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BLの新機軸となるか!?
表紙の爽やかさにつられて買ってみたら、ま~エロいエロい(笑)
絵、ストーリー、描写…何処をとっても新しかったですね。
エロ描写がかなり濃厚でびっくりしました。「ここまでしていいのか…!」という感じで。絵もさることながら、表現がとても独特。「ぐぽぐぽ」や「ぶるぶる」などとってもリアル。
ストーリーもBLというよりゲイに重点を置いている気がします。
そしてこの方は濃厚エロだけでなく、とにかくギャグ線が高い!登場人物の会話には何度笑わせていただいたことか…。掛け合いがとても面白い!何回読んでもウケていまいます。
良い意味で期待を裏切られました。これからも期待大です!
知人が読んで「面白かった!」と聞いていたものの
絵のタッチがあまり好きなタイプじゃなくてスルーしてたんですが
先日、某出版社のフェア小冊子のイラストを見てイメージが変わり
改めて手にとって見ましたが。。。
全体に坦々としてる雰囲気なのに
絶妙の心理描写と表情の変化がすごくリアルで
しかも、エッチの描写がハンパなくエロエロ!ww
線の細いタッチだからか、局部もかなりリアルに描かれているので
そういうの苦手な人は注意かも。
全部で6CPのお話が入ってますが
私が好きだったのは、表題作の『隣りの』と『コンビニ店長と落ちる男』。
どちらも、ノンケの方が相手がゲイとわかっていながら
惹かれていくのを止められずに
そんな自分の気持ちにびっくりしたり戸惑いつつも
それを受け入れていくって感じで
変に取り繕ったりしてないどたばた感が妙にリアルです。
特に『コンビニ~』の受け君がいちいち幸せそうでジンと来ました。
描き下ろしでは
あそこに出ていたアイツが、実はそうだったのか!
的なサプライズもあったりして
妙にニヤニヤしちゃいました。
全体通して、今まで読んだ他の作品にはない雰囲気の作品で
でもすごく楽しめました。
絵の雰囲気と局部の描写がOKならば、ぜひ一度トライしてみて欲しいです!
そして、読み終わったら
ぜひカバーをめくる事も忘れずにw
BLを読むときは「萌え」たり「共感し」たり「抜い」たりといろいろな愉しみ方をする私ですが、
腰乃さんは男脳も女脳も下半身も高得点を出してくれる珍しい作家さんです。
(どっかのジャンルのスペシャリストは他にいますけど・・・)
桜さんの持つゲイであるという枷の重さに共感させられるかと思えば
隣同士の二人の「あのね 好き」という告白にキュン萌えさせられ、
小西君と付き合ううちにドンドン若返ってのりっのりになっちゃった涌井課長に笑わされ、
そしてBLでは稀有なタイプのリアルな性描写に興奮させられてしまう。
・・・なんなんだこの本は。過不足がないというか何もかもが十二分。
他の方とは言い方を少し変えようと試みます。
性器や行為の描き方がエロさを醸し出しているの
ではないですね。
気持ちの距離感の取り方の変化でエロさを醸し
出そうとなさってます。
出てくる人が基本的に皆不器用だからこう言う
エロい雰囲気が作られ易いのかな、と感じます。
不器用さ故発生するこっ恥ずかしさが読んでいる
側にも伝染するんですね。で、そこからエロさが
発生する。
腹応えも歯応えもよろしゅうございました。
BLを読み始めた初期に電子本で出会い、上からざざっと落ちてきた彼に店長同様どきゅんされ、涌井課長で完全に落ちました…即行、本買い!!
実は表題作よりも涌井課長×小西君の「幸せなら手を繋ごう」が大大大好きです(笑)この課長の天然鬼畜っぷりと小西くんの健気っぷり…頑張り過ぎてヨレヨレになっちゃうって……なんなの?このセンス…
最高なんですけどっ(笑)
このふたりにはなんだかんだと幸せになってほしい…そして腰乃さんにはもっとこの二人を描いていただきたいです!
あまり役に立たないレビューですみません(^^;)