三池ろむこさんのレビュー一覧

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

ストーリーは萌えるというより、ときめきました

だがしかし、余村は萌えキャラ!
イラストではかわいいし、しゃべり方が結構特徴的だし、萌える(笑顔)
こんなやさしい静かそうな(心の声のせいでむしろうるさいんですが…適当な言葉が見つからない)世界観なのに、エロシーンはむしろエロい!
そこで、さらに余村に萌えるという…。

本当普通の生活が描かれてるのも、なぜか萌えます。
家電量販店に勤めてたり昼食にコンビニ弁当買いに行くとか実家に住んで…

4

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

綺麗な景色が見えました

切ないBLが好きなので、この作品はぴったりでした。

あらすじを読んだときは「もっとSFっぽい話かな?」と思ったのですが、いい意味で裏切られました。
人の声が聞こえる、という余村さんも、エスパーではなく、勘が鋭い自分自身に困惑するごく普通の社会人。
それを支える長谷部さんも、真っ直ぐ純粋な年下攻めですが、強気すぎもヘタレすぎもせず、ごく普通の社会人。

でも何だろう、自然と会話を増やし…

5

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

盛り上がりがないって逆にすごい

杉原理生さんの作品は5~6冊は読んでいて、相性の合わない作品が続いたのですが前回読んだものが良かったので、懲りずに今作を手に取りました。結果は…残念ながら前回読んだものが奇跡的にハマっただけだったのかも、という感じでした。

物語は主人公・真野の一人称で進むのですが、モノローグでは「ぼく」なのに台詞中は「俺」って言ってるところにまず混乱しました。別の作家さんでも同じ表現の作品がありましたが、何…

1

とびきりごほうび「 スケスケ☆ヒーロー」番外編 特典

思い切りの良い受様がツボでした♪

本品は『スケスケ☆ヒーロー』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、未慧と離れたくない一臣が
国際大会出場をごねるお話です。

一臣のタイム向上のためにと
水泳部のマネージャーになった未慧。

その成果か(笑)
大会で好成績をおさめた一臣は
カナダで行われる国際大会に
エントリーが決まります。

決まった直後、
未慧は一臣から一緒に行こうと
鼻息…

1

スケスケ☆ヒーロー 小説

淡路水  三池ろむこ 

受け一筋のワンコ×やんちゃ男子のスケスケラブコメディ

男性が全裸で見えるようになってしまった受け、という斬新な設定のラブコメディ。
作者様がおっしゃる通り、ちん○という単語がたくさん出てきて、エロさ皆無のまるで小学生のような低レベルなやり取りが笑えます。
確かに満員電車は地獄。。!!
対する攻めは、オリンピック目指せるほどのイケメン水泳選手なのに、受け一筋の超絶ワンコで、受けに嫌わられたと思って泣いてる姿は子どものよう。
競泳水着を履いてのH…

3

この恋、革命系 小説

田知花千夏  三池ろむこ 

本好きには楽しい内容

あらすじ:
弱小出版社に勤める旭(受け)は、気難しいと評判の人気作家・樫谷(攻め)に原稿を依頼することに。
旭の会社で書く気はない、と拒絶されるが、後日呼び出しの連絡がかかり…

旭は、普段大人しいのに本のことを語り出すと止まらない若手編集者。
憧れの作家・樫谷との初対面時に、ファンとしての思いをアツく語りますが、勢い余って卓上のコップを倒してしまい、樫谷の服を水浸しに。
そんなちょっ…

1

ためいきデイドリーム コミック

三池ろむこ 

読み切りとはもったいない短編ばかり

80ページほどの表題作(描き下ろし4頁あり)と、5つの読み切りを収録。裏表紙には読み切り「4篇」とあるのですが、表題作を含め6作品(6カップル)であっていると思います。短編がどれもよくて、読み終えたあとはどこかキラキラした気持ちになりました。萌2寄りの評価です。

表題作は、恋愛経験のない堅物リーマンの受け(表紙左)が、デリヘルサイトで間違って男を呼んでしまい、その男が実は高校時代の同級生だっ…

4

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

前半が良かった

突然、人の心の声が聞こえるようになってしまい、
生活も性格も変わってしまった余村。
確かに好意的に接している相手が、裏で酷い本音を言っている心の声が
聞こえてきたら人間不信にもなりますよね。

そんな余村が勤め先で知り合った同僚の長谷部の声を聞き彼に惹かれていきます。
でもそんな長谷部も余村の力を知った途端に態度が急変し・・・。
やっと心を開けた相手に避けられ苦しむ余村が切なかったで…

3

君色リバーシ 小説

染井吉乃  三池ろむこ 

何がメインなのかと言われたら?

カップリングがイケメン社会人と健気な高校生という年の差の組み合わせで好みだったのと、お話も凝られていて引き込まれるものがありました。

しかし、最後まで読んだものの、どうにも全体通してスカッとしない内容だったのと、残念ながら文体が自分に合っていなくこの評価に致しました。
特に文体は個人の好みがありますので仕方ないかな、と思います。

セリフまわしなのですが、都内でも指折りの進学校に通える…

0

言ノ葉便り 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

伝えるための言葉を紡ぐ。

「言ノ葉」シリーズ第1作、「言ノ葉ノ花」の同人誌・小冊子・ペーパー・全サ等々のまとめの一冊となっております。
同人誌など追えないファンにはプレゼントのような作品ですね。
内容は、長谷部x余村の、巡る季節と共に深まる甘々な、切実な、そして激しく濃いH、が中心です。(心の声はもう聞こえていません)
「言ノ葉」シリーズの他作品で、パラレルワールドにおけるシュウxカズヨの切なさに戸惑った身としては、…

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