三池ろむこさんのレビュー一覧

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

エロ風味の両片想い

テキサスで牧場を営む若き牧場主・タイラー(攻め)の元に、火事で住むところがなくなった新米小学校教師の優希(受け)が下宿することになる。タイラーはノーマルだったが、初めて会った優希の清楚な美貌に一目で好きになってしまう。一方優希のほうもタイラーに一目惚れだったが、口下手で社交的でないタイラーと、ゲイであることを隠している優希とでは、なかなか想いが通じ合わなくて…。


190センチ越えのマッチ…

5

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

カウボーイ×教師の両片想いモノ

神香うららさんの外国物は初めて読みましたが、いつもと変わらないノリで一安心?
あまり外国っぽさは感じないものの、テキサスの牧場や自然風景などの描写は楽しい一冊でした。

テキサスで牧場を営むタイラー(攻め・30過ぎ)は、友人の紹介で、新任教師の優希(受け)を下宿させることに。
年下の同性と暮らすことに乗り気でなかった彼ですが、優希の可憐な容姿に一目惚れ。
ゲイの優希もタイラーに恋心を抱き…

7

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

ある意味すれ違っていた2人がよかった!

最初っから最後まで、安心しきって読んでました。
というのも、主人公のお2人、それはそれは盛大に両片想いを最初から繰り広げてくれたからです。

お互い一目惚れから始まり、お互いが気持ちがバレないように気を付け、にも関わらずお互いを結構マニアックな妄想込みの夜のおかずにする‥など、交互に視点が変わる中こういったことを最初からしてくれていたので、後はくっつくのが今か今かと焦らされるばかりでした笑。…

4

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

可愛くて癒された〜

ずいぶん前に購入しておりましたが、ルビー文庫さんなのでなんとなく積まれておりました(酷
しかしやはり栗城さん、相変わらずエロカワ癒し系。
そして三池ろむこさんの描かれる超絶可愛らしいウサギや八尋と、日本男児的なキリッとした舜也の素敵なこと!
ストーリーとジャストフィットです。
さらさらと読めるコメディなので、重い話やリアル設定には胸焼け気味な時に読みたいですね。

**********…

2

是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

お祭りのような楽しさ

冒頭から3分の1は、志水ゆき先生のイラスト、八代不動産のメンバーによる描き下ろし温泉話、キャラクター&ストーリーズ紹介です。
残り3分の2は、対談と、ゲストの先生方の作品ですので、アンソロジーやパロディがお好きじゃない方は戸惑ってしまうかもしれません。

とにかくゲストが豪華です!
先生方の持ち味そのままでそれぞれに「是」を書いてくださっていますので、ゲストの先生方のファンだけれど「是」は…

3

てのひらにひとつ 小説

夕映月子  三池ろむこ 

好青年と好壮年の、ふつうの恋愛

夕映月子さんの『天国に手が届く』が個人的にヒットで、『てのひらにひとつ』も続いて作家買いしました。

受けの和音は「本当に好きなものは自分の手に入らない」と思っている、ちょっと諦めグセのある大学生。でも、ありがちな投げやりタイプじゃなくて、ただ「自分が誰かから求められる存在だ」っていう想像が自然に浮かんでこないような、自己評価が低めのタイプ。実際は、ピアニストの卵である弟のためにも自分は安定し…

4

言ノ葉便り 特典

ネタバレなしではレビューできませんっ!(断言)

長谷部修一×余村和明のリーマンものです。「言ノ葉便り」購入特典のショートストーリーとなっています。
果奈が結婚した後で、余村が本格的に長谷部の家に住む前の話となっています。

簡単に説明すれば、ただ長谷部と余村がメールをしているだけの話なんですけど、すっごい萌えました!!
なんじゃこれwwって感じです。余村がめっちゃ可愛いんですよ!!

余村と長谷部が次の日が休みということで余村が長谷…

3

言ノ葉便り 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

同人誌・ペーパーとか持っていない人にはやさしいです!

長谷部修一×余村和明のリーマンものです。
「言ノ葉の花」の続編となっています。前作では、ある日突然余村が人の心が読めるという特殊能力を持っていました。
でも、聞こえるなりにどうにか生活していて、長谷部といい感じになっていたところ、これまたある日突然、心の声が聞こえなくなったりで
そりゃあもうウダウダ・ウジウジしてて長谷部と紆余曲折あった後の話となります。
前作でも個人的には「余村めんどくせ…

4

甘えたがりで意地っ張り 小説

渡海奈穂  三池ろむこ 

テーマはキャラ変?

最近、BL小説を手当たり次第に読んで、①受視点のみの作品:5割、②攻視点のみの作品:2割、③章・節・段落単位で両方の視点が切り替わる作品:3割、という感じかなーとわかってきました(自分調べ)。で、このタイプ③で面白い作品はとても少ない(これも自分調べ)。上手い作家さんでないと、どっちにも感情移入できなかったり、感情面で早々にネタばれしてそれが絶妙な焦れったさを通り越して単にイライラしながら読む羽目…

1

こいのうた 小説

高遠琉加  三池ろむこ 

元生徒と先生の再会

元生徒と元教師
過去と7年後の話。

高遠先生の文章は、テンポがいいというか語感がいいという印象です。
難しい言葉ではないのに、とにかくキラッと光る言葉が嫌味なく使われていて、読んでいて心地いい。

7年後、再開後の元生徒、八尋が傷ついた先生を支える姿が微笑ましい。
トラウマ持ちの人物が出てくるが、そこまで重くありません。
案外、当て馬の柳本がいい味を出していてよかったです。

1
PAGE TOP