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沙野風結子 高宮東
ふばば
ネタバレ
ファンタジーとまではいかないけれど、いわゆる「特殊設定」もの。 時代は現代日本。 舞台は修道院。 主人公は、かつてその修道院に併設されていた養護施設で育った2人の幼馴染。 1人は、今は心理カウンセラーをしている幸成。 もう1人は、神父になって今は修道院長の慎。 そして、幸成は「天使憑き」です。 天使とは違いますよ。 天使憑きとは、人間の心臓につく「罪」を餌に食べる存在。 食べ続け…
沙野風結子 水名瀬雅良
碧雲
ネグレクト、育児放棄された兄弟。 葉越翼久(弟)・ホスト・23歳 葉越海理(兄)・大手食品メーカー勤務・25歳 母が夫が亡くなった後、男の家に泊まり歩いて、生活費も入れず帰宅したに。 電気水道ガスが止められて、最後のカップヌードルを食べた後、途方に暮れる。 どこかに支援と保護を求める知恵もない幼い兄弟。 弟は、兄を護るために兄に内緒で身売りを始める。 そして母親の名で兄にお金…
沙野風結子 和鐵屋匠
ate
途中まで陸、昇の関係が純粋に友情なのか恋愛関係にあったのかが分からなくて どっちだろ、どういう関係なんだろ、3人の関係性にドギマギしました。 恋愛じゃなかったにしろ、陸と昇は命をかけ合う特別すぎる関係で 陸と昇にしか分かち合えない山を愛する男の絆の深さ、 兄としても登山家としても入り込めないことに苦しむ蒼一、 クライミングの切迫感も加わってキリキリ苦しい。 その苦しさが、たいそう良かっ…
沙野風結子 笠井あゆみ
思った以上にSFでそうだったのか!!という驚きや作り込みは面白かったです。 でも、どーーーーにもモヤモヤする!! 則雅が実は…だったわけですが、 己裕の手のひらの返しっぷりに、ちょっと付いて行けなくて、あんなに慕ってたのに!? 則雅を想って悔しさを噛み締めてる己裕、記憶だけでも残して起きたいといういじらしさや高潔さに萌えていたので… 則雅の前でフェラさせられたシーンも背徳感いっぱいで…
沙野風結子 北沢きょう
165
すごかったです。読み終わったら脱力してあらすじも、あれ?どうしたんだっけ?とすでに忘れかけてます。 なんだか現実のエッチと最後の数十ページが印象が強すぎて、暁の葛藤や奮闘も薄れてきちゃって。 暁は九条の掌の上で、でも伊織が守ってくれたってことでいいのかな? 設定もすごいですね!調律師と夢生み。コントロールされてるようでお互いに侵食しあい。 伊織が暁のためにしたことも何もかも裏切りだ…
沙野風結子 奈良千春
窓月
大正時代が背景ということで、めちゃくちゃ楽しみにしていました。書影を拝見した時に、コメディ寄りかな?と思ったけど、がっつりラブしてて大満足♡ タイトルが全てを語っています。そして今作の裏テーマは「触手」です。先生、遊んでますよね?って勝手にニマニマしてしまいました笑 タイトルが秀逸なのは「しのび」がひらがな表記のところですよね。沙野先生の作品は頑なにあらすじ読まないようにしているので、…
えすむら
大正ロマンも忍者もBL小説では初めて読む設定でドキドキでしたが、めちゃ楽しかったです。さすがの沙野先生というか、綻びのない構成と設定、大正時代の風俗の描写、妥協を許さないエロ!といろんな方面に読み応えある1冊でした。そして、可愛いものは一層可愛く、かっこいい人達はよりカッコよく、悪い人はいかにも悪そうに描いて、作品を最高に盛り上げている奈良先生のイラストは神です。 伊賀の忍者で秘術を操る系譜…
あーちゃん2016
奈良先生ホイホイで購入。なんちゃって大正時代で、忍者さんたちのお話でした。苦手な触手ちゃんが来たのと二人の恋話にそんなに萌え萌えにならなかったので萌にしました。本編250ページ+あとがき。 両親も祖父も亡くし、特殊な力があるために人里離れた山奥で生活してきた晶(あきら)。ある日見知らぬ男たちが押しかけ、晶を連れ去り…と続きます。 攻め受け以外の登場人物は 月長(攻めの幼馴染)、シンシ…
atyanmama
先生ご自身が後書きで言われている通り 大正浪漫で合法少年で忍で花嫁、ワンコ+触手 と一般的王道なあれこれとと先生的王道を混ぜた一冊 幼妻を迎え体を開いて行く攻防戦、開拓者的に楽しめることに加え 夫婦なのに両片思い生者死者とライバルも出現でまさにエンタメ大満足な一冊 触手的なあれが出た時先生の触手ブームはまだ終わっていなかったのかとニンマリしてしまった 奈良先生の挿絵もだがエログ…
茶々丸53
甦りの術をもつ伊賀の抜け忍の晶が甲賀の頭領の虎目に拐われて〜というお話。この晶が純粋無垢だし優しいしで癒やされる、その優しさ故に虎目に拐われて、何も知らぬままに身も心も堕とされて、嫉妬に苦しむのは辛かったな。純粋で優しいかは余計にね。陥れた月長には怒りしかないけど、近くに居た分絶望が深かったのかな。蟲糸(伊賀)との戦いは迫力満点、忍びらしい戦いだった。蟲糸の晶への拷問?が酷かったのでそこは背筋が寒…