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市川けい
雀影
高校生ならではの「ままならなさ」が、たっぷりと味わえるシリーズ3巻目。 高校3年、付き合って1年。 このまま地元に残るのか、東京へ出るのか、進路のことは考えなくちゃならないし。 二人でイチャイチャしたくても、家には家族がいるし、他の場所ではできることに限界があるし。 この、ままならないことを、二人して、すれ違ったり、話し合ったりしながら、少しづつクリアしていくストーリーって好き。 二…
京山あつき
ああっ! これよ! こんなお話しが好きなの! こうやって、ゆっくり、ゆっくりと、恋とは、恋愛とは何かを探っていくようなお話。 「一緒にいたい」からの、その先へ進むための手掛かりを探して、ずっと探し続けて、ようやく見つけだす。 見つけてみれば単純な言葉だけど、その言葉一つで回路がきれいにつながって、次々と扉が開いていく。 更に、いざセックスとなってからも、すこしづつ慣らして(開発して)行…
かつらぎ
何だか随分とお久しぶりのかつらぎ先生のコミックス。 どうやら、同人誌で出されていた作品をまとめた短編集のようです。 と、いうわけで、絵とか、お話の全体の雰囲気は結構好みなんだけど、全体にちょっと物足りない感があるのは否めない。 表題作も「宿り子」とか「生み直し」っていう、最初の設定を提示しただけで、最後にいきなり子供が登場して??? この先、この子供の説明とかが続くのかと思えば、ここで終わ…
緒川千世
枕営業ねぇ、、、 二次創作だと結構好きな設定なんだけど、このお話に関しては、もう一つ、納得がいかないというか、 まず、創作物に自信があるなら、ちゃんと「物」で勝負しようよとか、 変態おやじに好き放題されているのを見るのが好きとか、見られるのが好きっていう性癖なら、それならそれで、そこに創作物を言い訳にしないでほしいとか、 なんか、こういう、中途半端な自己犠牲に酔う、みたいなのあんまり好みじ…
はらだ
超ネタバレ注意 愛されたかった過去を、愛することで補てんしようとして更に傷ついた男と、 愛していたのに幼すぎて引き離されてしまった過去を、バリバリと力尽くで取り戻す男の話。 第1話、2話を読むと、「ショタ」の一言が大地雷の方にはもうこの時点で放棄案件だろうけど、これが話が進むにしたがって、5話目で大転換。 とにかく最初から、ゆいくんの覚悟が違う。 逃げたこと、引き離されたことを後…
河西さんメインは初聴き。 関西弁、すごくよかったです。 流石にネイティブ。 ノリがいい。 根古くんは自分の快楽に正直で、ノリも明け透けなので、根古君の会話やモノローグ自体は、かなり露骨だったり、ちょいちょい下品だったりするのですが、関西弁の持つ軽やかなテンポのおかげで、ああ、こんな子ぉおるよなぁと感心。 それに対する犬飼君のむっつりっぷりも、これもまた絶妙で良かったです。 これをきっか…
ぴい
実はこの本、原作ノーチェックでドラマCDの方を先にキャスト買いして、CD聞いた後に読みました。 ドラマCDの方は、それはそれで改めて感想を書くとして、コミックの感想はというと、意外と、あっさりしていたな、と。 ネコくんのふにゃちんと犬飼くんの完全スタンバイ状態の対比なんかは、絵があってこそわかるおもしろさで、それがちゃんとわからないと作品の核として意味がないので、その辺をしっかりと描きつつ、ひ…
雪路凹子
凄く好き。 この超絶に細密で耽美な絵と、お下劣にナンセンスな設定と、王道な切ないロマンス、さらに極め付きリアルなかわいい小動物たちと股間に咲き誇る花。 絵だけ見てれば、どんな耽美な世界が繰り広げられているのかと思わせるのに、同じ耽美な筆致のままに描かれる違和感のある小道具、違和感のあるポーズ、 そして、言葉としてはシリアスなようでいて、キャラクターの外見にを裏切る会話。 ごく普通の感性を持…
今日もみぞれ
ケモノ成分多めのシュールギャグ。 『2018年度『このBLがやばい』に選出されなかったら絶対におかしい作品 第1位(当社比) このBLがマジでやばい。』 ってことだが、確かに『やばい』かな、この発想力が、 ここ数年は、痛い系の『やばい』は結構豊作だけど、こっちのシュールギャグ系の『やばい』に関してはなかなかお目にかかれないほどのやばさかもしれない。 多分、好みが別れるタイプの絵だと思う…
日乃チハヤ
客席に並んでいる二人がスクリーンに映っているカバーデザインが素敵です。 エンドロール風に配された文字もおしゃれ。 映画館で偶然隣りに座った、煩くてジャマなチャライ大学生。 一度だけならまだしも、何故か毎週、隣りに座ってきて…。 友人でもなく、何か約束があるでもなく、映画館の中でただ隣り合うだけの関係が、いつしか相手に会うために映画館へ通っている。 その気持ちの名前は、 その気持ちの…