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率直な感想を申しますと、2巻でもその傾向は見られたのですが、ここ3巻にきて、私をはじめきっと大多数の読者が初期の時点で想像したであろう方向性とは間逆の方向へ舵を切られ、あれよあれよという間に物凄い速度で突進され、大海原へ振り切られ放り落とされたような気分です。1巻の時点では、とても丁寧でゆったりとした心理描写に重きをおいた作品なのだと感じ、どのようにして不潔恐怖症という二人が恋人同士になるにおいて決して小さくない障害に取り組んでいくのか、こちらも腰をすえて見守りたいと思っていました。もちろん何年かかっても最終巻までついていく覚悟でした。
ところが、城谷さんが黒瀬君にすっかり心を奪われ、黒瀬君が腹をくくって城谷さんを口説くと決めたあたりから、雲行きが怪しくなってきました。初期の「生徒会長に忠告」に近い作風になってきたような。そうです、齢30過ぎにして城谷さんに高校生程度かそれ以上のように性欲があるのです・・・。他の作家先生の作品と比べるのはとても失礼でマナー違反なのは承知で、ある一腐女子の戯け言と思って聞いていただきたいのですが、私は「生徒会長に忠告」の大ファンでもあるので、ある意味歓迎すべき方向転換でもあり、大変混乱しています。ただ、骨のある題材を持ってきたな! と思わせた不潔恐怖症をここまでなおざりにされてしまうと、正直戸惑いの気持ちが消えません。
もし宝井先生に濡れ場においてのこれほどの画力がなければ、「しゅみじゃない」ボタンを期待を裏切られた遺憾の想いと共に連打したと思うのですが、悲しきことに腐女子として、美男子のあんなに良い表情を描かれると絆されてしまうのです。しかも私はキスシーンが大好きなので、中盤の二人の唇が触れそうなあたりなど、そこの数ページだけスクリーンセーバーにしたいくらいです。
城谷さんだけでなく、私も一読者としてジレンマです。人間ドラマを描いてほしい、こんな方向性に進んでほしくない、でも城谷さんがあまりにも扇情的で麻薬のようで惹かれずにはいられない!
暫定的に官能的すぎる城谷さんに神評価をし、腐女子として腹をくくり、二人の濃厚なキスシーンを見れるまで追いかけてみようかと思います。ただキスシーンを見る前にとっくにライトな性行為がきてしまい、遂にはお尻開発がきそうで、何のプリティウーマン? 罰ゲーム? と思っております。私は頑として、キスを希望しております!
蛇足ですが、最終話は雑誌ディアプラスに掲載されてから1ヶ月もたたずに単行本になっているのですが、宝井先生はこのようなスケジュールで思い通りに仕事をこなせていらっしゃるのでしょうか? 他の連載も抱えていらっしゃいますし、イラストのお仕事もなさっているようなので、とても気になります。出版社としては大人気作家を最大限に働かせたいのはわかりますが、読者はいつまでも待ちますので、無理のないペースで仕事をしていただきたいです。
発売日が楽しみで、生きる理由になっていました。
それにしても特典が異常なほどあってびっくりしました。
特典の情報を知る前に予約していたので、
出版社様からの特典の情報はできるだけ早めにして欲しかったです~。
それは置いといて、さて。
2巻の終わりから3巻にきて、黒瀬の押しが一気に加速!
2巻まではじれったいのがツボに入って、
むしろもうちょっと焦らしプレイを長くしても嬉しかったかもと思っていたのですが、
3巻は本当にギューンとついに…城谷さんの未開の地を黒瀬君が…!?!?
城谷さん、30歳で真っ白とか…まぶしー!
黒瀬くんに舐められていましたが大丈夫ですか…
あああ綺麗…綺麗です城谷さんの城谷さん…キュン…
もはや潔癖症どこ行った?感のある城谷さんですが。
潔癖症を扱ったBL作品はこの作品以外に小説でもコミックでも読んだことはありますが、
ほとんどの作品がこれを訴えているように思います。
『愛は潔癖症を超える』
きっとこの作品の根底にあるのはそういうテーマなんだろうと思います。
実際の所、あんなに簡単に「身体接触」を許せるのか!?と誰だって思う所ではありますが…。
私の知り合いの潔癖症の方は恋人との身体接触はOKという人もいました。
『古着は絶対着れない!あんなものを買う人の神経が信じられない!!』
と言っていた人が子供も産めていますんで、
潔癖症も十人十色、ケースバイケースなんじゃないでしょうか。
また、ある潔癖症の方は『出会ったときに、この人とならセックスできる。』と直感で感じ、実際そうだったという人もいるので、
城谷さんはそういうタイプなのかもしれません。本人、全く気が付いてませんが。
ただ、身体接触を許せる人が現れたからと言って、潔癖症が完全に治るわけではないですけれど。
現実にもドラマやマンガのように「好きな人だけは触られても大丈夫」という人もいるのであながち嘘っぱちというわけでもないです。
とはいえ、この作品はリアル潔癖症のことについては真実を描いてはいないです。
けれど、かと言って真実に近づけて描いたからと言って、BL的に良い作品になるとも言えない。
素人の方が誤った描き方をして読者の強迫観念を助長させるような内容になっても、それこそどうなんだろう、と。
そう思うとライトでキャッチーなBL作品として、これはこれでアリだと思えます。
「BL」の部分を「楽しむ」のが正解なんだろうなと。
最近、「潔癖男子! 青○くん」という、潔癖症ネタを扱った作品が出ていますが、
あれはコメディで「楽しめる」ということが大事なんだろうなと思います。
要は娯楽的であることが読み物としては成功する一つの要因なのかなと。
私は普段はリアリティのあるもののほうが好きなのですが、
この作品はBL的な部分をすごく楽しめたので、リアリティは一切気にしないことにしました。
というか宝井先生の今までの作品を読んだらそれを求めるほうが間違ってるなと気が付きました。
ふんわりとした潔癖症でえーじゃないかと。
それより修正が最小限に抑えられていて、素晴らしいのです!!!!!!
Dear+(新書館)さんは、修正が良い感じの作品が多いように思います。
これからも社を上げて修正にこだわってもらいたいです!!
お話としては城谷さんのトラウマ、黒瀬君の真意、まだまだ気になるところがはっきりと分かっておりません。次巻でそのあたりが解消されるのでしょうか。
それにしても城谷さんの後ろが大変なことになりそうで次巻を読む前からすでにドキドキしております。
心臓痛いです!
次巻発売も楽しみに待っております。
カウンセラーと患者から始まった関係じゃないんですよね。
友達としてアドバイスをするというのが始まりなんですよね。
もう、名前が二人の性格を表してるとしか思えない。
城谷の名前も本当は白谷だったんじゃないかと思ってしまう。
真っ白な城谷が真っ黒な黒瀬の手で色んな色に染まっていくんですよ。
城谷に黒瀬という愛せる人が出来たことはとても素晴らしいよ。
黒瀬もカウンセラーというのは、城谷に近付くための建前で城谷を一目見たときから「俺の手で汚したい」って思ったのかも知れない。
これは漫画です……リアルに医者がそんなことしてたら、逆に疑ってしまいドン引きです。
患者として城谷と接していたら簡単に手出せないだろうと思います。
カウンセラー×患者だったら、黒瀬が「相手は患者だ……」と葛藤していたかも。
黒瀬の匂いに包まれて、黒瀬とのキスを想像して勃ってしまった城谷。
それを必死で隠して堪える城谷が可愛い。
こんな状態でタクシーなんて拷問ですよね。どんな心境でタクシー乗ったのかもすごく気になる。
黒瀬の気遣いが良い。シャツから見えないようにとか、城谷が床に座っちゃわないように黒瀬がちゃんと支えていて正座の上に正座ってなんて可愛い座り方!
きっと、この二人だから余計に可愛いんです。
そしてね、城谷のぺニスが可愛く主張している!なんか、今まで見たきた、どの作品よりも可愛いく綺麗なぺニスかも。
宝井理人先生 ありがとうございます。
細菌で死んじゃうなんて可愛いすぎる考え。
今まで、黒瀬がいなくてよく生きてこれたよねって思ってしまう。
きっと、今の城谷の頭の中は黒瀬でグルグルしてるんだろうな。可愛いな。
城谷の不安がひしひしと伝わってきてます。ショートして倒れちゃわないかな。心配。
そして、友達から恋人に関係が変わるんですね。
3巻にきて愛が募りました。萌え所がまだまだたくさんあります!
そして、1巻2巻の評価を神にしなかったので少し後悔している……。
あー、4巻出るまで黒瀬×城谷で何回妄想するんだろ。妄想し過ぎて悶え死にそう。
もしかしたら、4巻の表紙は3巻表紙の黒瀬の腕からこっち側かなと思ってます。
並べれば繋がる的な。城谷の腕が黒瀬のどこかに触れているとしたら、どこに触れているのか?とても気になります。
「セブンデイズ」で宝井理人先生を知ってから、
こんなにピュアでセンシティブなBLが描ける人がいるのか…
デッサンの狂いが多少気になるとしても、読者を読ませる漫画力のある人だから、今後が楽しみな逸材だ!!!
なんて気持ち上から目線でみていた当時の自分へ、
土下座しろ!!
大○田常務ばりの土下座をしろ!!!
と叫んでしまいたい!!!
漫画読みにとっての幸せは、雑誌派、単行本派、電子書籍派に関わらず、この作品の続きを読めるなら、それを楽しみにどんなことでも頑張れそう!と思えること。
「テンカウント」には私達にそう思わせてくれる圧倒的な力があるような気がします。
もちろんあんなところで切られたら、誰だって4巻が気になるよ!と思う人もいるかもしれませんが…。
なんだかんだ言ってみんな、この漫画がどんな風に着地するのか、宝井先生が私達を一体どこへ連れていってくれるのか、固唾を飲んで見守っていると思います。
振り返れば、①巻エロ度→なし
からの、③巻エロ度→エロエロ
なんて遠くまで来てしまったんだろう…と
思わず郷愁に想いを馳せてしまいます。
あまりにも自然で、黒瀬くんがいつ変態になったのか気付かなかった位同じ早さで、城谷さんは目標をクリアしていきます。
必要以上にトロトロになる受は好きじゃないのに、そんな城谷さんの姿ですら、ラストへ向かうための重要な伏線にも思えてしまう…。
開発されてこれがいけるならキスもオッケー!!
な安直な展開ではなく、ミステリーのように華麗に私達を煙に巻いて唸らせてほしい。ファンタジーのように圧倒的な力で、私達を壮大な物語の世界へ導いてほしい!!!
そんな願いを宝井先生なら叶えてくれると信じて…
これからもついていきます!!!
『もっと舐めてほしいのに』
帯の煽りにぐふふと笑ってしまったわたしはさぞ怪しいヤツだったことだろう。
一体どんなシチュエーションでこんなことを言ったの城谷!と鼻息荒く本を手に取りました。
あまりネタバレにならない程度に語ります。笑
デートするところからこの3巻は始まります。
アカン、城谷めちゃめちゃかわいすぎる!
まわし飲みが出来る出来ないではなくて、出来た後の心配(期待?)をしてるよ。
「俺の体 黒瀬くんの匂いでいっぱいだ」
なんてちょー意識して、アソコも意識しちゃって、ほんとマイッタ。
城谷さん、徐々に慣らされてます。
帯の言葉がこんなところだったなんて!なんなのよーーー!
腰抜けて黒瀬くんの上に座り込んでるところがかわいい。
でもまだ怖い城谷さんは、お家に帰っちゃうのであります。
絶対やだ、なんて言いながらも黒瀬くんの言う通りにしてしまう城谷さん。
あーんして顔赤くして息乱して…ほんと酷いよね。うん。黒瀬くん頑張れ!
いやーしかしスーツが乱れていくところってほんとエロスですね。
ネクタイきっちり、ワイシャツの上からってところがポイント。
ここで一気に勝負に出ました、黒瀬くん。
その真顔がいいね!
城谷さんの慌てようがかわいいね!駄目って何回言うのさ。
だけど城谷さんは、黒瀬くんのやることに本当に抵抗できないんです。
いざ!というところで、待て次巻!
そこで終わるのかーー!と机バンバン叩いてしまいました。笑
今回も書き下ろしに笑たw
黒瀬くんいたずらっ子ですねぇ。運転手さんw
そんでもう一個の方は、そっちかい!と突っ込んでしまいました。
あーー。黒瀬くん、ほんとイイ性格しています。