おまけ漫画付きRenta!限定版
『ペンデュラム -獣人オメガバース-』のスピンオフ作品である『レムナント -獣人オメガバース-』の4巻目。
オメガバースものは作家さまによって世界観が若干異なりますが、今作品はΩは搾取され侮蔑の対象となっています。そのためドシリアスな雰囲気に満ちた作品ですが、今作品はジュダ×ダート編は一区切りついた感じ。
2人の想いがやっと通じ合い、甘々の大団円でした。
ジュダの叔父であるトネリアはダートを受け入れていませんが、そんなさなかに彼の従者によって引き起こされたダート拉致事件。ジュダは必死でダートを探しますが、一方のダートもまた、ジュダのもとへ帰ろうと奮闘している。
と、ここまでが前作で描かれていたストーリー。
山奥に打ち捨てられたダートには帰るすべがない。
そんな中、ダートのいるところに人間たちが偶然やってくる。彼らに救いを求めるダートだけれど、ダートがΩと気づいた男たちによって凌辱されかかり―。
と、今作品もドが付くほどのシリアスムードで始まります。
が、意識も朦朧とし力尽きようとしているダートを救いにやってきたのはジュダ。
ダート拉致事件という凄惨な事件を乗り越えて、二人はやっと自分の想いに素直になる。前作で伏線がありましたが、4巻目でやっと、と言っていいでしょう。甘~い二人の姿が堪能できます。
よくある展開というか王道の流れではあるのですが、やっとくっついた二人に一安心。そして萌え。
4巻丸ごと萌えと甘さが詰まってますが、中でも個人的に最も萌えたのが、ダートを抱くときにフリフリ振れちゃうジュダのしっぽ。スパダリさんが見せる可愛いしぐさに萌えツボをこれでもかと刺激されてしまいました。
セックスの時はバックが多く、まるで闘いのような行為しかしてこなかった二人が、甘い言葉をささやきながら致すセックスシーンが、とても綺麗で優しかった。
今までもちょいちょいと登場していたジュダ×ダートのお子たちですが、うんうん、この甘々な二人なら確かにすぐ子が誕生しそうな、そんなほのぼのなストーリーに仕上がってます。過酷な過去持ちさんで「妊娠できないかも」と思っていたジュダに、さらなる幸せが早くに訪れてくれることを願って。
全巻でダートの幼馴染のフリオは見つかっていましたが妹はまだ登場せず。
が、今作品で妹ちゃん登場。
彼女の想いもきちんと描かれています。今までわがままな困ったちゃん、のイメージしかなかった彼女ですが、彼女の想いが描かれていることでそんなもやもやが払しょくされました。
ジュダ×ダート、だけでなく、彼らに関わる全ての登場人物たちが幸せになっていて、まさに大団円。
これでこのシリーズも終わり…?とちょっと悲しい気持ちになりましたが、あとがきで羽純先生が「まだまだ描きたい妄想がある」と書かれていらっしゃいますし、帯にも「レムナント」のスピンオフ『ガーラント』が11月、12月連続刊行されると書かれていてテンションが上がりました。
にしても、表紙のジュダの美人さん度が1巻から巻を重ねるごとに上がってる。
今まで妹とフリオを守るために自分を犠牲にし続けてきたジュダが、ダートという伴侶を得、そして愛され、幸せに満ちてるからなんだろうなー、なんて思うと、気持ちがほっこりと温かくなりました。
あー、良かった!良かった!
とにかく、良かった!
この瞬間を待ちわびておりましたー(^^)
ジュダさん、良く探してくれました!
3巻ではジュダが気持ちをぶつけてくれましたが、4巻ではダートからもちゃんと、気持ちをぶつけてくれて、これでやっと2人のイチャイチャが見れて幸せです。
ダートのしっぽがパタパタしてるの、可愛かった。
そして、ずっと探していたベラとも再開できて、これで色々一段落ですね!
うーん、ジュダとダートの素敵なお話だった♪
あれ?でも、レムナントって、これで完結…?
あとがきに、『4巻目で一つの区切りを迎えた二人ですが~』って、あるけど…区切り=完結なの?
それとも、ただ区切りがついただけで、まだちょっと番外編みたいなのでレムナント続くの?
あれれ?気になる~
はぁぁぁぁ(;///;)~333
読んでる最中、何度天を仰いで悶えたことか…。
ずっとずーーーっとすれ違い続けて意地張って。
そんな2人の関係や環境がフルスロットルで変化する。
ようやくッッッ、ようやくです…!!!
充足感で胸がいっぱいになりました(;///;)
良かった。
ジュダもダートも素直になれてホント良かった。
ホント…ホントに……うううう(;///;)
いや、もうね、これ以上の言葉が出なくなる。
良かった!良かった!良かった!!
さて。
3巻ラストにダートは拉致され打ち捨てられました。
ジュダの元に帰らねばと、その想いだけで右も左もわからぬ道を進みます。
一方のジュダはトネリア卿に怒鳴り込んで改めてダートへの強い想いを宣言し、
行方のわからないダートを探し求めます。
そんな中でジュダは、
ダートが妊娠できない体になっていたことや
誘発剤を使って発情がない状態を誤魔化していたことを知りーーーと展開していきます。
私は発売前にあらすじを読んだ時、ゾッとしました。
ジュダへの気持ちが強くなってるダートが暴漢に…!?考えたくもない!!(怯)
となったのですが。。。
遠く離れていても、ジュダが、番の印が、結果的に守ってくれるのですね。
拒絶反応で苦しみながらもジュダとの繋がりを実感して涙するダートにもらい泣き。
一番最悪な状況にならなくてホッとしました。
その後無事ジュダとダートは再び会えるのですが、
長年すれ違ってた部分を会話で少しずつ埋めていくのですね。
ずっと抑えてた感情が一気に溢れ出すのです…!!!
これはもうようやく重なる気持ちに感極まって泣ける。
そんでダートが可愛すぎて可愛すぎてッッ。
ダートはジュダに「あ…、愛して」と言うのですが、
私は「あ…」の一呼吸入るのにキューンとなりました。
臆病になって逃げ回ってたダートにしたらこの言葉を発するのに勇気が必要だったはず。
そんな心からの言葉を受け取ったジュダの表情も返す言葉もすごく良くて悶えました。
多幸感すごい。レムナント最高!ってなります。
またジュダの強い感情を感じるのもギュンと胸を鷲掴みされます。
番を大切にする「狼の本能」「狼の求愛」にニヤニヤが止まらない…!!
拉致事件でバロンの愛が見られたのも良きでした。
ダートは特権階級の屋敷の中で中々自分の居場所が作れなかったけれど、
いつのまにか"自分の家"として自然と収まってたのですねぇ…(;///;)
子供の頃から"家"や"家族"に憧れていたダート。
よくやくジュタと家庭を作る場所に辿り着いたんだなと思うとジーンと胸が温かくなります。
描き下ろしは16Pもあって初夜エッチ♡でした。
ダートが可愛くて可愛くて萌え禿げたので音声化が楽しみだ~!( ´艸`) ♡
ベラやフリオの件も解決して、
え!これ最終巻?レムナント終わっちゃうの!?
と思うようなラストですが今回は一区切りだそうで。
あとがきによると一応まだ続くっぽいです。
個人的にはレムナントの世界観を延々とみていたいので続くのはうれしいですヾ(*´∀`*)ノ
1巻を読んだ時、これは全巻揃えないと読めないやつだ、と思い、最終巻の発売をずーっと待っていました。
やっと読めました。全巻一気読みです。
はぁ、よかったーー。
3巻ってば、めっちゃ気になるところで終わってたんですね。
いやー、私ぐわーーってなってたはず。
やっと自分に正直になってほっとしたのもつかの間、ダートがいなくなってしまう。
安否が分からないばかりか、自分から出て行ったのか、連れ去られたのかも分からない焦燥の中で、ダートへの想いを再確認して気持ちを固めるジュダ。
なんとしてもジュダの元へ帰るんだ、とあきらめていないダート。
通りすがりの人に襲われそうになって拒絶反応が出て苦しい中、その苦しい反応ですら「アイツの印、ちゃんと残ってる」と嬉しそうなダートが切なかった。
1ページ使った、ダートを見つけて抱きしめるジュダの姿、がとっても好き。
ジュダの表情がいいなぁ。
フリオともちょいちょい会えて幼馴染としての変わらないやり取りができるし、妹のベラともこれからは会おうと思えば会うことができて。
ベラからキレイになった、とからかわれるくらい、ジュダから愛されて、素直に愛していける。
番として正々堂々横に並んで歩んでいける。
心の底からダート、よかったねー、と思ったのでした。
この作品、電子で単行本が配信されるのかなり遅い気がします…。
でも、待ってたかいがありました!
結論から……やっと想いが通じ合いました;;
すれちがい…長かった…
ジュジュ呼びには大興奮です。もう、このシーンだけ何度も読み返してます。
エロが多めでラブラブ度ましまし!だけど一気に話が進んだ感じで読み応えありました。
さて、紙では5巻が発売されていますが、電子で集めたいので今度はいつまで待たされるのかドキドキしています。
でも、4巻で終わりかと思ったから続いててよかったー!
これからどうなるのか、電子派のみなさん一緒に待ちましょう。