高星麻子さんのレビュー一覧

蜜恋エゴイスティック 小説

間之あまの  高星麻子 

甘いのに容赦ない攻めが良い…!

作家様買いです。


希理の過去の話が辛くて切なくて、胸が痛くなりました。
小さい体でこんなにも色んなことを考えていた希理。

大人になっても誰にも言えない秘密のせいで
翔吾に「好き」って言えなくて、その時の希理視点の感情もすごく辛かったです。
最終的に秘密の件も解決するんですけど
その時に改めて翔吾の希理に対する執着心を知ることになり
執着ワンコってすごい!って思いました。

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飼い主はなつかない 小説

菱沢九月  高星麻子 

前半は好きだった

普段レビューは書かないのですがかなりモヤモヤしたので自分の思いをまとめてみようかと思います。

受けの夏生がとっても可愛いんですよ。
不思議なちからとそれによる弊害から、人と関わらないようにする、嫌われるのも別にいい、そんな風に他人と距離をとってきたナツが出会った金色の作倉くんはまさに運命でしょうね。
コミュニケーション能力が壊滅的なナツの正直で素直でストレートな物言いがすごく可愛いんです…

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家路 小説

水原とほる  高星麻子 

道行 

後書によると「探す旅」がテーマの2016年発刊の本。
「ロードムービー」(road movie)とは、
旅の途中で起こる出来事で構成する物語。和ものでいう「道行」。
道行といえば、西鶴や近松門左衛門の悲恋を思い出すけど、この話は、ハピエンだった。

後書から、
●高校生・未来:
万年貧乏の母が、有り金全部を持って突然失踪。
母を探す旅が、自分を探す旅になる。

●整理屋・塔馬芳…

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薔薇と接吻 小説

杉原理生  高星麻子 

バンパイア・ファンタジー はじめの巻

じっくり、ゆっくりの杉原理生先生のファンタジー。

2018年以降、新作が無いのが気になってます。
この作品は、2014年販売開始の電子版。表紙のみ挿絵無し。

律に、「二十歳になるまで自分のことを覚えていたら迎えに来る」と言っていたのに、
再会した櫂は、律を忘れていた。
櫂が律を思い出して、千年生きた一族の代表と交代するまでの物語。
日本人のバンパイア、シリーズは四作。続編も読ん…

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「初恋ドラマティック」電子限定SS「アレクサンドルは上機嫌」 特典

アレクサンドルの気持ち

ラファエルの飼い犬のアレクサンドル視点のお話です。

アレクサンドルの話し方?が最初は気になったのですが
考えてみたらアレクサンドルはもうおじいさんぐらいの年齢だろうから
この話し方で何もおかしくないんですよね!(*´▽`*)


ちゃんと番ってるとかもわかってるのがさすがだし
アレクサンドルが、ラファエルのことをすごく好きな気持ちが伝わってきて
こちらまで心が温かくなりました(…

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初恋ドラマティック 小説

間之あまの  高星麻子 

一貫している二人の想い

作家様買いです。

他の作品のスピンオフと知らずに購入しましたが
こちらのお話だけでも十分満足することが出来ました(*´▽`*)


『今』から『過去』に回想されるので、
『今』の段階では謎が沢山あり、頭に『???』が浮かんだのですが
『過去』のお話が始まり段々と二人の関係がわかってきます。
流衣が自分は彼を知っているけど
彼は自分を知らないと思っていた意味がわからなかったけど…

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白虎王の愛婚~誓いの家族~ 小説

鳥谷しず  高星麻子 

時渡りの池

オメガバースを土台にした神話ファンタジー。

獣人と神子が存在する世界
男でも子を卵で産むことができる神子族
神子の族長に降りた神託により、蘭千隼は、王の嫁に決まる。
候補の王子から皇太子を選び、その子をなすために、皇都へ向かうことになる
道中の護衛をするのは、幼い頃に千隼との結婚の誓を破った白虎の親王・紫凰だった。
 紫凰は、不完全体の獣人、黒虎より格下の白虎で、生母は罪人。おまけ…

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一夜妻になれたら 小説

黒崎あつし  高星麻子 

亡き母親の執着が重い

2013年刊、『お嫁さん~』シリーズ5冊目。
今回は3冊目に登場したイベント会社の影の立役者"三賢者"の最年少・十和田に攻めキャラの役目が回ってくる。
十和田、イケメンだったんかいっ!?
確かこの後に続く6冊目では、やたらと部下に『馬鹿』って言う口癖に苛ついていい印象がなかったのだが…
実は過去に『奥さんにならなきゃ』がシリーズ物とは知らずに読んで『趣味じゃない』判定を…

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お婿さんにしてあげる 小説

黒崎あつし  高星麻子 

そこはちゃんと怒らないと!!

2011年刊、『お嫁さん~』シリーズ4冊目。
この巻は前作の登場キャラとの繋がりが薄いので、シリー全部読むのはちょっとしんどい、でもどれか一冊試しに読んでみたいって場合に勧められるかな。
ちなみに受けキャラが30歳近いせいか、6作中で一番ベッドシーンが多かったかも。
無理矢理抱くに至る攻めキャラの動機が何かヘンなものだったが。

幸哉側に事情があったとはいえ、弟のように可愛がっていた秀人…

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花嫁いりませんか? 小説

黒崎あつし  高星麻子 

『花婿要りませんか?』のほうがしっくりくる

2010年刊、『お嫁さん~』シリーズ3冊目。
前巻『旦那さまなんていらない』に登場した鷹取家の最年少の使用人・高橋くんが攻めに昇格するよー。
ちなみに彼は年下攻め。
聡一も脇役に回って話に絡んでくるので、そちらも読んでおいたほうがいいと思う。
聡一って随分とクセ者だったのね。
印象が変わってどう理解していいのやら。

大学生時代に流生(るい)は、恩人にあたる聡一に指示されるがまま若き…

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