最新レビュー一覧

若葉さん家の箱入りオメガ 小説

市川紗弓  麻々原絵里依 

この先のお話が読みたいです

市川紗弓先生の作品を読むのはこれで三作品目なんですが、この作品を含めてとてもバランスが良くてあの厚さの中に過不足無く描いてあってとても上手い作家さまだと再確認しました。

ディスる訳ではないのですが、ルビー文庫さんて値段の割に薄くて作者さまによって当たり外れが大きいイメージでした。何人かの作家さまはレベルが高いのですが、市川紗弓先生もその中の1人でとても楽しく読ませて頂きました。

今作は…

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おおかみさんとひみつの愛し子 小説

かわい恋  yoco 

愛情の変化の描き方が秀逸

はー、なんだかすごく好みのトーンのお話だったなあ。
狼の一途さあふれる愛し方に、年の差ものの年上攻めってやっぱり良いよね!と、改めてその魅力を噛み締められました。
誰にも内緒な2人だけの幸せな世界や、愛情深い年上攻め、お互いがお互いの支え…あたりのワードにアンテナがびびっと反応した方はぜひ。
読みやすいうえにとびきり甘いです。ああ良かった。

一国の王子であり外交でも戦でも評価が高い人格…

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春告鳥は恋を運ぶ 小説

餡玉  青城硝子 

和菓子を通じて伝える想い。

京都が舞台の同級生の再会のお話。
思いがけない再会はちょっと苦いものでした。しかしそこからの展開がとても情感豊かで心に染み入るものとなりました。和菓子を通じ四季を感じ人の心も表現していく。
藤原家隆の和歌に込められた思いを和菓子で表す。その和菓子を差し出す気持ちが優しく愛おしくまだ気づいてはいないけど心の春が近くに訪れているよと暗に伝えているようでした。
言葉だけではなく和菓子で伝えるという…

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転生を繰り返す白ヤギ王子は、最愛の騎士と巡り合う 小説

貴津  渋江ヨフネ 

時を越えて願うのは

今回は敵国の騎士団長と第一王子のお話です。

神子として転生を繰り返す受様が
皇国の神子の野望を砕き、最後の神子となるまで。

神が身近な存在だった遠い昔、
禍の種が生まれると、それを封じるために
仔山羊の角を額に持つ神子が生まれるとされました。

受様は小国に神子として生まれ
青年となった時に故国は大飢饉に見舞われます。
受様は神の慈悲を乞う民の声に従い雨を呼び
故国だけ…

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春告鳥は恋を運ぶ 小説

餡玉  青城硝子 

和菓子と和歌で告げる想い

こちら、153ページと短めなんですが、とても好きなお話でした・:*+.
「京都」「和菓子」「和歌」これらのワードにアンテナがぴぴっと反応する方に、特におすすめです。

京都が舞台の、小学校時代の友人との再会愛ストーリー。
元彼に「結婚する」と酷いフラれ方をした失恋から3年。いまだに立ち直れていない主人公・社長秘書の十織(とおり・受)は、社長命令で出かけた先の和菓子屋で自分のトラウマとなって…

4

運命じゃなくても愛してる 小説

野原耳子  桝目の助 

運命も覆す、強く深い執着愛のオメガバース

前作「俺様高校生αと用務員のおじさんΩ」とも繋がっているこちら。
弓道部の後輩×先輩というカプです。

単体でも全く問題なく読めますが、前作を読んでいる方がたぶんおおっ!と思えると思うので、順番としては前作→こちらをおすすめします!

というのも、こちらの作品の攻め・凪は、前作で「クマさん」こと40歳用務員の熊谷に片思いしていた華ちゃんの4歳下の弟なんですね。
思わず読みながら「あーー…

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おおかみさんとひみつの愛し子 小説

かわい恋  yoco 

父として、夫として……20年に渡る愛の深さにどうぞのめり込んで下さい

歳の差なんと20歳!!……す…すごい。
えーと。設定的には、37歳と17歳ってことなんですが、攻めが37歳とはいってもオジサンって感じは全くないです。
表紙を見て下さい。黒髪のレッドアイの子にキスしてるイケメンがそうです。
20代にしか見えなくないですか?若々しい彼は、白金の髪が目を引く白狼の獣人です。
作中でも、そんなに歳の差を感じる描写(体力の衰え的な)はないので、歳の差ラブをそこまで…

2

先生と化物のものがたり 小説

野原耳子 

BLなのかどうかはちょっと「?」だけど、純愛の物語

同じ野原耳子先生の「四神青龍記」と「俺様高校生αと用務員のおじさんΩ」がとても良かったので、こちらの化物受けくんの物語もきっと面白いだろうと思い、手に取ってみました。

や、野原耳子先生、「俺様〜」で初めて読んだ先生なのですが幅の広さがすごい…!
こんなオカルトものも書ける方なんだ…とびっくりです。上記の2作とは全く毛色の違う人外ものなので。

ええとまず、本当に最初から最後まで”化け物…

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おれが殺す愛しい半魔へ 小説

かわい恋  みずかねりょう 

半魔のエンデが魅力的!

今作はとても男らしいというか直情的な性格をした受けで、魔物に対する憎しみが酷くて序盤はなかなか好きになれませんでした。でも、エンデと行動を共にする様になってからのリヒトの成長は目を見張るものがありました。

なにせ、お世話になってるのにちょいちょい家族が殺された時を思い出しては、エンデに対して憎しみを思い出すので「ヤレヤレ」って呆れてしまいました。凄く目が曇ってる人物だなぁと…。でも、それでな…

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碧のかたみ 小説

尾上与一   

読むのが怖かった

花火職人の家の息子(六郎)と琴平家の三男(恒)
シリーズ新装版3巻。恒は2巻の主人公(希)の兄。


本のあらすじや帯に書かれてあること以外前情報なく読んだ。
『蒼穹のローレライ』『天球儀の海』既読。
以下既刊の内容にも触れる部分がある。



まず、『天球儀の海』で琴平家に恒の戦死通知が届くことは確定事項なので、読み始めるのをちょっと躊躇った。
主人公たちが複座の戦闘機の搭…

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