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表題作刑事に悩める恋の色

田辺恂二:インテリヤクザ
三宅大輔:組織犯罪対策課の刑事

あらすじ

県警の組織犯罪対策課、通称マル暴の刑事、三宅大輔とその情報源のインテリヤクザ、田辺恂二。田辺の兄貴分である大滝組若頭補佐・岩下周平の情報と引き換えに始まった肉体関係はすでに七年近く続いていた。そんなある日、大輔は、岩下の『男嫁』佐和紀と交わした約束を果たすため、田辺を伴って数年ぶりにひとり暮らしの母のもとを訪れる。二人で母親に挨拶に行け――それが佐和紀の出した条件。だが「恋人宣言」などできるはずもなく、田辺を友人として紹介する大輔で…。その夜、実家近くの老舗ホテルに泊まった二人。酔いつぶれた大輔が眠ったあと、田辺はひとり彼の実家へと赴き、離婚の原因は自分が大輔に横恋慕したからだと母親に告げる。――刑事とヤクザ…いつの間にか恋愛感情が生まれ、ケジメをつけないといけないものになりつつある関係の、その行き着く先は…?

作品情報

作品名
刑事に悩める恋の色
著者
高月紅葉 
イラスト
黒埜ねじ 
媒体
小説
出版社
シーラボ
レーベル
ラルーナ文庫オリジナル
シリーズ
仁義なき嫁
電子発売日
4.8

(16)

(14)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
78
評価数
16
平均
4.8 / 5
神率
87.5%

レビュー投稿数2

やっと。。。

発売から2ヶ月、やっと購入できました。この数日で、もう10回以上は読んでます。
本当に、本当に大好きなシリーズです。
田辺くんが大好き過ぎて、少しでも会いたいと、『仁嫁シリーズ』を全巻、購入したくらいです。こちらのシリーズは、イマひとつのめり込めないんだけど、それでも、この『刑事にシリーズ』の背景を知る事が出来るし、数冊にちょっと登場する田辺くんにときめいています。
今回、田辺くん、ホント、良かったねぇ~ やっと報われたって感じですね。
二人が幸せ過ぎて、すごく嬉しい。
でも、まさか、これ、完結じゃないですよね。
続き、本当に楽しみにしています。
早く、また、田辺くんに会いたいです。

6

甘いだけじゃない

とても良かったです^^
いつも意地っ張りで恥ずかしがりなや大輔が、
田辺の気持ちに応えようと、
言葉を選んで口にするところがとても良かったです。

田辺は相変わらず執着溺愛のスパダリですが、
大輔じゃないとダメだという気持ちが十分伝わってきました。
大輔の代わりはいないし、唯一無二の存在なんですね。

そうですよね。
誰かが誰かの代わりになることなんてできない。
だから、唯一の人のために懸命に尽くしてしまう。
田辺の想い、よく分かりました。

お互いがどうしようもなく好きすぎる二人が、
ずっと一緒にいられるためにどうしていくべきなのか……
その答えを一緒に見守っていきたいと思います。

6

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