total review:289646today:78
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
49/211(合計:2106件)
青井さび(内田つち)
雀影
ネタバレ
片思いを隠して親友の位置にいたはずが、親友の弟とついうっかり出来上がっちゃって、泥沼の三角関係に陥っちゃうお話。 っていうのは、嘘です。 いっそ、こういうお話だったら中立評価にしなかったのになって思っただけです。 このお話に登場する3人共、自分の置かれた状況に対してのパッションが希薄というか、なんというか、 主人公の澄一は、ずっと親友に片思いしているのを隠している自分っていう状況が一番傷つ…
秀良子
この表紙、作家買いの通販予約じゃなきゃ、確実に見落とす予想外のポップさ。 最初に登場する、ふわふわキラキラのクラスの人気者小泉君は、一見、既定の秀良子テイストからはずいぶんとかけ離れているようですが、大丈夫、ちゃんとドロドロするので、安心して読み進めてください。 ちゃんとドロドロって、随分な言い方&安心ってなんだよって感じですが、こんな風にしっかり二面性のあるキャラクターって萌える。 柏原の…
ハヤカワノジコ
表に出る感情がわかりにくいようで、実はとってもわかりやすい遠藤君と、表に出す表情はわかりやすいようで、実は何もわかっていない津田の関係は、 何も進んでないだろ! 主に津田のせいで。 二人の関係と将来を動かすためにか、津田兄登場。 こういう、おさわがせ系の兄の姿をずっと見てきて、そんな兄に敵わないって思いながら育てば、津田みたいな子になっちゃうのか。 絵の雰囲気は相変わらず素敵です。 絵…
ダヨオ
続編です。 学校という制約だらけの狭い世界の中で、お付き合いを始めた先生と生徒。 学生のうちは、あれもダメ、これもダメ。 学校内で隠れてキスするだけで、緊張で震えちゃう。 夜中の電話はドキドキで、家になんか来ちゃったりしたら、もう心臓破裂しそう。 って、この作品の何が良いかっていうと、この震えて、ドキドキして、心臓破裂しそうになっているのが、先生の方だって所。 20歳も年上の冴えな…
itz
男同士、たとえ愛し合っていたとしても、その先の二人の関係に、どんな未来があるっていうのか。 一時の恋愛感情の高ぶりで、普通の生活、普通の幸せを相手から奪ってしまうことなんてできない。 表題作は、過去の恋のために、そんな考えに囚われたままでいた教師を、生徒が若さのパワーで押し切るお話。 このお話は、ちゃんと先生の方が押し切られてくれたのでよかった。 同録の短編もテーマは大体同じ。 …
ちしゃの実
奈良のお山の神鹿様のお話。 鹿が治める街、奈良まほろばでは、人間と、鹿の人間体と鹿そのものが混然一体となって、その境界は曖昧。 王道ストーリーとも言える、幼なじみで身分違いラブを、まほろばファンタジーで味付ける趣向は、面白いといえば面白い。 鹿はかっこいいしね、 でも、人間と鹿が共存するファンタジー世界があまりにも自然すぎて、一読では世界観がちょっとわかり辛かった。 絵として描かれている…
四宮しの
ほのぼの子育てものです。 6歳の男の子ジュンと、お父さんのヨキ、それになぜか鳥の着ぐるみを着ているお母さんのリオ、この3人家族の暮らしが季節に沿って描かれています。 BLなので当然のことですが、お母さんの中身は男の人で、ヨキとリオは男同士のカップルです。 他に、リオの幼なじみのレイのダーリンも男性だったりと、大人の世界はBL世界を展開しています。 時々、大人組のイチャイチャも覗いたりします…
常倉三矢
ランキング上位にずっといるので興味を持って購入。 高校生で出会って、その後の人生を、ここまでちゃんと、ずっと、最後の最後まで追っていく作品はとても珍しい。さすがにこの話数で、この長さのコミックスに一生分が詰め込まれているので、時々、それは都合よすぎじゃないかってツッコミたくなるところもないわけじゃないけど、出会って、結ばれて、一度別れてしまったけど再会して、今度は最後まで添い遂げるラストは、とて…
ymz
大学で友達になった3人の、「それぞれ」の「恋」と「友情」と「人生」のお話。 主な舞台は、3人組の一人の槇 恒助が店長をしているバー。 この店に3人組の残りの二人、朔人と悠太郎がやってきては、恋や人生の愚痴をこぼし合う。 この店を接点にして、美大予備校に通う高校生・基樹、朔人の会社の上司・史朗などが絡んでお話は進んでいくのですが、「恋」と「友情」と「人生」のお話がしっかり描かれているところがよ…
吉田実加
親友としてずっと付き合って、今ではルームシェアして一緒に暮らす二人。 でも、ともだちと思っているのは片方だけで、もう一方は恋愛感情を隠してともだちとしてでいいから、そばにいたいと思っていた。 BLの、いわば王道ストーリー。 「ともだち」に、どうやって恋愛感情を認めさせるかっていう、この設定は、私の最も好むところの一つではあるのだが、思ったほど萌えられなかったな。 難聴だったりクォーター…