獣人×オメガバース「ペンデュラム」スピンオフ ジュダ×ダート編!

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表題作レムナント 2 -獣人オメガバース-

ジュダ(α),獣人,ダートの番
ダート(Ω),教会で暮らしていた孤児,ジュダの番

その他の収録作品

  • 変わり始めの気配

あらすじ

俺には愛情を貰う権利なんてない――。
ジュダと番になり、ジークフリード家で暮らすことになったダートは、離ればなれになった妹を探そうと屋敷を抜け出しては叱られる毎日を送っていた。
屋敷ではハーレムのオメガから嫌味を言われ、ジュダとは喧嘩を繰り返していたダートだが、不器用ながらもダートを気に掛けるジュダの優しさに気付いていく。
しかしそんな時、ジュダには過去、番にしたいと思った相手がいたことを聞いてしまい――。

作品情報

作品名
レムナント 2 -獣人オメガバース-
著者
羽純ハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
ペンデュラム -獣人オメガバース-
発売日
ISBN
9784866571171
4.1

(134)

(49)

萌々

(61)

(19)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
17
得点
549
評価数
134
平均
4.1 / 5
神率
36.6%

レビュー投稿数17

魂の番だからこその苦しみ

上流貴族の獣人αと低下層のΩの番、出会うことすら希なのにそんな二人が偶然出会ってしまい、抑えきれない衝動を前にして番になってしまう。魂のレベルで惹き付けあい、感情さえ関係なく結ばれてしまう二人って…なんてドラマチックな設定(泣)
そんな二人にも関わらず(そんな二人だからこそ)お互いの生きてきた環境や価値観の違いですんなりとラブラブ展開にいかないところが、不器用さんを愛する私にとってはたまらないご馳走で、先を楽しみにワクワクしながら2巻が出るのを待ってました。

冷めて投げやりな態度のダートなので、出会いこそ情熱的だったとしても、長い年月が経って別れたくても離れられない関係に腐れ縁のような半ば諦めの境地も多少持ちながら相手に接しているのかなぁと思っていた私にとって2巻の展開は意外でした。

ジュダの「たった1人」になれなかった悲しみや、妊娠できない身体でも告白することもできずに欺き続けても側にいたいと苦しむ姿や、ジュダの未来を奪ってしまった罪悪感に打ちひしがれながらも、身体を求められたり、独占欲を見せられるたびに全身で痛いくらい本当は喜んでいるのに、そんな感情をおくびにも出さず、まるで愛情なんかないような素振りでしかジュダに接することができないなんて、どんだけいじらしいんだよ…と悲しくなるほど切ない気持ちでいっぱいになりました。

一方のジュダも自分の両親のように番を幸せにしてあげたいという想いはあるのに、ダートの挑発的な態度に対抗するように高圧的な態度で接してしまい自分でもどうしたらいいか分からず悩んでいる不器用なタイプ。誰彼かまわず嫉妬の矛先を向けてるくせに、自分の本当の気持ちに気がついてないなんて…こういうタイプたまらないんだよなぁ~大好きです(笑)

魂の繋がりや身体の相性だけでなく、相手に対する気持ちも溢れるばかりにあるだけに、相手への想いが自分の心を縛ってしまう二人。ゴールはわかっているもののそんな不器用でいじっぱりで恋愛下手な二人の今後がますます気になります。3巻が待ち遠しい〰️っ。

7

切ない、でも萌える

待ちに待った2巻。楽しみに待っていました。
内容はすでに書いてくださっているので感想を。





すれ違い、両片思い、たくさんの伏線がまかれた複雑なストーリー。

こういったものに萌えを感じる方にはぜひとも読んでいただきたい。モダモダ進む二人の恋心に、激萌えすること間違いなしです。

「レムナント」の前作に当たる「ペンデュラム」は甘々成分多めでしたが、「レムナント」はシリアス寄り。

ジュダの、名家・ジークフリード家に対する反抗心と、過去の恋。
ダートの、妹とフリオへの思いとジュダへの恋心。

ストーリーとしては設定がてんこ盛りなわけですが、それらがごちゃごちゃになることなく複雑に絡み合って進む展開に引き込まれます。

「レムナント」はダート視点で進むことが多いですが、それゆえにダートに感情移入してしまいがち。少しずつジュダに惹かれていく彼の恋心が手に取るようにわかる。
妹と仲間のフリオを助け出さなくてはならないという自身に課した使命感と、ジュダに惹かれていく想いのはざまで揺れ動くダートの恋心に萌えがたぎります。

そして、そんなダートにとってショックな情報が明らかになります。

かつてジュダには番にしたいと思うほど惚れた相手がいた。

ということ。

ややもすれば、悲劇のヒロインぽくなってしまうと思うのですが、そうはならない。何しろダートの思考が男前なのです。

一方のジュダも。
かつての想い人。
自身の行動に対する懺悔の思い。
そして、Ωであるダートへの想い。

中盤に、ジュダの幼少期の回想が盛りこまれています。
やさしく、温かい、彼の思い出。
この記憶が今後の大きなキーポイントになるのでは?と思います。

自分の「唯一」の存在を見つけることを、ジュダは諦めている。
過去の自分の失敗を、誰でもない、彼自身が許していないから。

そして、ダートもジュダの過去を知り、自分の想いに蓋をした。

切なすぎる…。
だがしかし、萌える…。

ダートの、ジュダへの抑えられない想いがにじみ出てるんです。

ジュダ×ダートの恋の行方もですが、それ以外でも様々な謎があって続きが気になって仕方がない。早く次巻が読みたいです。

あ、そうそう。

『レムナント 2 -獣人オメガバース-』はミニドラマCD付きのアニメイト限定セットも発売になりましたが、個人的にはこのCD付きのアニメイト限定セットをお勧めしたい。
本誌中盤でダートの髪の毛が急に短くなっていて、一瞬「これ誰?」状態になりましたが、CDを聞くとその理由がわかります。

ついでに甘々・エロエロな内容です。
有償特典ではありますが、興味のある腐姐さまはぜひ。

5

ついていきます。

まだまだ続くよ・・・
こんなところで終わらない。

2巻では、ジュダの過去や両親の話が出てきました。
先に書かれている方のレビューでわかるかと思いますのでそこはそちらで
(ちるちるのレビュアーさんはお上手な方が多いから・・・)

お互いに惹かれているんだろうけど、素直になれずに拗れている感じな二人?なの
αとΩだから番だからなのか、身体が先に求めちゃうからなのか、心が素直に
求めているのを言葉に出来ないのかしら??
もどかしかったりじれったい思いを抱えながら2巻を読んでいました。

とんとん拍子に進んだら、ここまでの意味も無くなるから大人しく続きを待ちたいと思います。
どうか、ベラ(ダートの妹)やフリオ(ダートと同じ協会出身)にも幸せを。

!!!って思っていたら、2巻の最後にフリオが・・・・・・

5

続きが気になる方は電子版へGO!

はやく二巻も電子化してほしい!!
電子連載の先行配信をDLしていってるので、配信サイトがバラバラで購入してるんですよね。
スマホでもまとまって読みたい!手軽によめるので2巻も是非電子化してほしいです…!いつまでも待ってます…!!

ジュダの過去に触れ、ダートの気持ちも揺れ動きます。また、ダートの身体にも異変が…

はやく幸せになってほしいけど、不憫受け好きとしては最高に萌えてしまいます。笑 続きが待ち遠しくて仕方ありません!!

獣人と聞いて抵抗がある方にも是非チャレンジしてみて頂きたい作品です!!

5

うんうん2巻も好き!


2巻も面白くて大満足でしたー!
2人の気持ちが少しずつ近づいている感じがとても良きでした。

ジュダが他の屋敷のオメガから、誘われている場面に出くわした際、ダートが「触るな それは俺のだ!」って、心のなかで思っているシーンには、胸がキューっと、なりました。
必ずしも番になってしまったから、そう思ってしまうのではなく、きっとだんだんと気にかけてしまっているからなんだろうなぁ…と思ったり。

そして、2巻ではジュダの過去が明らかに!
えー、そうなんだぁ、そういう過去があったから…とは、思ったものの、とにかく私はさっさとダートに優しくしなさいよ!と思っています(笑)

なにやら、最後にフリオが!!気になる!
早く早く3巻へ!

5

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