十河さんのレビュー一覧

毒を喰らわば皿まで ~箱詰めの人魚~ 小説

十河  斎賀時人 

毒を喰らわば皿まで 3作目

個人的には第1作がいちばん好きです。
完全に悪だったアンドリムとマラキアは、だいぶ、根はいい奴になってきたなあ、と感じました。
しかし、今作も面白く、一気に読み進めてしまいました。

1作目のエピローグでサラッと綴られた、アンドリムとヨルガの最後までのエピソードが少しずつ明らかになり繋がっていくのが面白く、切ないです。
Xデーまであと何年、、、、?と数えてしまいます。

リサルサロス…

3

毒を喰らわば皿まで ~箱詰めの人魚~ 小説

十河  斎賀時人 

シリーズで一番BLしてた!

シリーズ3作目⭐︎今回は前作、前々作のキャラが目白押し。
その後の皆さんが垣間見れる感じでした。
3作目はそれぞれのキャラクターの掘り下げのが表立ってたかな?
設定が細かくて行きつ戻りつしながら読みましたが、ストーリーだけでいうと2作目が一番面白かった。

BL作品で女の人がしゃしゃってるのが嫌。ってコメントを時々見かけますが、今作でその気持ちに激しく共感。
美意識高い男の子が、俺はお…

3

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

その林檎は齧るな

毒をくらわば皿まで
#一度悪いことをしてしまったのなら徹底的に悪事を行い、最後まで悪に徹する#
という意味らしいのですが、個人的に一巻のアンドリム様の悪事は記憶が目覚めて以降はそこまで??って感じがありました。
他人に苦しめても屁とも思わず自分が豊かになる事だけに邁進していたのに、記憶が戻った後はただひたすら復讐に徹する。
物語としては面白かったのですが、タイトルから期待してた悪とはちょっ…

4

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

全てはアンドリム次第

なんかもうアンドリムしかわからん!って感じですね。

伏線があったんでしょうが薄っすらとしか読み取れず。
今作もアンドリムの頭脳は冴え渡り、他国の後継者問題まで解決してしまい。
アンドリムのすることはただではすまない。
何重にも利益と遠回りや何十年先の平和のため?

しかもその理由が愛するヨルガのためだったの?なんかものすごい壮大なスケールですね。このお話も前作のラストのワンコと少年…

2

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

そもそもの動機がよくわからない

長かった…。挿絵がなく登場人物の区別が最初のうちは判別できなかったのですが、読んでるうちにわかるようになりました。

途中までは、これどうやってBLになるの?
アンドリムは何をしようとしてるの?
アンドリムの目指すところや、そもそもの動機がわからないまま読むことになります。

娘が死を宣告された時点で前世の記憶が戻ったとのことで、娘への愛情はいつ育まれた?前世で家族仲が良かったから無条…

7

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

サブカップルが好みだったので

断罪イベントや悪役が前世思い出して~っていうのは所謂流行のテンプレなんです
でも、悪役が悪役令嬢の父親で陰謀巡らせて回避したりざまぁしたりするんですね

ムーンライトノベルズ(BL小説サイト)でも少し読んだ記憶があります
書籍化したんだなーって今更ながらに知りまして

BL小説サイトの小説は割と読むほうなのですが女性キャラ出すと地雷っていわれて嫌われたりしやすいんですよね
しかしこの…

5

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

BL圧倒支持!!に一票

 乙女ゲーの世界に転生もの…という設定だったので、乙女ゲーが苦手だけに非常に心配でしたが、帯の「BL読者圧倒的支持!」が物語るように完全に取り越し苦労でした。

竜の加護を受けたファンタジー世界での華やかな貴族社会の策略陰謀ものですが、乙女ゲー要素も入っているので、BL小説に無い味わいがあり新鮮で非常に面白かったです。先が気になる展開で続きが気になり、夢中になって読み進めました。
特にアドベ…

5

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

神作です

こちら神作です
アンダルシュでは重版を重ねられるのもわかります

私もアンドレアムにどハマりした口で
こんな素敵キャラを描ける十河さんにはもう
感謝と尊敬の眼差ししかありません

むむぅ〜そうくるかといった息を吐かせぬ策謀に、全編に渡り毒の染み込んだ物語!最高

4

毒を喰らわば皿まで ~箱詰めの人魚~ 小説

十河  斎賀時人 

ダーーーーーーーーーーク

表紙に惹かれて購入したものの(さかのぼって1巻から読んでみたものの)ダーーーークな内容にあぷあぷだったので中立にしました。これでもか!というぐらい、血みどろどろぐちゃなところも少しあるので、読む人を選ぶんじゃないのかなあ?よくあるゲーム世界への転生ものとは全く違う展開になっているお話、本編300pほど、シリーズ3作目。

パルセミス国王のウィクルムとベネロペの結婚式を1か月後に控えたある日、送…

7

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

悪役の面白さは格別

「毒を喰らわば皿まで」シリーズの最初の巻。
web系作家の本は価格が高い、値段なりの価値があるのか様子を観ていたけど、これは面白かった。
主人公は美貌の中年、悪役。乙女ゲームの悪役・宰相アンドリムに転生していた。

気付いたら、浮気をした王太子から、娘が目の前で婚約解消をされていた。
王太子は、龍の巫女だった主人公の娘との婚約を解消、そして龍の贄巫女(龍の餌)にする。
・・・前世?の記…

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