雀影さんのレビュー一覧

テンカウント 4 コミック

宝井理人 

じれったい

4巻目は、だいぶ、じれったいすれ違いラブ感が味わえる展開、なのかな?
城谷の心が、がんじがらめに固まってしまった原因が明らかに!って。
まあ、そうかなって納得はしたけど、
展開として納得はできるけど、、、
黒瀬と城谷の関係もねぇ、、、
そもそも城谷がねぇ、、、

城谷のイキ顔は実に色っぽい。
エロシーンの絵がきれいだし、エロいのはすごく感心する。
絵は、エロいよね。
ただ、エロ…

2

ジェラテリアスーパーノヴァ CD

ドラマCDになるべくしてなった原作

原作既読でしたが、読んだのは随分前だし、このCD自体もずっと埋もれていたので内容はうろ覚え。
原作無しで、いきなりCDだけ聞き始めたら、古川さんも佐藤さんも、お二方ともいいお声ではあるけれど、特別印象的なお声というわけではなく、お二方ともまだBLCDのお仕事でおなじみというわけでもなく、まあ、ぶっちゃけ、最初は全然どっちの台詞か聞き分けられなかったりして、いったん止めて、あらためて原作本発掘して…

6

かしこまりました、デスティニー 下 コミック

さちも 

執事の出自

同時刊行された上下巻の下巻。
上巻のαとΩ運命の番編は、Ωがめでたく懐妊したところで一応完結。
下巻は次郎と葵、それぞれ付きの従者で執事の久遠と宮内が主人公。
ずっと葵を愛して守ってきた宮内だったが、葵が名実共に次郎の番となって思いの行き場を失います。
これまでは宮内に何かと突っかかっていた久遠ですが、宮内の事を知るにつれ、宮内がどうしても気になる存在になってきて、、、

下巻の方は、…

5

かしこまりました、デスティニー 上 コミック

さちも 

納得のオメガバース

上下巻2冊同時発売になったオメガバースプロジェクトの本。
上巻はαとΩ運命の番編、下巻はαとβ運命ではない二人編。
オメガバース設定そのものが、階級差を越える運命の恋がメインのテーマなので、この作品のように、執事がいる名門一家が舞台なのは自然で、今まで読んだオメガバースの中でも特に読みやすかった。
カバーイラストやカバーデザインはすごくきれい。
中身の絵の方も、エチシーンとかはすごくきれい…

1

ひだまりが聴こえる -幸福論- コミック

文乃ゆき 

エロ度、なし!

前作のカバーイラストもきれいだったけど、この本のイラストも素晴らしく美しい。
ストーリーは太一が、幼いというか天然というか鈍感すぎて、はっきり言っていくら何でもBL未満っぽくはあるのですが、根底にあるのは、やはり、航平と太一が愛を育んでいくお話なので、これはBLでしょう。
今回、おじゃま女子マヤちゃんの登場や、太一の就職など、二人を取り巻くキャラが増えたのもあって、BL的な進展は遅々としていて…

2

バターミルクドナーズ コミック

赤星ジェイク 

とんでも設定のコメディ

あらすじのチェックなしに作者名のみで購入リスト入り、で、届いてみたら、、、、
通販って、通販って、、、
店頭でこの帯見て、裏のあらすじ読んでたら、こんなにびっくりしなかったのに。
健全な精子を育成する?
日本男子体育大学・通称『日玉』のフグリスト?
なんだか、とんでも設定のラブコメディ。
赤星さんって、こんな作品も描かれるのね。
エロばっかりの、とんでも設定だけど、なんだかのびのびと…

0

はれもの水風船 コミック

赤星ジェイク 

幸せにしてあげたい

兄と弟、先生と生徒、どちらも禁忌なら、どちらの禁忌を選ぶのか?

幼い頃にネグレクトと性虐待されていた沿は、要の家に引き取られ、兄弟として育ちます。
要と沿は、沿の過去や性的な事柄から遠ざけられながら育つのですが、要の中に芽生えた沿に対する感情は、徐々に大きくなってきます。
やがて、沿が要と同じ高校に入学して、要の担任・大場が顧問をする茶道部に入部します。
こうやって揃った三人。
兄弟…

7

僕とサオダケの日々 コミック

会川フゥ 

恋はままならない

「愚か者ども~」に収録されていた短編のその後のお話ということだが、全く記憶にないし、本も多分もう家にない。
3年も前に出たコミックスの、それも同録作品じゃ無理もないよね。
っていうことで、冒頭に「これまでのお話」が載っています。
小説家のおじさん「サオダケ」と高校生の「リョウ」。
リョウの友人達も登場して、前途のある高校生のリョウの「好き」に、もう若くない自分はどう対したらいいのかサオダケ…

6

妖精と夜の蜜 小説

杉原理生  高星麻子 

妖精王!

夜の種族シリーズ、今回は、妖精王とヴァンパイア氏族「グラ」の長のお話。
妖精の森とか、大好物!
人間界と夜の世界の異変の繋がりを探りながら、少しずつ夜の世界のことを知っていく律也。
律也と一緒に、読者の私も夜の世界を知っていく、このワクワク、ドキドキ。
1冊ごとのメインエピソードと、徐々に迫っていく大きな謎。
こういう、世界観がちゃんとしたファンタジーって、やっぱり好きだ。
高星さんの…

1

銀座ネオンパラダイス コミック

ウノハナ 

王道の力作

終戦後の銀座を舞台にしたすれ違いロマンス。
銀座=すれ違い・メロドラマの式が無条件に通じるのって、いったいどこの世代までだろう。

ずっと幼なじみの腐れ縁で、散々振り回されて、それでも振られて帰って来るのは自分のところ。
帰ってきても憎まれ口とケンカばかりだけど、いつも、いつでも待ち続けていた。
そんな二人の間にも、鷹彦にとうとう赤紙が届いて、出征前の最後の夜、思いをはっきりと言葉にしな…

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