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久々にレビューを書かずにはいれない!と思ったくらい、
私の心を大きく揺さぶる作品に出会えました。
私は今現在もカウンセリングを受けており、
カウンセリングの勉強をしている最中です。
だからこそ神評価になった作品だと思います。
そんな私の視点からのレビューとなります。
このシリーズは個人的に1、2位を争うくらい大好きで、
待望の4巻でした。
沢山号泣してしまいました。
なぜなら私と重なったからです。
号泣したシーンについて。
黒瀬君に道具でおしりをいじられてイった後の
「ごめんなさい お父さん」と城谷さんが本音を呟いた所でした。
私自身、母親が厳しくて、
「ごめんなさい お母さん」と思っていたことを
つい最近のカウンセリングで気付き、自覚した矢先だったので、
自分と重なりすぎて衝撃を受けました。
その後、城谷さんは汚いことを知りながら公共のトイレで
自慰をし始めます。
潔癖症<自慰の状態で、罪悪感だらけです。
しかも黒瀬君に指を入れられるのを想像します。
でもカウンセリングは葛藤と罪悪感と戦って楽になり、
幸せになっていきます。
私は本当の城谷さんはおそらく自慰が好きで、
自慰も好きならセックスも好きだと思います。
それを黒瀬君が徐々に暴き、解放していった・・・
城谷さんの心の底に封じ込めたお父さんや自慰が好きという気持ちが
入ったパンドラの箱を黒瀬君が開けたんだと思いました。
そしてついに城谷さんの潔癖症になった理由が明らかになります。
お父さんが好きな罪悪感+お姉さんに自慰した後を見られて
「気持ち悪い」と言われたことが、深いトラウマとなりました。
しばらくその日のお父さんのことを思い出して自慰をしていたものの、
「自分は気持ち悪い」「お父さんを汚してしまう」と言う気持ちから
お父さんや自慰が好きな気持ちを認められなくなり、
封じ込めて生きていくことを選びました。
本当は自分が気持ち悪い(と思い込んでる)のに
お父さんに「気持ち悪い」と言ったり(黒瀬君にも言ってました)、
「自分は汚い」という強迫観念が他人にも向けられて行って、
重度な潔癖症になっていきました。
ある意味お父さんに嫌われないように、
汚れてる(と思い込んでる)自分からお父さんを守るために、
潔癖症になったと捉えても良いかもしれません。
そして私はどこかお父さんが黒瀬君に似ている気がしました。
もう一つ号泣したシーンについて。
それは、count21の縛られてる城谷さんと
その膝で眠っている子供の頃の城谷さんの一枚絵でした。
子供の頃の城谷さんは、
過去に深いトラウマを負って浄化されていないため、
心の成長が止まってしまった、
今の城谷さんの中にいる子供(インナーチャイルド)だと思います。
今の城谷さんは縛られ、インナーチャイルドに何も出来ない
=お父さんや自慰を好きな自分を許せず、
認められないのだと私は解釈しました。
私自身も子供の頃の自分を許せず、
認められなかったりすることがあって辛かったですが、
時間をかけて徐々に向き合い、許し、認めていきました。
なので、城谷さんもいつかそうなって、
インナーチャイルドを抱きしめられたら良いなと思いました。
また、終盤のエレベーターで
二人が閉じ込められるシーンが印象的でした。
雷+停電+狭い場所で城谷さんはフラッシュバックしてしまいます。
そんな城谷さんを見た黒瀬君が
「「俺以外は嫌だ」って言って下さい」
「手にキスして下さい」と言ったシーンはゾクゾクしましたが、
城谷さんの自分が気持ち悪いから相手を汚してしまうという気持ちから
解放してあげるためにも言ったんだと思いました。
城谷さんは躊躇しながらも黒瀬君の手の甲にキスをし、
トラウマを乗り越えた努力を
黒瀬君は高く評価し、城谷さんを褒めて抱きしめたんだと思います。
そしておそらく城谷さんは
黒瀬君が好きな気持ちがお父さんが好きな気持ち(過去)と重なり
「黒瀬くんを汚してごめんなさい」が子どものように泣きじゃくる姿に
なったんだと思います。
私はある意味「お父さんを汚してごめんなさい」と
言ってるように見えました。
(黒瀬君が最後に「子どもみたい」と呟いたのは、
まさに城谷さんの中のインナーチャイルドが
見えたからなのではないでしょうか)
また、黒瀬君が
「城谷さんが汚れてるんですか?」
「俺はドロドロになって傷ついた城谷さんが好きです」
「そういう風に思う俺も一生綺麗に
ならないくらい汚れてるんでしょうね」と
城谷さんに伝えたことで、
これからきっと城谷さんは自分は汚れてたって大丈夫なんだと許して、
認められるようになっていけるのではないでしょうか。
城谷さんの子供の頃の深いトラウマが浄化されていく瞬間で、
解放され癒され、幸せになっていく大事なシーンだと思いました。
最後に私はこの作品を
城谷さん、お父さんや自慰が好きでも良いんだよと、
自分を許し、認めてあげてと、泣きながら読んでました。
黒瀬君は、いつもに増してダークな印象で
一言一言が心に重く突き刺さりました。
道具でおしりをいじるやり方はかなり酷ではあるけれど、
でもそれくらいしなければ、
本当の城谷さんを暴き、解放することが出来なかったくらいの
深いトラウマだったと私は解釈しました。
これからも黒瀬君が城谷さんと二人三脚で
潔癖症からの解放に向けてサポートし、
二人には本当に幸せになって欲しいです。
4巻を読んだ後、また1巻から読み直し、新たな気付きが得られました。
3巻はしゅみじゃない評価でしたが、今なら神評価です。
この作品は心理描写が丁寧で、
かなり特殊な形ではあるけれどカウンセリングついて
とても考えさせられました。
宝井さんはとても勉強されてると思います。
私はこの4巻で、自分を許し認めることの大切さ、
カウンセリングによって変わっていった自分を知れました。
素晴らしい作品に出会えたことに感謝です。
本当に本当にありがとうございました。
これからも応援していきます。
今から5巻が待ち遠しいです。
待ちに待った4巻。特典が欲しくて、最近はしてなかったのに複数買いしちゃったよ…orz
でも、良いのだ。アニメイトさんの特典の城谷さんストラップ、すんごい可愛かったから。満足です☆
さてさて内容ですが。
3巻の終わりでまさかの焦らしプレイだったわけですが、しょっぱなからエチシーンに突入してます。あの状態で理性を保ち続けた黒瀬くん、すごいぜ…。とかちょっと思ってしまった。
がしかし、今巻はエロはちょっと抑え目で、二人の気持ちの部分がだいぶ明らかにされていました。
城谷さんの潔癖症になった理由。
子どものころの辛い経験とそれに伴う彼の懺悔の気持ち。
黒瀬くんの、城谷さんへの想い。
黒瀬くんのミステリアスな感じもすごく好きですし、城谷さんの自分の気持ちがコントロールできないところが可愛かったりもするのですが、二人の気持ちが徐々に近づいてきていて、めちゃめちゃ萌えてしまった。
城谷さんの過去のトラウマの原因になったあの女の子にはぞっとした。子どもなんだと思う。彼女自身。欲しいものを手に入れるためにあんな幼い子を傷つけても平気な彼女。そしてそんな彼女と関係をもつ城谷さんのお父さん。
悪いのはお父さんなんだよなあ…。自分の気持ちに蓋をした城谷さんの気持ちを思うと可哀想で涙が出てしまった。
黒瀬くんの気持ちが理解しきれずに子どもの時と同じように自分の気持ちに蓋をしてしまった城谷さんが、終盤で黒瀬くんに自分の気持ちを吐露し、泣きすがるシーンには激萌え。そしてそんな城谷さんを受け止める黒瀬くんがカッコ良かった。
毎巻、シリアスムードな本編とは打って変わってコミカルな雰囲気で書かれている番外編や描き下ろしですが、4巻では3本のお話が描かれています。
『黒瀬くんと城谷さんと指相撲』
「手に触る訓練」と称し(というかいつも通り黒瀬くんの作戦w)指相撲をする二人。さっくり指を抑えられちゃう城谷さんですが、何とか指を抜こうとプルプルしながら「くっ…」とか「あっ…」とか声がでちゃう城谷さんに黒瀬くんが…。
『黒瀬くんと城谷さんとサラサラ』
「人に撫でられるより自分から撫でたほうがましですか?」と黒瀬くんに問われ、黒瀬くんをなでなでする城谷さんですが…。
『黒瀬くんと白いねことさば缶』
カタカタ部屋から音がするので覗いてみたらねこがいて。追い出そうとするもおなかがすいている様子のねこにお刺身を上げるのですが食べなくて。ためしに真空パックのさば缶をあげると完食。お風呂に入れたりして気を許しているようなのに、ふと気づいたように逃げて行ってしまうねこなのですが…。
どのお話も可愛らしいのですが、最後の『~とさば缶』が特に好き。あのねこは城谷さんだと思うの…。
黒瀬くんが足に口づけている表紙もよかった。徐々に二人の距離が縮まってる感じがとても良い。
今回も、文句なく神評価でした。
※タイトルがアホみたいだけど迷った結果です。待ちすぎて発狂寸前でした。
ひとつ注文を付けるとしたら…雑誌でカラーページだったところをコミックでもカラーにして欲しかったっ……。
とうとう、この日がきたという感じがします。
大好きな作品を読むときってドキドキハラハラするよ。
(ベッドの上で悶えながら読む姿は誰にも見せられない)
そうだった。3巻はこの今から玩具をゆっくり挿れますよって所で終わったんだった。
かなりの焦らしプレイだった。
(雑誌では続いてたけど)
コミックが出るまで城谷さんも焦らされてたはずだ。
(そう思うことにする)
黒瀬くんてそれくらいドSだと思うし。
黒瀬くんの心が真っ黒に歪んでいた。
潔癖性だから好きになったらしく、歪みながら受けれてくれる姿に興奮するんだとか。
やっぱり、下心があったんだ。
黒瀬くんの目が恐い……。
でもカッコいい。
あの目で城谷さんを支配していく感じは恐いけど……でもカッコいいです。
黒瀬くんは気持ち悪くない、気持ち悪いのは自分で汚してごめんなさいって謝る城谷さんをたぶん全部わかっていたんだろう黒瀬くんががっちり抱き締めてるシーンに萌えました。
黒瀬くんの「偉いですね」は反則です。
城谷が落ちないわけないよ。
あのドSっぷりでその優しさは反則。
最初、エレベーターに入ってきた時はストーカーか生き霊かと思ったよ。
無言だったし。
ここで終わりか。
このあと、黒瀬くんの部屋にでも行って良い感じになるのかなーって妄想します。
きっと可愛い城谷さんが見れるはずだ。
そうであってほしい。
城谷さんの過去がわかって、お姉ちゃんの企みでお父さんとお姉ちゃんが絡んでるとこ見ちゃって、初めての自慰しちゃった城谷さん。
なんだかよくわからないうちにそうなって、お姉ちゃんに気持ち悪いって言われたら、そうか自分は気持ち悪いってなるよな……。
でも、それは黒瀬くんのような人が現れて気持ち悪くない、大丈夫って言って愛してくれれば治るものなんだろうなと。
荒治療でドSだけど。
城谷さんが可愛いから許します。
お父さんとお姉ちゃんはその後どうなったのか、大人になったら結婚と言っていたけど。
結婚していたら、最悪だなと思う。
お姉ちゃんはお父さんの教え子だし。
お父さんそれは駄目でしょ。
城谷さんが大好きなお父さんがどんな人なのか気になってましたけどそこは幻滅します。
なんか、城谷さんてお金持ちの家庭なんだと勝手に思ってたな。
で、そのお姉ちゃんは黒髪ロングだけどなんか黒瀬くんと被る……。
なぜ、黒髪なんだ……。
名字違うけど、まさか血縁者じゃないよね……。
(という勝手な妄想)
ラバスト付き買いました。
あの、ペンギンを抱えてるんじゃなくて差し出してる感じの城谷さんは可愛い過ぎて家に置いておくしかありません。
外にも出さず監禁します。
袋からも出さず、眺めるだけ眺めて光の当たらない所に監禁します。
これで5巻には黒瀬くんのラバスト付き所望します。
二人一緒だと寂しくないはず。
(と思ったら、5巻は黒瀬くん城谷さんの可愛いフィギュア付き特装版だった)
長いレビューになってしまった…。
城谷さんは最初から強迫性障害だということが明かされていますので、私はこの作品に関してはずっと黒瀬くんに視点を置いて読んでいまして、やっと来たか!という感じです。
黒瀬くんの中が少し明かされる4巻、非常に面白かったです!
黒瀬くん、想像してた以上に病んでる…
2巻を読んだ際のレビューに「城谷さんが触れるのは黒瀬くんだけ」という状況は黒瀬くんからしたら堪らないのではないかと書いたのですが、堪らないどころの話ではなかったわけですね。
自分からその状況を敢えて作り出していたとは…
彼をこんな風にしてしまった理由は何なんだろうか。
彼に関してはまだまだ分からないことだらけです。
そして、黒瀬くんのことが気になり過ぎてもはや私の中では城谷さんのターンがついつい素通りしがちなのですが、4巻は城谷さんの潔癖症のきっかけになった過去の時柄についても明かされており、こちらはこちらでかなりキツイです。
城谷さんのお父さん、最悪な父親ですね…
こういう一見いい親に見える毒親ってのは一番タチが悪い。
子供のことを本当に見ているのであれば、潔癖症は症状が表に出る分、他の心の病より気付けると思うのですが…
気付かないわ、子供に呪い(頭に手を置くと考えてることが分かると言っている)だけはかけるわ、最悪です。
この女の子も大人達の被害者の1人だと思いますよ。
性の目覚めと共に、「誰かを好きになる気持ち」と「性欲」の両方をセットで“後ろめたいモノ”としてインプットされてしまった子供にとって、自分の浅ましい心の中が見透かされてしまう恐怖は果てしないでしょう。
他人と一定の距離を置きたくなるのも当然の成り行きだと思われます。
本当の城谷さんが暴露される公衆トイレでの自慰シーンが凄いです。
この巻の一番の見所はおそらくココかと。
エロくて可愛い城谷さんに萌えるのも忘れて、人の内面が暴かれていくその面白さと怖さにゾクゾクしてしまいました。
そして転換点。
エレベーターの中で城谷さんが“自分の意思で”黒瀬くんの手の甲にキスをするシーン。
ついに大きな一歩を踏み出せた城谷さんをめちゃくちゃ褒めてあげたくなりました!(私の代わりに黒瀬くんがしっかり褒めてあげてます)
ここで城谷さんが子供みたいに泣きじゃくるの、解る気がするなぁ。
自分は汚いと思っている人に「汚くないよ」なんてことは誰にだって言えるんです。
でも黒瀬くんのように言える人っていうのは中々いないと思います。
自分のことをわざとらしくない言葉で肯定してくれる相手に出会えた城谷さんが羨ましいです。
第20話の見開きの扉絵(二人が縦並びで城谷さんの片目が椿で隠れている絵)が非常にインパクトあります。
これは何を表しているんだろう…?
椿は花が首からポトリと落ちるので不吉な花とも言われますが、花言葉は「誇り」。
「日本の女性は美しい」なんてキャッチコピーで有名な某シャンプーの名称にも使われていますよね。
抑圧されていた自尊心を取り戻して解放する、みたいなイメージなのかな?
5巻が更に楽しみです。
萌え目当てに読み始めた作品ですが、その物差しだけで読むのはもったいないですね!
すごく面白いです。
城谷さんは自分が汚れていると思ってしまうほど、清い精神の持ち主なんだと思います。そんな抑圧されて凝縮された熱が解き放たれた城谷さん。
そして一度熱されたら今度は冷却しきれず熱を持て余す城谷さん。
そりゃ、空気穴もないのに圧力かけ続けたらフタも吹っ飛びますよ。
つまりもう、エロいってことです。
前巻までは抑圧→解放へと向かうパワーの強いエロチシズムを感じさせてくれてましたが、回りまわってあらビックリ、純愛じゃないですか。清純→エロチシズム→純愛のメリーゴーランドです。どれも余すことなく面白いです。すごい。城谷さんが健気で健気で。黒瀬くんに大事にしてもらってほしい。
一方、黒瀬くんの興奮を抑えている表情がたまらないです。欲情に任せて襲いかかったりしない自制心の子、黒瀬くんがものすごいセクシーです(やりたい放題な気もするが)。城谷さん、黒瀬くんじゃなきゃ食い散らかされてますよ。黒瀬くんだってしまいには巻末で拾い上げた城谷さんの名刺を欲求不満でむしゃむしゃ食べてしまわないか私は心配ですよ。
しかし黒瀬くん、何考えてるのかわからないのにかっこいいことこの上ない。あのほの黒くも優しい、魅力的な微笑みは何なのでしょう。城谷さんの奥深いところを見抜く鋭さと、それに許しを与える力をもっている黒瀬くん。次巻も貴殿のご活躍を期待しております。
*マリン*
文月ふみさん
わざわざコメントありがとうございます。
今確認しましたが、大事なシーンなのに見落としてしまいました。
よって、少しレビューを変えさせていただきました。
教えてくださりありがとうございます!
文月ふみ
城谷さん手の甲キスできてるみたいですよ!
私も最初は見逃してしまいましたが。一番上のコマですね
エレベーターのシーンは私もぞくぞくでした…
投稿者様もご自愛なさってください。横入り失礼しました