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結婚2周年記念+佐和紀の世話係3人の慰安旅行も兼ね、バリに行く御一行様。飛行機を怖がる佐和紀は可愛かったけど恵まれない子供時代だった佐和紀は様々な事に対して経験値が少ない、と思うと切なくもある。
旅行先で奇跡的に出会ってしまった周平の実の家族。ヤクザになる前の周平がどんなだったかが今作でわかります。必死の覚悟で捨てた家族と簡単には会えない周平と家族の縁が薄い佐和紀が人情を重んじての行動がすれ違っていくのは悲しかった。でも一つ一つトラブルを超える度に絆を深める2人。今回もハラハラしましたが安定カップルです。
が!今回私が注目したのはそこだけではない。前巻初登場で色々やらかしてくれた支倉。彼がいい味出してます。佐和紀に対してはデレデレになる男ばかり登場するこの小説の中で唯一佐和紀に向かって「自分の感情をあの人に押し付けるんじゃない!」みたいなタンカをきるシーンが素敵。周平の事好きすぎだろ。恋愛ではないとはいえ佐和紀に横恋慕してるシンとあまり変わらないよ。プラトニックって点でも。
佐和紀を抱きたいって思わない時点で私の中では受け属性決定。あのイラストのオールバック、スリーピースで敬語キャラで仕事できるタイプ。ああいう受け好き。いつもきっちりしてる人が乱されてるの見たい。周平の人生のパートナーは佐和紀でも仕事のパートナーの座は譲らないもんね、みたいなスタンスが可愛い。誰かエロい支倉さんの体を慰めてくれるいい男が現れないかなあ。
わお。
シリーズ9冊目なのに凄い神率だぁ。(電子の旅空編みるとまた違う評価だけれども。紙と電子では内容も少し違ったりするようなので)
今回やっぱり特別甘かったからですかね?( ´ ▽ ` )
ええ。もちろん甘いモノ好きの私も神評価で。
二度目の結婚記念日のお祝いでバリ旅行ですって♡そりゃ甘いストーリーにもなりますね〜。
前半はひたすらスィート。
後半は周平の家族、それに絡んだ過去も出てきてちょっぴりビター。
個人的にしっくりくる周平と家族のあり方に落ち着きました。
周平いわく、親離れ。
切れた縁を再び結んで手を取り合って…って、幸せそうだけど、それじゃぁ、違うよね。あまりにも予定調和だもんね(._.)
家族への感じ方の違い、触って欲しい部分、触られたくない部分…周平と佐和紀にはズレがあって、一悶着の後に佐和紀が家を飛び出すんですが、反省しながら泣く佐和紀も、佐和紀はきっと泣いていると落ち込む周平も、どっちも可愛い。そして必ず迎えに行く周平に萌える。
今回は「置いていかれる俺のさみしさも分かってくれよ」なんて言っちゃうから、なお萌えた!
二巻ほど前にシリーズのベストオブえろ!って言った気がするのですが、早速更新かな。
今回のえろも良かったっっ。
そして、周平のセリフも態度も糖度がすんごいです。こっちまで照れるわ!ってくらい。
このふたりは本当、果てしなく甘くなっていく(*´◒`*)
前回、支倉(周平の部下)感じ悪しとブツブツ言っていた私ですが、舌の根の乾かぬうちに、あれ?ブレない姿が格好いいぞって、イメージアップしちゃいました。
これからの登場も楽しみだ。
舎弟三人組がバリで女子と戯れる姿に寂しくなったりして、もう何目線で物語を楽しんでいるのか分からないですが(笑)ストーリーのあちこちに萌えながら、また次巻♬
2年目の結婚記念で舎弟3人も引き連れてバリ島へ。石垣も岡村も佐和紀に惚れていて可愛いやら可哀想やら。夫婦はバリ島でイチャイチャして楽しんでるのかと思いきや周平の妹とバッタリ出逢い、周平にストレスが。
家族を大切にして欲しい妹の気持ち、家族と縁を切った周平の気持ち。そして天涯孤独の佐和紀の気持ちが絡まり合った話でした。
今回はちぃが結構いい働きをしてた。何だかんだ言ってもちぃも佐和紀の事が気に入ったみたい。
石垣が前進することを決めたのを見ると応援したい気持ちと舎弟3人と離れることが寂しい気持ちが交差します