最新レビュー一覧

不遇の花嫁と赤騎士王子の幸せな結婚 小説

貫井ひつじ  高星麻子 

不憫攻め×不憫受け、強いられた”婚約関係”から始まる恋

「狼殿下」シリーズが大好きな、貫井ひつじ先生の新刊!
発売日を心待ちにしていました☺︎

不遇な攻め・受けの運命やいかに…、と
ハラハラしながら見守るファンタジー、
謎解き部分など、ストーリーに読み応えあり。

…なのですが、ちょっと今回は萌え度的に
物足りなく思ってしまうところがあったかも、、

「萌2」か?「萌」か?
と、悩みに悩んで、、今回は「萌」で。

「狼殿下〜…

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浮世渡らば豆腐で渡れ! あなたと小さなアップデート 小説

海野幸  逆月酒乱 

リアルお仕事と歳下わんこ×可愛い40歳受

お仕事ものです。

中間管理職で上からも下からも色々押し付けられちゃう営業の慶一(40歳)が受
穏やかでどこかおっとりした印象で、仕事は有能なのに謙虚すぎる努力家。素直な可愛らしい人です。タイトルのお豆腐は慶一の好物です。

慶一の働く会社にある工場長代理になって工場の正常化に奮闘する深見(24歳)が攻
深見がめちゃくちゃ健全な若い男の子!という感じの青年で、大柄強面なのに可愛い大型わ…

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「無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です」番外編集 小説

夜光花 

本編がお好きな方は必読の番外編集♪

2022年と2023年の小冊子に収録された、短編2編の番外編集です。今年発売の5巻を読んで、こちらも再読したのでレビューしてみます。


【不機嫌な彼氏】
(2023年 バースデイフェア小冊子収録)

リドリーがベルナール皇子と体が入れ替わって、しばらく経った頃。皇宮の庭園で開かれた第七皇女の誕生日会での出来事を描いた短編。

美男子と誉れ高いリドリーの護衛騎士エドワードは誕生日会…

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無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 5 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

今回も目まぐるしい展開で面白かった!

大好きなシリーズ。5巻やっと読みました!今作も大変面白くて、まさに読む手が止まらずあっという間に読了しました。先生の作品は数作拝読していますが、本作が一番好きかもしれません。以下少々ネタバレあります。

4巻ラストでドラマチックに皇太子の地位を手に入れた続きから。

冒頭はリドリーの有能さに恐怖する皇帝。手下のジスパーク伯爵を使い、いよいよ本気でリドリーを貶めようと画策します。

リド…

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独身寮の雄(アルファ)たち~孕ませ~ 小説

西野花  國沢智 

野暮かもしれませんが

オススメされて読んでみました。
KindleUnlimitedにあってラッキー。

甘々な複数プレイってこういうことなんですね。
西野先生の作品あまり読んでいないので、初設定でした。 

ストーリーはとにかくエロエロ。
若干すっ飛ばしながら読んでしまいました。(ゴメンナサイ)

仕事とは言えΩを食い物にしていた受けが、まんまと自分もΩに転性しちゃって、同じ目にあってしまうストーリ…

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ニューワールド 凪良ゆうの世界 小説

凪良ゆう 

ファン必見

ヤマシタトモコさんとの対談目当てに買いましたが、個人的に浅野いにお先生の滅びの前のシャングリラの部分コミカライズが刺さりました。
世界観合いすぎ!!

山本文緒先生との対談もすごく良かったです。凪良さんが神と崇める憧れの作家さんに会って話している、そんな興奮が文章から伝わってきました。対談後に逝去されたことを初めて知ったのですが…。この対談で語っていた話が本屋大賞を受賞した「汝、星のごとく」…

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いつから魔力がないと錯覚していた!? 3 小説

犬丸まお  シェリー 

まだ14歳

3巻。まだ学院1年生の14歳。
色々ありましたね。
サフィラスの心配をしてくれる心強い味方がたくさんいて良いですね。
ある意味国の宝ですし見つかっちゃった〜ってな感じもあり。

サフィラスももちろん良いのですがパーシヴァルもとっても良い子なんですよ。
たまに挟まれるパーシヴァル視点。
いつもサフィラスを気にかけて見守って。
不遇で過酷な生まれ育ちも承知の上で、どこまでもついていくつ…

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非BL作品

流浪の月 小説

凪良ゆう 

周囲は理解できないふたりの関係が尊い

流浪の月、読みました。本屋大賞とのことで気になっておりました。
BL要素ないですがちるちるでレビューして良いのでしょうか汗

すごく好きな話でした~。
美しい文章とともに生きづらさ、苦しみが書かれていて、
胸が押しつぶされそうなのに読む手が止まらなかったです。

この話の好きなところは、更紗と文が男女の関係にならなかったところです。「汝、星の如くで」は海辺で野外セックスして子連れの先…

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遥山の恋 小説

六青みつみ  白砂順 

身分差!

ドラマCDを先に聴いており内容は知っていたにも関わらず、ハラハラドキドキしました。
六青先生の文章は私にとっては少し硬めなんだけどそれが物語の時代とも合っていて、季節ごとの御山の風景描写も美しく、小説を読む良さを再認識させてくれる一冊でした。
無垢だった紫乃が貴哉に恋をして、ドス黒い感情に
翻弄される箇所が生々しくて印象的でした。
散々待って、ようやく一緒に暮らしたかと思えばもう一悶着あり…

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跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

調教からの展開が花丸

性悪放蕩息子が弱みを握られ、
お目付け役の従兄弟に良いようにされる描写が
身も心もボロボロにされてキッツイ…!!
そこにうっすら愛も見えるような?
でもやっぱり単なる憂さ晴らし…?

犬扱いされて精魂叩き折られるのはゾワゾワして(強制ショロロもあり〜)、
不穏も不穏な展開が続き、読んでて苦しい…
従兄弟への恋心気づいてからはさらに切ない……

ずーーんとした展開だったけど
最…

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