英田サキさんのレビュー一覧

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

う~ん……BLだなあっていう

すれ違いが根底に流れ続けているお話。学生時代の淡い恋から再会、仕事上の敵対関係から愛人契約とベタ設定を盛り込んでおり、BLだなあという感じ。過去に関係がこじれた原因を相手にぶつければ終わってしまう話で、捻りがなく物足りなかった。

会社や株式関係の話はとても読者に親切。専門系の説明部分に校閲不足と誤字脱字が見られるのもBLだなあとなりつつ、きっちり書かれた背景に納得しながら読み進める。すると始…

0

AGAIN DEADLOCK番外編 3 小説

英田サキ  高階佑 

ユウティがいっぱい可愛かった一冊

ついにDEADLOCKシリーズ既刊本を最後まで読んでしまった。次は待つしかないのが辛い。
番外編の3冊目はディック×ユウトの比率が高め。大きな動きは、パコとトーニャの関係が進展したのと、ディックをユウトの家族に紹介した件。それとコメンタリーにちらっと気になることが書かれていた。

特に好きだったのは、「Ordinary day」の最後の一行。ヨシュアの心に触れられた気分になると、毎度ほろりと…

6

AGAIN DEADLOCK番外編 3 小説

英田サキ  高階佑 

新参者には嬉しすぎる!

私はDEADLOCKという作品を知ったのが去年なので、この『AGAIN』が、この作者様のファンになって初めての新刊です。過去の特典小冊子などは当然持っておらず、待望の番外編集!
至高でした。本を手に入れてすぐに夢中になって読んでしまいました。あー、これも読みたかった、これも良いわの連続で、あっという間でした。
ディック視点とか、ヨシュア視点とか、こんなふうに思っていたのねとすごく楽しい。本編は…

10

AGAIN DEADLOCK番外編 3 小説

英田サキ  高階佑 

汲めども尽きせぬ泉のように…愛に満ちた番外編

「DEADLOCK」の番外編第3弾。
前2作と同様、小冊子、特典ペーパー、書き下ろし等で構成されています。
全15編収録。

冒頭、本当に「DEADLOCK」のはじめの、刑務所内での暗く厳しいディックのエピソードから始まり、その後は番外編でお馴染みの、それぞれのCPたちの甘い甘いストーリーたちがいっぱい。

なんと言っても私が嬉しかったのが、3編目の「Can you feel my h…

7

AGAIN DEADLOCK番外編 3 小説

英田サキ  高階佑 

ニヤニヤしちゃう

DEADLOCKシリーズ番外編の3巻。
電子になるのを待って購入しました。
表紙の2人が素敵すぎて、幸せ。

番外編は、ディックとユウトのイチャイチャをニヤニヤしながら読むのなので、堪能しました。ユウティの可愛いさも。
SSは気軽に読めるので、何回も楽しんでます。

特にユウトを好きすぎて、ヘタレになったディックは、お馴染みすぎて笑った。
ちょっぴり切ない話があっても、基本は結ばれ…

9

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

ユウトに憧れる

一年ほど前に購入したのですが、何回読んだかわからないぐらい好みのシリーズです。
一気にシリーズ全部購入して好きなシーンを繰り返し読んでます。
特典SSを集めた短編集に載ってるディックのモノローグのSSを読んでまた一作目に戻ってくるのが楽しかったです。刑務所の中で結構むっつりだったんだなと。

こちらの一作目では、ずーっと受けユウトのモノローグで進みます。ディックは基本ユウトに対して塩対応で…

4

AWAY DEADLOCK番外編 2 小説

英田サキ  高階佑 

やっと読めた結婚式エピソード

ずっと読みたかったロブの結婚式エピソードが読めて満足。そこに至るまでの過程も書かれていて良かった。
今回はサブカプのお話たっぷりめ。お久しぶり感のあるダグ×ルイスも重要なイベントを乗り越えて安定カプへ。なんとなくネトの存在に安心しつつ……今更だが美男カップル多すぎ(笑)

ロブの心理描写は自身の過去との比較が多め。どこか別のとこでも同じようなことが書かれていたので、作者の中でキャラ像が確立さ…

1

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

BL的重要イベントが番外編に

本編3部作の裏話的なものが二割、その後のお話が八割くらいで構成された番外編集。

本編の隙間に入るお話は、あのとき実はこのキャラたちは…と全く知らないエピソードを楽しめるものから、本編エピソードを別キャラ視点から読めるものがあった。
その後の話は一つの流れをカプごとに追っていて、番外編集の中でさらに"あのとき実はこのキャラたちは…"が成立していた。もはや本編で良いのでは?…

1

LOVE NEST 小説

英田サキ 

一番気になるのはあとがき

さまざまな作品の番外編集。とりあえず「DEAD LOCK」シリーズ2編のみ感想を。

「アイシテル」ディック×ユウト
一週間中東での仕事が入ったディックとお留守番ユウトのお話。
寂しいと死ぬアルパカとディック。そんな話に笑うユウトも、夜ディックのいない部屋にいると寂しさでいっぱいに。ラストは恋人のサプライズに愛が溢れていて、ふふっと笑ってしまいそうだった。幸せをおすそ分けしてもらったような…

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BUDDY DEADLOCK season2 小説

英田サキ  高階佑 

やっぱり最強の不死身バディ

ユウトが主役の、ロス市警のお仕事が中心のお話。
どんなときも何があってもユウトの帰る場所にはディックがいて、精神的な支えになっている二人の関係性がとても良かった。少々恐怖を感じるほどディックの愛情は重く深いが、相手がしっかり受け止められるユウトなので安心して見ていられる。
新キャラのユウトの相棒キースは、生意気反抗期な子供っぽさが可愛かった。

今回の事件は麻薬絡みで、初期三部作と数名のキ…

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