高永ひなこさんのレビュー一覧

恋する暴君 9 コミック

高永ひなこ 

後半は番外編

先輩のデレをかき集めて生きる、いいじゃないか。見返りを求めないのが愛って言われても、正直無理ですよね〜〜〜。先輩が完全にデレを返してくれないなら辛いですけど、かき集めれば手の平いっぱい分ぐらいにはなるはず…!ただそれじゃ足りない森永。ずっと同じこと繰り返してるな…君は…先輩がちょっとでも気にしてくれるってだけで他の大勢とは格別の扱いなのに、慣れって怖い。

先輩って周りからもスーパー美人に見ら…

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有罪 小説

和泉桂  高永ひなこ 

ちょっと古いかな。。

設定としてはBLテンプレで、少し古いかもしれません。
ちょっと気むずかしい作家と、担当編集のカップルです。担当の方はかわいく純情で、オラオラ系の作家攻めに振り回される(当然ですが冒頭から体は開かれる)、という感じのお話です。

お話を構成するのに、攻めを好きになるんだけど攻めの気持ちはよく分からなくて、それを攻めのキャラが変(思っていることを伝えられない、恋愛に不慣れ)という理由にすることが…

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神官と王の切なき日々 ―神官シリーズ番外編集― 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

・・・

あとがきを先に読みました。

311で津波の被害に遭った方へのお見舞いの言葉があって、この番外編は、ペーパーを震災で失った方へのお見舞いを兼ねた吉田通信のマトメ編なのだそうです。
ファンを大切にする著者さんの思いやりを感じました。

短編集の中で一番印象深かったのは、
永均と瓏朱姫・一話目 /永均と瓏朱姫・二話目  でした。
この二話の関連が、次の作品「神官は、王に操を捧げる」の中に…

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神官は王を悩ませる 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

男らしく猛々しい羅剛

羅剛の母が自害した真の理由を永均から聞く羅剛
永均は、羅剛の母を慕っていた
羅剛の従妹の姫が嫁いだ国の祝儀に参加することになる
横恋慕がまた登場して、羅剛が奮闘する・・の巻でした。

純真なサシャを溺愛する、いつものパターンの羅剛の振舞い。
羅剛の愛の行動は、はっきり言って過剰で暑苦しい。
心配りが細かい羅剛は、至れり尽くせりで、サシャにとって執事のようなタイプ。

著者の再婚に…

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神官は王に愛される 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

古いシリーズですけど、面白かった

オモシロイと評判の「神官」シリーズは、安心して読めるハッピーエンドのラブロマンスでした。BLの古典と言ってもいいくらい、古い作品。

羅剛王が、正しくあろうとしては失敗して、やっちゃった後に反省して悩む姿に好感を感じました、バカじゃない。
賢王たらんとする意識を強く持ってはいるけれど、サシャの言動に翻弄されたり、嫉妬に狂って暴走してしまう羅剛王。でもサシャを苦しめる立場に追い込むのは、いつも…

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恋する暴君 12 コミック

高永ひなこ 

宗一兄さんが、「アレ」を……!

社会人編スタート!
そして、ついに、『森永ポイントカード20pt』のアレが……!実現……!!
まず相変わらず森永と遠距離になってもサッパリしてる宗一兄さん、さすがです。
森永のことは特別な存在だと認識しつつ、やはり『恋人』とは思っていないのか。でも遠距離になっての初逢瀬が、森永からじゃなくて、宗一兄さんから会いに行く形だったのが「愛」だなぁ(*´▽`*)
からの、宗一兄さんの騎乗位を観れ…

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ターニングポイント コミック

高永ひなこ 

攻めの可愛さがたまらん!

高永先生の10年以上前の作品になります。
絵は今に比べると古さを感じますが、ストーリーには全く古さを感じない。
年下攻めの鑑というか、わんこ攻めの見本というか……
とにかく、攻めの今村が全身で受けの桜木に〝好きだ〜〟と表現しているところが好きでした^^
かわいいなあ。年下わんこ♡

桜木はノンケなのですが、色っぽい。
黒髪ツンデレで、どことなく憂いがあるのがいい!

脚本家の桜木…

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花と蝶 コミック

高永ひなこ 

おっと、1巻か!?

2016年の作品だし、「1」とかいう表記はないし、表紙は綺麗だし、で購入。
何と、続きがあるようで…。
あとがきに「始まったばかりの連載で…」と書いてありました。
続刊探しても見つからず。
調べた結果、「花と蝶 2巻」でヒットしたのは少女漫画だけで、こちらの作品は「完結」となってました。
BLを読むようになって気付いたのですが、単発のつもりが連載というパターンがあれば逆もあり。続刊が出る…

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わななく牙のダリア コミック

高永ひなこ 

長髪の受けビジュアルに…

獣人ものはあんまり好きじゃないのですが高永先生はどんな風に書かれるんだろうと思って読んでみました。ストーリーは流石と言うべきか、一巻完結なのにとてもしっかりしていましたし、主従関係、獣人と人間という切なさも良かったです。
ただ、個人的には長髪のなよっちい王子様が好きじゃないので、そこが何よりもテンションが上がりませんでした。獣人のトラヴィスは逞しいし、見るからにオス!って雰囲気で鎧姿も素敵でした…

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蜜は夜よりかぎりなく 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

本当の完結編

表題作の志澤×藍と、弥刀×朋樹編、そして福田×衞編の3編。

前半2つは、本編だけの「ハッピーエンド」ではなく、
その後もそれぞれカップルが続いていくのだという未来への希望を描いてくださったように感じました。

きっと志澤は、藍がひとつ大人になるたび
今回のように不安になってはいじけて離れて…それを藍がたしなめて…
そんなことまさしく死ぬまで繰り返してそうだなと。
傍目からは想像で…

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