黒埜ねじさんのレビュー一覧

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

名作だと思います。

初めてレビューを書きます。
なので他の方のようにうまく文章が書けませんが、ご容赦ください。
久しぶりにとても良い作品を読ませていただきました。

異世界にも行かない、獣人も神様も出て来ません(これはこれで好きですが)お決まりの当て馬展開も無し。
静かに、ほぼ受攻2人の物語なのに飽きもせず読まされました。
発売から少し年数は経過してますが、それも感じませんでした。

ずっとコミックに…

0

刑事に一途なメランコリック 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

一番可愛い刑事だよ・・・

「恋は誰かに認められて喜ぶものじゃない。祝福があれば、永遠に続くものでもないだろう」

刑事シリーズ既刊4冊に夢中になり続きが待ち切れずこちらを読みました。今までの刑事シリーズで一番文章が好きで引き込まれました‼︎
台詞との混合になりますが、
“強がってるけど、弱くもない。けれど、強くもない。”
こんな相反する絶妙な言葉大好きです。

今回、恋心的に抜き差しならないのにこのままでは一…

1

狂おしい夜を止めて 小説

杏野朝水  黒埜ねじ 

15年ぶりの再会ストーリー。

ちょっともやもやした気持ちになるのですけど、なんだろう、たまに読みたくなる。

受け様の霞は、翻訳家。
攻め様は、学習塾講師の恭平。
2人は高校生の時付き合っていたのだけど、恭平の母親にそれがバレて、自分の両親へ告げられ。
恭平の母親だけでなく、両親からもヒステリックな対応をされ、追い詰められた霞は、優秀な恭平の将来の為にも自分を忘れてくれるよう手酷く振って別れることに。

霞の事が…

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刑事に決め手のプロポーズ 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

今作について。
刑事にシリーズのカプを示す代名詞「インテリヤクザ×組対(マル暴)刑事」
魅力的なカプ表記ですが、本来なら相容れないインテリヤクザ田辺と組対刑事大輔の禁断の愛を指しているわけで。
どちらかが己の代名詞を返上しなければ立ち行かなくなる危うい関係。
その危うい関係を断ち切るべく、田辺も大輔も行動し、ついに決着へと向かいます。それぞれが自分の中でそうする以外の道はないと行動するので…

11

刑事に冷めない熱情 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

やっとやっと…

これで完結しちゃったの?
寂しい〜
個人的に田辺がすごく好きなんですよね。
めちゃめちゃゲスな男なのに、惚れた相手にだけ甘々でデロデロで……っていうのが大好き♡

今回は、大輔が佐和紀に嫉妬して田辺を突き放すところが切なかった。
未だに佐和紀の身代わりだと思っている大輔……バカー!
でも、そこを佐和紀に取り持たれる形になる展開が面白かったです。

単なる暇潰しで犯された最悪な始ま…

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刑事に決め手のプロポーズ 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

あらたな展開への序章

このシリーズ大好きです。
今作も良かった!
本当に先までよく練られたストーリーだと思います。

今回は、まるで「賢者の贈り物」のような話で、
大輔のために足抜けする田辺と、
田辺のために刑事をやめようとする大輔。
お互いの思惑は知らないまま、
それぞれがお互いを思い、守るために行動します。


倫子に会いに行き、けじめをつけようとする大輔と、
それに同行する田辺。 
しか…

9

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

もうひとりの彼を失った悲しみ

記憶を失った主人公・克己が、記憶喪失中にどこでどんなことをしていたのかを知りたくて捜索するうちに、弘之という男に出会う。その男こそが記憶のなかった期間の自分と一緒に暮らし、恋人として過ごしていた相手と知り、克己はしだいに彼が気になっていく…というお話。

克己は弘之と暮らしていたその期間、ユキと呼ばれて彼に大切にされていた。過去が明らかになるにつれて、最愛の恋人を失った弘之の悲しみが胸に迫り、…

1

刑事に悩める恋の色 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

甘いだけじゃない

とても良かったです^^
いつも意地っ張りで恥ずかしがりなや大輔が、
田辺の気持ちに応えようと、
言葉を選んで口にするところがとても良かったです。

田辺は相変わらず執着溺愛のスパダリですが、
大輔じゃないとダメだという気持ちが十分伝わってきました。
大輔の代わりはいないし、唯一無二の存在なんですね。

そうですよね。
誰かが誰かの代わりになることなんてできない。
だから、唯一…

6

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

ミステリーあり、恋愛あり。

フェアで割引に釣られて購入。
前知識なしに、購入。
神評価です。

物語にグイグイ引き込まれました。
ドキドキするミステリー要素あり、胸がキュンキュンするような恋愛要素もあり。
そして、最後はスカッとするような要素もあり。
さりげなく埋め込まれた伏線もピリリときいています。

うん。パーフェクト。
好きだわ。こんな展開。


予想してなかっただけに、高評価です。

お…

1

虎と竜 外伝 小説

四ノ宮慶  黒埜ねじ 

強面が恋に振り回されるのを見るのは楽しい

バイオレンスに萌え滾った『虎と竜』の外伝。
多分、同人誌に書かれたもののまとめ出版なのではないかと思われます。
なので、本編をお読みになっていない方は、多分楽しめないと思います。
また、本編に比べれば暴力描写はライトですが、エンコ詰め等の暴力シーンがあります。本編をお読みになれた方なら大丈夫だとは思いますが、R15、下手をすればR18位のエグさでございました。

3編のお話が入っています…

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