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樋口美沙緒 チッチー・チェーンソー
玉田さん
ネタバレ
ネタばれです。 余りに健気で、ひたむきに攻めを思う受けちゃん。 勇気を振り絞って、自分を嫌いだと思い込んでいる攻めに告白します。 読者からしたら、攻めの留学を、前にやっとやっと両片思い解消か、と期待するところが、自分の過去を許せない攻めは、受けちゃんの思いを『受け止められない』と返してしま。攻めの言葉がたりなすぎて、受けちゃんは、実は攻めが自分を好き過ぎる事実すら知れずに、攻めと離れてし…
樋口美沙緒 末広マチ
碧雲
梅雨明け 隼は、やっとユキの事情を探る決心をする、の巻。 二年前から、繁華街でユキを見かけたという良くない噂。 ユキが、隼を避けるように出て行った深刻な事情。 良くない噂がある熱海とユキは、知り合い。 スマホも所持していた。 熱海は「自分はユキの支援者」で、隼に「ユキに関わるな」と警告する。 やっと隼は、意地を捨てて、助ける決心をする ・・だけど、もう手遅れじゃないかとい…
樋口美沙緒 麻々原絵里依
にゃんぷ
3巻前半?くらいまでは、設定は美味しいし、展開にハラハラして楽しんで読めていました。 主人公も最初の方は頼りなげだったのが、成長していって、成長物語としても楽しんでました。 でも窮地に立たされる度に繰り返される主人公の感情描写&攻めとの衝突がしつこく感じてしまい、最後はお腹いっぱいになってしまいました…。 あとBL的な萌えも、設定のせいか上記のせいか、最後の方は無くなって…
樋口美沙緒 yoco
こあらくん
礼とエドの遠距離恋愛が終わり、いよいよ始まったイギリスでの同棲生活。 タイトルにある蜜月というワードから甘々なエピソードを予想していたのですが、今作はイギリスで働き始める礼の、新しい世界に対する戸惑いや自分にとってのアートとは何なのか、なるべく自分の力で努力しエドと対等でありたいと思う、そんな様々な心の葛藤にいろんな感情が揺さぶられました。 前作で登場したデミアンが礼にすっかり心を開い…
エドワードの抱えてきた重責、孤独、深い愛情が今作でやっと本当の意味で理解できた気がします。 愛する人を守るためにその気持ちを隠しながら必死に努力し絶大な力を得ても、そんな自分の隣にいてもらうためには必ず痛みは伴い苦しい思いをさせてしまう。 そのことを怯えながらも正直に礼に伝えそれでもなお、その覚悟をもった上でそばにいて欲しいとすがるように願うエドの告白にとても心を揺さぶられました。 …
はるのさくら
キャラ文庫アンソロジー『瑠璃』の一編。 『瑠璃』は、未読のお話の方が多くて購入を見合わせていたのですけど。 電子だと分冊で入手できるんですねぇ。 なので読みたいものだけ購入させて頂きました。 「パブリックスクール」より『画廊オーナーの気がかりな案件』 攻め様であるエドワード視点で進むお話。 めっちゃ好き"(ノ*>∀<)ノ 礼の為に設けたギャラリー「パ…
ユキの「思い出にしておきたい」という呟きを聞いてから、 相愛だったのかと内心喜ぶ隼。 でも独りよがりの隼は不器用で、ユキに本音を言えないまま、 会話の切っ掛けを作れず聞けない。 そんな状況の中で、ユキは隼に何も相談せず、 俳優の鏑木修司が経営する店で、 雇われ店長を引き受け、隼の家を出ていくことに決めていた。 或る日「ここに居れない」と、ユキから突然告げられて 隼は衝撃…
もきゅ子
とても良かった。 最終巻。忘れられた神エラドの真相が悲しかった。やはり人間は欲深くて愚か…神の力なんて身に余るよ…と思ってしまう。 そして受けの余命を攻めがどう乗り越えるのかというお話。苦しみ呻きながら涙する攻めの姿が切ない。なにをどうしたって、大切な人との死別が楽になることなんてないというセリフが印象的でした。ただ幸せに生き切ることが相手を慰めるものになるとうい考え方も好き。 全体…
しなちくちく
こちら大好きなシリーズです。再読したのでレビューします。ネタバレは少なめです。 受けの礼は12歳で唯一の家族である母を亡くし天涯孤独となりますが、母親譲りの愛情深い人です。 攻めのエドは、地位も能力も美貌も何もかもを持っている貴族ですが、家族の愛情だけは得られません。 そんな孤独な2人の愛を、十数年に渡って描くシリーズです。(4巻、6巻は別の主人公。) 1巻は主人公たちの子ども時代…
じゅんじゅニフ
前巻で完結するもんだと思ってたから、続きが早く読みたくて仕方なかった!! 自分の死を受け入れてほしいリオと、何としてでも生かせたいルストのすれ違いが苦しくて苦しくて切なかった。そのすれ違いこそが、お互いへの行き過ぎた愛っていう何とももどかしいし、読者が焦らされてる感じがすごく良かった。 物語に頻繁に出てくる言葉、『生きることに意味なんてないけれど、この世界には生きる価値がある。』このリオへ向け…