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嶋二
ポッチ
ネタバレ
「ミドル倶楽部」というデルヘリで働く、その名にふさわしいオジサマを主人公に描いた短編集。 嶋二作品でありながらピアスシリーズというところに驚きつつ(嶋二さんは初ピアスですよね)、ピアスから刊行された作品であること、そして主人公たちがデルヘリで働いている、というバックボーンを裏切ることのないエロ度の高さ。が、エロに振り切った作品では決してなく、そこから生まれてくる感情だったり、愛情だったり、そ…
羽純ハナ
『ペンデュラム -獣人オメガバース-』のスピンオフ作品である『レムナント -獣人オメガバース-』の4巻目。 オメガバースものは作家さまによって世界観が若干異なりますが、今作品はΩは搾取され侮蔑の対象となっています。そのためドシリアスな雰囲気に満ちた作品ですが、今作品はジュダ×ダート編は一区切りついた感じ。 2人の想いがやっと通じ合い、甘々の大団円でした。 …
志水ゆき
『花鳥風月』の8巻目。 7巻から吉利谷×財前のお話になりましたが、表紙がきれい! 『花鳥風月』の表紙はピンでのイラストが描かれていますが、この表紙の表情が内容を端的に現していると思うのは私だけでしょうか…。 8巻の吉利谷の余裕たっぷりの自愛に満ちた笑顔が素敵すぎて悶絶しました。 内容は吉利谷と財前の2人の過去編。 2人で培ってきた過去と、そして愛情が、志水先生の美麗イラストと…
カシオ
カシオ作品に漂う、少しダークで切ない雰囲気がとても好きなのですが、今作品はカシオさんの魅力がこれでもかと詰まっている素敵な作品でした。 痛い作品や、ダークなストーリーが苦手な方には正直お勧めしづらい。 けれど、この作品の持つ、孤独と、人の闇と、けれどそれを遥かに凌駕する深い愛情に涙が止まりませんでした。カシオ作品はほぼほぼ読んでいますが、ダントツで好きな作品になりました。 ネタバレ含…
アニメイトさんで『寄越す犬、めくる夜(4)』を購入するといただける特典描き下ろし4Pリーフレット。表紙と裏表紙にはのばら先生が描かれた新谷くん、須藤、菊池の三人のデフォルメされたイラストが描かれていて、中を開くと見開き2Pにモノクロ漫画が印刷されています。 たった2Pの漫画なのですが、本誌の三人の関係が非常に端的に描かれていて、かつ、めっちゃキュートで可愛い内容でした。 …
丹下道
超人気作品『恋するインテリジェンス』の企画書籍第二弾。 前作の「恋するインテリジェンス ultimate 1 ペーパーワークス集」は今までの特典等を1冊にまとめたペーパーワーク集だったわけですが、2冊目となる今作品は「設定資料集」。 内容としては、 ・官僚の世界の紹介 ・恋インに登場する多くのキャラクターのプロフィール ・Kヶ関コラム ・主要キャラの自宅や仕事場の造り(間取り)…
明治カナ子
作家買い。 読み始めたとき、意味がさっぱり分からず頭の中に「?」マークが飛び交いました。人間関係とか登場人物が全然つながらないんです。 が。 さすが明治さん。 この作品の持つ世界観が理解できるようになるとあっという間に独特な世界観に引きずり込まれます。 山の神の声を聞くことができる「覡」という存在を描いた作品です。 覡は山の神の声を聞き、それをもとに人々にご神託を与…
吉田ゆうこ
吉田作品は、熱量のない絵柄っていうのかな。あっさり、というか、飄々としている、といえばいいのか。 そんな絵柄に相反するようなドロドロの内面を抱えた男の子たち、のお話が多い気がしますが、今作品もそんな吉田ワールドが堪能できる一冊。雑誌で何話か読んでいて、彼らがたどり着く結末が気になっていた作品でした。 主人公は大学生のあゆむ。 気持ちいいことが好きで、身体だけの関係を持つことに抵抗がない男…
のばらあいこ
待ちに待った『寄越す犬、めくる夜』の4巻目。 見てください、この表紙を。 今までの肌色率が高く、そしてそこはかとなく漂うシリアスな雰囲気とは一転、須藤くんの笑顔に目を奪われます。 もしかしたら、すべてがまるっと上手くまとまってのハピエン? と思いつつ手に取りました。 が。 いやいや、のばらさん作品ですから。まだまだどこまでもドシリアス街道ひた走り、な展開です。 会…
りゆま加奈
『狼は恋に啼く』『狼は花の馨り(全3巻)』に続く狼シリーズの3作目である『狼の花嫁』の2巻目。 狼とともに生きる民族がいる。 その民族にはまれに白い髪を持つ「白鹿」と呼ばれる子どもが生まれ、白鹿は王族に嫁ぐというしきたりがある。 という世界観はこのシリーズ共通しているバックボーンで、それ故に前作を読まれていた方が話に入りやすいかもしれませんが、ストーリー自体は前作とは独立しているので…