PARADE- コミック

芹澤知 

社会へ出た芸術家その後

1巻で出てきた三組のカプのその後6年後のお話でした。
登場人物それぞれのその後の生き方を読めて幸せでした。
芹澤先生のメッセージにあった言葉どうり、芸術家である事と社会人である事の両立って本当に難しいし、それでも理解し合えるパートナーと何とか生きて行くそれぞれのお話が素敵でした。
大地と大竹先生の話は切なかったですね。特に大竹先生はもうすぐ還暦という言葉に何故か私が衝撃を受けてしまい。本当に…

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カラー・コレクション-PARADE- コミック

芹澤知 

どこまでも眩しい

美大生がメインだったカラー・コレクションの何年後かの世界を描いた続編にあたる今作。変わらず3組のカップルのその後が描かれています。

カラー・コレクションの時から思っていましたが、全くご都合ではない厳しい現実や恋に切なくなる展開も多くて、でもそんな中でも夢を見続け恋をする彼らが眩しい作品だと思っていました。

そして続編、そんな彼らが歳を重ねたことでさらに重かったりままならなかったり苦しか…

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グレープフルーツムーン コミック

芹澤知 

グレープフルーツムーンとは

芹澤先生のデビューコミックスだそうなのだけど、この頃から画力がずば抜けていてとても綺麗!
お話の要なケーキも、キラキラしていて美味しそうでお上手。
『グレープフルーツムーン』とタイトルにあるように表紙のケーキがグレープフルーツのケーキで作品に絡んでくるのだろうなと思っていたけど、なるほど...!
言われてみたらそう見えるけど私にはない感性だった。
センスがいいな。
最後まで読むと実は香月…

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カラー・コレクション-PARADE- コミック

芹澤知 

それぞれの大団円

前作からのまさかの続編の報を知った時から
この1冊が刊行されるまで楽しみで仕方なかったけれど、
こんなにも素晴らしいエンディングが用意されているとは思わなくて、
とにかく感無量の一言に尽きました。

天野と彩輝、大竹と大地、利人とミハイル、前作同様に
3組のカップルが登場し、それぞれの後日談が描かれています。

『ふたりのアトリエ』天野×彩輝
活動の場を海外に移し、アメリカと日本…

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