むつこさんのレビュー一覧

ひと目会ったら恋に花 小説

英田サキ  笹生コーイチ 

オヤジ万歳

左遷された三十路オヤジが住むことになったのは、イケメン荘と呼ばれる一風変わった男たちが共同生活をしてる下宿屋だった。
登場人物はみんなキャラが生き生きしてます。英田さんが楽しんで書いてるのが伝わってきて、読んでるこっちまで楽しくなってきました。
オヤジなのにめちゃくちゃ純情な幸村が可愛かった。ワイルドなのに一途なツンデレ風味の一成も可愛いし。
こんな下宿屋に住みたいです。ああでも周りはホモだらけ。…

2

やらしい昼下がり コミック

山田ユギ 

面白かったー

山田ユギ作品は安心して手に取れるものばかりだと思う。
短編集です。
小粒でもキラリと光る作品群に、優しい気持ちになりました。
心理描写が本当に上手い。ユギワールドだ。
どの作品も、すぐに感情移入できて、ほんわかあたたかい気持ちになれます。

2

奪う男 コミック

西田ヒガシ 

ほくほく

この短編集で、リーマンものが大好きになりました。
かなり面白かったです。
生活感のあるきちんとした社会人たちが描かれてます。
不器用だけど一生懸命だったり、登場人物がみんな地に足がついているからこそ、ストーリーに深みが出てるんだと思う。
キラリと光る小品ばかりで、ほくほくしながら読みました。

4

リンゴが落ちても恋は始まらない 小説

松前侑里  麻々原絵里依 

優しい空気

初読みの作家さんです。
某ブログで高評価だったので購入しました。
わざと過剰な説明を避けるような独特の文体で、慣れるまで少しだけ時間がかかりましたが、入り込むと読みやすかったです。
ふんわりした手触りの、優しくてあたたかいお話でした。

教師と教師の恋です。
主人公は学長の息子。妻子持ちの男と不倫中のゲイです。それが父親にバレ、済んでた部屋を追い出される。その部屋、父親の持ち物なのだ。しかもそこに…

2

DEADLOCK外伝 SIMPLEX 小説

英田サキ  高階佑 

ロブ再び

DEADROCKシリーズの外伝ですね。
本編ではユウトに恋してフラれてしまった心理学者のロイが主役です。本編の二巻や三巻では、ユウトとはなかなか行動をともにできないディックを凌駕するほどの活躍でした。
やっと幸せを見つけることができて、良かった。
相手役はボディーガードのヨシュア。とにかく話すのが苦手な不器用男です。ユウトとはタイプが違うんだけど、口上手なロイとはいいコンビだと思ったw

セックス…

3

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

うーん

シリーズ最終巻です。
私にとってはいろいろ惜しい作品でした。期待が大きすぎたのかも知れないけど。
ユウトが有能さに欠けすぎてるのが、きつかった。
読者みんなが分かってることに、麻薬捜査やらFBIやらで訓練や実戦を積んでるはずのユウトが気づいてないのはどうなのよ、と。
大事な任務の最中にディックへの恋心にとらわれてたり、銃も持たず勝算もなく手ぶらで犯人追いかけたり、犯人と対峙したときにディックの邪魔…

7

抱きしめたい 小説

榊花月  荻山知弘 

シリーズ一作目

抱きしめたいシリーズの、旧版の第一作目です。
受けは人好きのする可愛いタイプ、攻めは遊び人で焼きもちやきで傲岸不遜で金持ちで頭がよくてイケメンです。
高校時代からもう七年つきあってるリーマンの二人。そこに、新人の社員がきて、受けにラブビームを出しまくります。
攻めは誰にでも優しい受けに苛立っており。
受けは傲岸不遜な性格の攻めにいい加減にしてくれよとの思いもあり。
日頃の不安や不満がじわじわと高ま…

1

ディープブリージング―深呼吸 小説

神谷凪  金ひかる 

キューン

中学生攻めで高校生受けです。
中学生が出てくる小説っていまいち好きじゃなくて、しかも最初は年齢にそぐわない大人っぽさで『げっ』と思ったんだけど、読みすすむうちに『やっぱりガキやん』と思わせてくれて、それが良かったw

主人公は高校三年生です。
攻めは弟の友達で、中学二年生。
不器用で経験の少ない高校生は、大人っぽいその中学生に引きずられるようにして、体を重ね、付き合いはじめる。
ここで夢物語みたい…

1

月も星もない 小説

久我有加  金ひかる 

関西弁が生きてます

漫才コンビでヤオイな妄想した方、いますか。
そういや私も昔、ダウンタウンで軽く妄想したなァ…なんてことを思い出しつつ読みました。BLにハマる素質は、その頃からあったんだな。

主役は、明日のお笑いスターを目指しつつも、相方と決別したばかりで落ち込んでる売れない芸人です。相方はいない、金はない、未来に希望もない。
そんな彼が偶然出会ったのが、同じく相方と決別したばかりの男。
二人はコンビ解消のショッ…

2

夏服の人魚 小説

神谷凪  荻山知弘 

これはいいですねぇ

夏の海を舞台にした、透明でせいひつな空気感のある作品でした。
ラストが好きでした。てゆか、予想を180度裏切られるラストに、「えっ!」となりました。
本を閉じてしばらく考えて、それから奇妙な切なさがジワジワと胸の奥からわいてきました。
この読後感は初体験です。心地よいような、心地悪いような、どっちつかずの。

主人公は不思議な青年です。海のそばで育ち、学校にも行かず、別荘を管理する義理の両親ととも…

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