久江羽さんのレビュー一覧

決別の塔 小説

剛しいら  タカツキノボル 

まだまだ序の口、早く続刊を!

大好きな医療ものです。
不本意な手術ミスが原因で、大学の研究室から山間の診療所に飛ばされてきた外科医・白鷺と、診療所の院長・黒河のお話です。

最新技術の研究開発と僻地医療という、同じ医師でも全く正反対な仕事をしてきた二人が、同じ仕事場で働くことになります。
何でも自分達でやらなくてはいけない山村での生活と、研究がメインだったため、救急医療はおろか、患者を診ることそのものに慣れていない白鷺…

2

普通ぐらいに愛してる 小説

久我有加  橋本あおい 

最後まで不思議な男・・・北條くん

高校時代の同級生の再会ラブです。
それも、片方(攻・北條)はずーっと好きだ・可愛いといい続け、片方(受・南)は相手のことが大嫌いだったという過去つきです。

いやだいやだも好きのうちと言いますが、ふと気付いたときにはすっかりほだされちゃっていると言う・・・ある意味王道な展開なのですが、北條がやたらまったりとした関西弁をしゃべり、のらりくらりとかわすのと、南がそれにイラつき突っ込むというスパイ…

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捨てていってくれ 小説

高遠琉加  金ひかる 

ワンコ×ツンデレの王道ですね

先月読んだ「犬と小説家と妄想癖」のスピンオフ作品です。
ちょっとだけ小説家の“不破”という単語は登場しますが、主人公は編集長の沖屋なので、基本前作とは関係ありません。

というわけで、エロ小説雑誌の編集長・沖屋と、アルバイト学生・隆之のお話です。
廃刊寸前だった雑誌の編集長に20代でなり、見事立ち直らせたというやり手の沖屋には、ワケアリの過去が・・・
その沖屋にほぼ一目ぼれの隆之は、ある…

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公僕の恋 CD

公僕のお仕事を堪能する

公務員が主人公のお話が3つ入っています。
コミックスのドラマ化ですが、いい感じにお話のとおりに展開してくれていて、わかりやすかったと思います。
鷹丘先生には申し訳ないのですが、私としては絵柄が好みではないので、声で聴いたほうが素直にお話に入り込めました。

1話目2話目が児童相談所に勤務する二人のお話。
真面目で四角四面な児童福祉司・吉本(CV.平川大輔)と明るく元気な児童心理司・黒部(…

0

超法規レンアイ戦略課 小説

秋月こお  有馬かつみ 

環境保護団体 推奨 って言いたい

恋愛ものとしては、決して面白い話ではありません。
最初から恋愛フラグが立っているような二人だし、キュンキュン来るような展開があるわけではないし、それじゃぁ大人のお付き合いかといえばそんな感じでもないし・・・。
でも、私としては結構面白かったのです。

帯に「政治家一家の四男坊で、裏社会にコネを持つ厄介な男・伊佐山大悟。彼に気に入られた大鳥安彦は、ある晩酔った勢いで抱かれてしまい!?」とあり…

1

おとぎ話のゆくえ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

性善説・・・ですよね

何日も前に読み終えているので、記憶も曖昧になりつつありますが、キュンキュンさせてもらったお話でした。

持ち前の世渡りの上手さで、東京の底辺で生き延びてきた来杉が、なんとなく友達の帰省に着いてきた田舎町で、殿様の子孫・湊に出会ったことにより始まるお話です。

何につけ冷めていて、自分の気の向くまま“今”だけを生きている来杉と、おっとりとしながらも芯は強く、“若様”としての公の立場も保ちなが…

3

義を継ぐ者 小説

水原とほる  高階佑 

極道なのにモラリスト

ただひたすら恩義ある組長・桂の役に立つために生きてきた義仁は、桂が高齢になったことを機に、極道の世界から二人して引退しようと考えていたのですが、準備が整わないうちに桂が急死してしまって・・・

傍若無人な年下の男・矢島の背景があまりはっきりしないままお話が進むので、どうして矢島がこうも義仁に執着するのかが分かりづらかったのですが、二代目を巡るあれこれや、義仁の背景などの展開が面白かったので、萌…

1

楢崎先生とまんじ君 2(表題作 それなりに平穏な日々) 小説

椹野道流  草間さかえ 

逃げのちーちゃんと呼びたい

クールビューティー・楢崎先生と一家に一台欲しい、典型的なワンコ・まんじ君のお話です。

スキスキ攻撃しまくりのまんじ君と、好きなクセして認めたがらない先生の相変わらずの日々なのですが、今回は、ある事情でまんじが家出しちゃったからさぁたいへんになっちゃった先生が、襲い受けちゃうことになったお話がメインです。
(あとがきによると、これは先生の人生最大の黒歴史だとのこと。)

そこに“いばきょ…

1

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

コソ勉・・・白鳥のみずかき的な???

可愛くて、キュンとして、幸せになれる、とっても好きなお話です。
神にしてもいいかなと思ったのですが、お話としての凄さはそれほどでもなかったので、萌で。

いいところの坊ちゃんで、成績もよく、容姿も申し分ないけれど、性格がよろしくない王子様な大学生・直希。
ふとしたことから、他の学部の准教授・阿部に本性を見破られてしまい・・・

鼻持ちならない直希ですが、成績がいいのもモテるのも、見えな…

4

ダブル・バインド 小説

英田サキ  葛西リカコ 

長編の予感

ナンバーが打っていなかったので、読みきりシリーズなんだと思っていました。
思いっきり続き物でした・・・

刑事の上條と、高校の後輩で今はクリニカル・サイコロジストである瀬名を中心に、殺人事件やら多重人格やら極道やら過去のしがらみやらが絡み合って、これからどうなる???なのです。
私が今のところ一番気になるのは、上條と瀬名のこれからよりも殺人事件の行方です。
この際、色っぽい話は入っていな…

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