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月齢 八千代ハル
てんてん
ネタバレ
今回は辺境伯と伯爵家令息のお話です。 冷遇されて冷酷な攻様に嫁いぐ事になった受様が 攻様の元で受様を見舞った事変に対していく本編と 幕間的な短編2話を収録。 王国の貴族は多くが体内に魔素を宿しています。 魔素の質で使える魔法の属性が決まり 強い魔素を持つ者は魔法が使えます。 伯爵家に生まれながら魔素を持たない受様は 父や継母、義妹に冷遇されています。 この度王命で…
樋口美沙緒 街子マドカ
ごま太郎
初めて樋口美沙緒先生の作品を読みました! まず、むしと人間の融合という点が面白いし、花男や花ざかりの君たちへなどの学園ものの中でも1人変わった子が入学してくる話が好きだった私にとって、この展開もやはり好きでした。 私にとっても澄也くんの「幸せな人間というのは、自分の人生を生ききったヤツのことだ」という言葉は響いて、最初から魅了されました。 翼くんは、恵まれない体の性質を持ちながら…
伊達きよ 奥田枠
今回は元王子の魔法使いと秘密を抱える青年のお話です。 オメガだからと村の最下層だった受様が 運命の番である攻様の元に引き取られ恋を知るまで。 この世界には人間は男女性と別に 3種類の第二の性に分類されます。 アルファで人口の1割程度しか占めていませんが そのほとんどが国の中枢で国家を操っています。 その手足として働くのがベータで人口の8割ながらも 優秀な者でもアルファに…
川琴ゆい華 炬太郎
ちろこ
キャラ文庫さんの現代お仕事ものは、作家さん自身がこの業界に実際に身を置いていたんじゃないかってくらいリアルなものが多いです。 本作もその例外にあらずで、リアルかつ緻密。不動産業界にフューチャーしており、不動産売買の裏舞台をベースに繰り広げていくBLがめちゃくちゃ面白かったです。面白いを通り越して感動というか……私にとって素敵な出会いとなった一冊になりました。 心が読めるという設定始まり…
小林典雅 小椋ムク
びっとぶ
隣人のサラリーマンに一目惚れした大学生の話。 受けの結哉がかなり鈍感で控えめな性格ですが、高校時代に付き合った相手とそれなりに経験を積んでいて、酔うと自分から襲うような積極性はあります。 高校時代の部活の先輩が 結哉の家の近くに所属している劇団の稽古場があるとかで、結哉の家に入り浸っています。隣人への結哉の片思いに気づき、アンケートに協力してもらう名目で親しくなればいい、と嘘のアンケ…
切江真琴 高久尚子
こずまる
大好きなお話でした!アパレル企業の社長と女性モデルミツキとして二重生活を送っている光毅とカメラマン稲見のお話。タイトル通り光毅はほんとうにかわいいひと。読んでて彼が愛しくなります。稲見くんは年下なんだけど…彼のことも大好きになった 自身の内面との対話なども含めて自分の事についても考えたり...と物語の中で光毅に重ね合わせることもあったりして、すごく感情移入して読んだ作品でした。あとがきで…
サブロー さがみしか
今回は都会からきた転校生と地元民の同級生のお話です。 受様の地元に転校してきた攻様が初恋を実らせるまでと 後日談短編を収録。 攻様は自身が誰よりも美しいと思っている高2生です。 注目される事が大好きな攻様はSNSに写真をアップしたり 読者モデルや企業コラボをこなして順風満帆な人生でしたが 田舎暮らしに憧れた両親とともに佐里山町民となります。 佐里山町にあるのは田んぼと畑と…
umeair
前作のWメガネ男子の物語も楽しかった、切江先生の新刊! ドキドキわくわく手に取ったのですが、ちょっと今までの先生の作品と比べると、 自分の中での萌え度は控えめだったかも。。 攻め・稲見サイドでどんな気持ちだったのか?というところ(など)が気になってしまい、 消化不良感の残る読後でした; 以下、あらすじなしで、感想のみを。 まず、「えっ、こんなに早く!?あっさり!?」とち…
腐男子のSHINO
川琴ゆい華先生と炬太郎先生のタッグはあまりに私得すぎて、とても楽しみにしておりました。 そして最っっっっっ高でした!!! 受け視点なのに攻めのBIG LOVEがダイレクトに伝わってくる読心術設定が美味しすぎました。 久慈さん(攻め)が大変BIGな恋愛感情をお持ちで...「え、そんなに好きなの?!」と思わず声に出してしまうほどでした。 ↑は序盤の話で、お話のメインは読心術云々では…
凪良ゆう yoco
しょしょまる
とても素敵なお話でした。読み終わって優しくてあったかい気持ちに。それでも前半の「泣かないでニコール」は本当に切なかったです。受けのニコが健気で一途で、苦しいくらいでした。 ニコには本当に共感できるし、応援したいし、ニコ視点のお話は盛り上がって心が動くんですけど、途中、攻めの榮視点のお話に変わります。そこで少しだけ現実に戻されるというか、トーンダウンしてしまったような印象がありました。それでも後半…