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額賀 澪 モクモクれん
ポッチ
ネタバレ
モクモクれんさん原作の「光が死んだ夏」のノベライズ作品。 ノベライズ化された作家さまは「額賀 澪」さんと仰られる方で、ごめんなさい、私ははじめましての作家さまでした。 モクモクれん先生の絵柄が、この作品の世界観を作り上げている一つの要因だと常々思っているので、ノベライズ化は正直いかがなものかと思いつつ、それでもこの作品のファンとしては読まなくては、という感情に駆られて手に取りました。 …
モクモクれん
「光が死んだ夏」の4巻目。 3巻で、いっそのことヒカルを自分の手で消してしまおうと思ったよしきはー。 という部分の続きから4巻はスタートします。 ヒカルを滅することができないのなら、ヒカルの中に入った「何か」が一体何なのかを突き止め、それからどうするか決めようと決心したヒカルとよしきは行動を始めることにする。 ヒカルの部屋にあった、ヒカルが残したメモの残骸。 ネット上に書かれた、…
小綱実波 円陣闇丸
『背中を預けるには』で鮮烈なデビューを飾った小綱先生の新作。 しかも円陣さんが挿絵を描かれているとか…!これはもう期待値が上がるというもの。 『背中を~』も分厚かったですが、今作品も分厚い。凶器になりますですよ、はい。『背中を~』と同じくファンタジーもの。異世界トリップものです。 ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は25歳の俳優・…
鹿島こたる
作家買い。 鹿島さんの絵柄は耽美なんですよね。 その麗しい絵柄の破壊力が生きた、そんな1冊でした。もう、いろいろヤバいです。萌えが限界突破です。 財閥の御曹司・ブラッドは、潤沢な金銭を湯水のように使い享楽的な日々を過ごしている。ある日、気まぐれで訪れた地下競技場で一人の男を見つける。獣のような眼を持つその男を買い、ヴィクターと名付け、そして自分の手元に置くことにするがー。 ブラ…
尾上与一 yoco
『花降る王子の婚礼』の3巻目。 序盤に今までの経緯が書かれてはいますが、続きものなのでできれば前2冊を読まれてからこちらを読むことをお勧めします。 1巻目は今シリーズの主人公・リディル(受け)のお話。 リディルは魔法国エウェストルムの3番目の王子(諸事情あり対外的には「王女」となっていますが)。 2巻目の「雪降る王妃と春のめざめ 花降る王子の婚礼2」はリディルの長兄のロシェレディア…
つゆきゆるこ
「シェアーズ」の2巻目。 2巻目ですが、1巻目のユージンと尋輝さんのお二人は登場しません。 「コネクト」という特殊な能力を持っている人物が登場する、という世界観は同じですが、1巻の続き物ではないので1巻未読の方でも問題なく読めると思います。 人に触れると、相手の考えていることが見えてしまうという「コネクト」と呼ばれる能力があって、そのコネクトをもって生まれてくる人がいると…
楔ケリ
2019年に刊行された『メメントスカーレット』の続編。 続編が読めるとは思っていなかったので、発売を知った時は嬉しすぎて変な声が出ました。 続編なので前作未読だと理解できません。 続編でも読める作品もありますが、今作品に限って言うと、「理解できません」。未読の方は『メメントスカーレット』から読まれてください。 以下、前作のネタバレも含みます。ご注意ください。 …
釘宮つかさ 笠井あゆみ
釘宮さんの新刊は、非常に釘宮先生らしい、と言っていいでしょう。ファンタジーものです。異世界トリップもの。 が、異世界トリップ、という部分だけがクローズアップされているお話ではなく、複雑にいろいろなファンタジー要素が盛り込まれていて、一つの物語としての完成度が非常に高い、読み応えたっぷりな1冊でした。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 10歳の珠莉は、気づいたとき…
伊勢原ささら yoco
作家買い。 作家買いですが、yocoさんの描かれた優しい表紙に思わずうっとりしながら手に取りました。伊勢原先生と言えば健気受けのイメージが個人的に強いのですが、今作品の受けちゃんも超絶に可愛かったです。 ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 木でつくられた人形のピノ。 彼を作ったのはパオロという男性。優しく穏やかで、ピノにいろいろなことを教…
古宇田エン
『オレとあたしと新世界』の6巻目にして完結編。 劣悪な家庭環境。 ゲイという性自認。 10年間も意識不明で寝たきりだった恋人を、一途に待ち続けた歴史。 そんな歴史を持つしのぶとマコトの2人の恋の行方はー。 設定としてはドシリアス。が、そこにコミカルさと、仲間をそして恋人を思う人情味あふれる作品で、全く相反する因子を上手にミックスさせた今作品。1巻を読んだとき、まさかこういうス…