total review:290772today:36
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
16/378(合計:3774件)
秀香穂里 小野浜こわし
雀影
現代作家と絵本の魔人のお話。 秀先生が、こんなトンチキアラブファンタジー?って驚きと、安定のスパダリ攻めがたっぷりと楽しめて、さらに、小説家さんの創作の苦悩が垣間見れるという、楽しみどころが一杯のお話でした。 來栖が、安易にシンに願いごとせずに、しっかり自分で考えて成長していく姿に好感持てるし、魔人のシンも、それが自分に掛けられた呪いとはいえ、主人の願いを叶えることを優先して無茶なわがままを言…
暮
40代の小説家と編集者の、既に恋人同士になっている二人のお話。 今日は、たまたま、作家と編集者のお話の本を2冊続けて読んじゃったんだが、こういう地味なお話の方が断然好み! お互いに40代で、それぞれのお仕事をちゃんとこなしつつ、今の二人の関係を大事にしていて、この先もそんな関係がずっと続いていきそうな感じ。 岡村が中井を甘やかしながら甘えている感じも、中井のそっけなさそうにしながらも甘え…
野田のんだ
元ヤクザが、BLが何かを知らないままBLマンガでプロデビューすることになって…っていうラブコメディ。 「とりあえずやってみましょう」的な、超速でエロにぶち込む展開について、手っ取り早くエロくて、メインキャラのエロ可愛い姿がすぐ見られるのは、お得でいいよねって、ここをポジティブに乗り越えられると、その後の展開もすごく楽しめる。 絵やお話作りはお上手で、脇キャラもいい。 初回の掴みとしては「とり…
akabeko
完結編です。 終わってみると、結構あっけなくまとまっちゃった感が、、、 怒涛の展開というか、ストーリー展開としては過不足なく、組の抗争的な話もちゃんと片付くし、四人の関係も、ちゃんと、愛には愛で向き合って、報い合う結末で、グイグイ読んじゃったので、あっけなく感じたのかもしれないけど、何度か読み返してみると、もっとじわじわと効いてくると思う。 とにかく、みんなが落ち着くところに落ち着いて良かっ…
湯煎温子
道端で落ちていた男の子を拾ったら、その子が家に置いてもらう代わりに体を云々、、っていう設定自体は、BLのお約束的な、ありがちな設定なので、その大前提さえ受け入れちゃえば、猫田君はかわいいし、速水さんは真面目でちゃんとしてて素敵だし、結末も、ちゃんと終わりよければ総て良しという事で、良かったんじゃないかな。 私としては、猫田君のポジティブにはちょっと乗り切れない感じがしちゃったけど、速水さんにオマ…
はやりやまい
これね、ずっと読みたくて積んでいたんだけど、なんか予想外だった。 カバーイラストの印象から、神田店長の事、もっと枯れた感じのおじ様だと思い込んでいたので、まず最初に登場した時のキラリン美形に、これって誰?ってなって、これが神田さん?若いし綺麗すぎなのにびっくり。 神田正杜30歳ならこの位若くても当然ではある。 と、最初の衝撃を過ぎてしまえば、あとのストーリーの流れは自然で納得できるもので、喫…
座裏屋蘭丸
ネタバレ
とにもかくにも、巻頭のカラーページがとても美しいです。 もう、これだけでも、紙の本を買ったかいがあるというもの。 内容の方は、お互いの誤解も解けて、人質交換も無事すんでと、かなりあっさりうまくいきすぎな感じもしますが、ここで終わりじゃないみたいなので、この先がどう展開するのか楽しみにして待つことにします。 描き下ろし分はラブラブハッピーな感じでしたが、個人的には、結末はバッドエンドがいいなぁ…
木原音瀬 峰島なわこ
木原作品で、こんなにちゃんと、ラブラブなハピエンだなんて! 「嫌な奴」と続けて読んだから、尚更そう感じたのかもしれないけど、やっぱり、主人公がちゃんとした社会生活を送れる社会人で、 何より攻めが、 攻めの受けに対する愛に、優しさと真剣さがあるって所が大きい。 木原先生の古い作品って、出会いの経緯が極端なうえに、運命の番に出会ってしまって、どうしてもこの相手と結ばれたいって願う当事者が常…
木原音瀬
あー、これこれ、 この救いのない、一方的な執着愛。 これこそ昔ながらの木原節だ。 スマホとかの、通信手段がアップデートされて今のお話になっていますが、かれこれ20年以上再販が待たれていた伝説の作品。 最初から最後まで、全然甘くならずに、ほぼ救いなく終わるところは、BL小説を読み始めた初期の頃、木原作品に出会って感じた衝撃のまま。 こんな風に、どうにもならないダメな人間を、どうやったら描け…
hitomi
なんだか、青春を取り戻す系のお話の本を立て続けに読んでる気がする。 まあ、単に自分の好みがそうなので、そんな系統の本ばっかり買っているからなんだが。 とりあえず、受け攻め、自分の第一印象とは逆だったんだっていうのがあって、でも、話の展開としては、この二人はこの攻め受けなのねっていうのは理解した。 ただ、理解したのと、自分の好みに合致するのとは別なので、っていう。 同時収録作品も、男前な受け…