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夜光花 みずかねりょう
むつこ
レストランのオーナーと、そこで働くギャルソンのお話です。視点が二人を行き来しながら、謎が少しずつ明らかになってくるミステリー仕立てのストーリーになってました。 私は途中まですっかり騙されてました。 オーナーの矢上(攻)が、自分の持ってるレストランで出会ったのは、ギャルソンの瑛司(受)。 瑛司は10年前に死んだ弟にそっくりだったのだ。 興味をひかれて交流するうちに、お互いに惹かれはじめる。 でも、…
榎田尤利 高橋悠
吾妻&伊万里シリーズ、略してアヅマリシリーズの一作目です。 リーマンもの──といってもフレッシュな、ピカピカの新入社員コンビです。 吾妻くんの一人称の小説なんですが、サクサク読みやすくて面白かったです。 さすが榎田尤利さんだなァ。作風に幅があり、どんな作風でも形にして読ませるんだよね。んで、根底には必ず明るくて前向きなメッセージが流れてる。 吾妻と伊万里は180度違う二人です。 吾妻は元気で明る…
『ソリッド・ラブ』『レイニー・シーズン』『オール・スマイル』と、三作続いた吾妻&伊万里シリーズの番外編です。番外編にして完結編かな。 ついに王子沢が主役になりました! シリーズ本編では、最強の当て馬として私のハートをがっちり鷲掴みしてくれた王子様、もとい王子沢。 吾妻くんに長い片思いしてた彼ですが、やっとシアワセを見つけてくれて、嬉しいような。親友に片思いしてる男のストイックさに萌えてた私としては…
吾妻&伊万里シリーズ、略してアヅマリシリーズの三作目です。んで、一応の最終巻。 番外編があと一冊あります。 ついに吾妻も伊万里も社会人三年目になりました。 魅力的な脇役たちに囲まれて、生き生きと働いてます。いいなー、こんな職場。 今回、吾妻と伊万里には試練が訪れます。 伊万里のせいで吾妻が危険にさらされ、伊万里は吾妻と別れることを決意するのだ。 ぶっちゃけ伊万里の愛情は重いです。独占欲と嫉妬が…
吾妻&伊万里シリーズ、略してアヅマリシリーズの二作目です。 一作目では新入社員だった二人もリーマン二年目になって少し成長し、部下もでき、順調に愛を育んでます。 出来上がったカップルの話って、どうしても萌え度が下がっちゃうんですが、さすが榎田尤利さん、読ませてくれました。 このシリーズの個性的な脇役たちが大好きです。 まずスーパーお局の河川敷紀和子。社内にファンクラブまであるオトコマエな女性です。…
夜光花 小山宗祐
ミステリー用語でいうところのクローズドサークルものです。 雪に閉ざされた洋館のなかで、一人また一人と死んでいく。 ネタバレはしませんが、犯人探しにワクテカしながら読むのはやめたほうがいいかと思います。ぶっちゃけミステリーとして考えるとショボいので…。 主人公はドールハウス職人(受け)。 とある洋館に招かれ、そこでドールハウスを作ることになる。 攻めはその洋館の持ち主です。 その洋館で起きた過去の…
腰乃
ここで評判が高かったので、読んでみました。 期待を裏切らず、面白かったです。 表題作のほかにも、短編がいくつか。ハズレなしでした。 やっぱり表題作が一番面白かった。 奔放で経験豊富なゲイくんと、そんな彼に最初はビクビクしていたノンケくんが、友達になり、いつしかノンケくんのほうがゲイくんのことを好きになっちゃいます。 告白シーンからエロシーンまでの流れがイイ。 表題作に限らず、エッチしながらやた…
鈴木ツタ
この作品集が、鈴木ツタさんのはじめての単行本らしいです。 絵柄は最近のとは微妙に違いますが、かの名作『あかないとびら』へと繋がっていく鈴木ツタさんのユーモアあふれる作風はそのまんまで、面白かったです。 美味しく読みました。 表題作は、失恋して『ホモになってやる』と宣言して、目覚めたら男友達と寝ちゃってたっていうあり得ない展開からはじまる話です。 カラダからはじまった関係が本当の恋になっちゃうとい…
夜光花 稲荷家房之介
SFでした。 アイデア自体はよくあるものですが、こういうのを使いこなして小説書くのって夜光花さんらしいなァと思います。 主人公はバイオリンの先生(受け)です。交通事故で、バイオリニストの道を閉ざされた過去がある。 相手役は高校生(攻め)。 受けは攻めのバイオリニストとしての才能に惚れ、自分の夢をたくすことを決意する。 ただ高校生の家庭は複雑で、虐待にあってて、ある日その高校生は父親を殺してしまう…
榎田尤利 雪舟薫
榎田尤利さんの幅広い上手さが実感できる良作でした。 物語全体を流れる空気感は、けだるいセピア色です。表紙の色使いがこれほど似合う作品はないと思った。 しっとりじっくりしたストーリー進行のなかで進行する、炎のような激しい愛の姿を描いてました。 主役は邦彦(攻め)と千早(受け)。二人は幼馴染みです。何年かぶりに再会し、視点が交互に入れ替わりながら話が展開していきます。 邦彦にはただ一つ欲しいものがあ…