Krovopizzaさんのレビュー一覧

アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

味わい深いゲイミステリ

ジョシュ・ラニヨン作品の邦訳3冊目は、
人気シリーズ<アドリアン・イングリッシュ>第1巻(全5作完結)。

ゲイの主人公が、恋や事件に傷つきつつも
身近な人々と関わっていく様を描いた人生の物語です。


アドリアン・イングリッシュは、本書の語り手(僕)。
ゲイの32歳で、書店を営むかたわらミステリ小説を書いている。
友人のロバートが刺殺され、LA市警は彼と最後に会った…

12

愛しのネコ耳リーマン コミック

ぴい 

ネコ耳×オヤジの驚きの化学反応!

オヤジのネコ耳!?絶対出オチでしょう!
そんな否定から入った本書ですが、これが意外にすごく可愛い!
コメディ路線ながら、中年の寂しさや動物愛など泣かせる要素もあり
とても楽しめる一冊でしたv

動物をこよなく愛するレンタルビデオ店副店長・鈴寺(25)。
アレルギーで動物に触れないかわりにハマったのがもふもふグッズ。
常連のリーマン・松田(45)にケモ耳+シッポが絶対似合うはず!と目を…

5

いじわるな悪魔 コミック

いさか十五郎 

悪魔が磨く原石

地味で大人しい大学生・八田が、
同じマンションに住む元サッカー選手の芸能人・牧山に
美味しくいただかれちゃって、身体も外見も色々と開発され一躍人気者になるけど、欲しいのは牧山の心ただ一つで…という健気な恋心を、切なくもコミカルに描いたお話。


よく見るとイケメンの八田(受)。
第一話から、
並ぶと牧山と背が変わらなかったり(むしろやや高?)
脱ぐとイイ身体してたり…と、
磨けば…

2

誰にも愛されない 完全版(下) 長谷川×上野編 コミック

山田ユギ 

幻の続編がついにコミックスに!

リブレ版を持っていても、買って損なしの完全版でした。

この<長谷川×上野編>で
一番読めて良かった~~と思ったのは、やはりact.7!!
リブレ版に収録されていなかった幻の続編(実質最終話?)は
とても感動的なエピソードでした。
(かなり加筆されたようで、エロも大増量です♡)


坊ちゃん育ちで、何事もスマートにこなす反面
恋にも人生にも本あまり真剣に向き合ってこなかった長谷…

1

ASUKA CIEL 2014年 1月号(雑誌著者等複数) コミック

王道の良さを再確認♪

桜城ややさん『秘めごとあそび』、今回も面白かったのですが
次号で完結なのが悲しい;;
他にもセカコイ高律編、木下けい子作品など楽しく読みました。

全体的にハッピー系で
やっぱ王道BLいいな~と再確認できる雑誌だと思います☆


以下、抜粋して感想です:

◆中村春菊【世界一初恋~小野寺律の場合~】
高野さん男前炸裂。
律の前に跪いて
「律 好きだ 俺と付き合って下さい」…

3

between the sheets コミック

橋本あおい 

贅沢なエロスを堪能♪

エロ美しい絡み絵に定評ある橋本あおいさん。

この作品は、話的にもすごくツボで
シェリプラスで連載を読んでいた頃から
毎回大サービスなエロ描写にうおーー!となりつつ
1月にドラマCDが出るという情報にもテンションが上がり
コミックスを心待ちにしておりました♪


あらすじをサクッと説明すると
魔性のバーテンダー・高史と、彼を口説くホテル社長・一瀬の
めくるめく駆け引きの物語。…

9

「ある執事の話」王様と二人の料理人の話 初回特典書き下ろしペーパー 特典

いつ何時も、主と共に


執事の五十嵐視点の、主の匂坂との回想。

住み込みの使用人として
両親とともに匂坂家で働く、青年時代の五十嵐。
当時、中学生の匂坂は
祖父や父のような官僚になるべきか、進路に悩んでいた。
そんな匂坂に、
五十嵐は「人のため」に働くこの仕事に自分は誇りを持っていると、
「どんな仕事であろうとも、そこから得られる喜びは平等」とさりげなく背中を押す。
五十嵐のこの言葉で、匂坂の心は…

3

王様と二人の料理人の話 小説

鳩村衣杏  エンゾウ 

人は誰もが王であり料理人である

はじめに断っておくと、
本書は一般的に言う「BL」とは少し毛色の違うお話です。

主人公は同性愛者で、元恋人や想い人もいるが
男性との具体的な絡みは登場しない。
あとがきにあったように、
「ホモセクシャルとホモソーシャルの狭間」の物語であり
主人公が、肉体的欲望を越えたところで
目の前の人々をどう愛し、どのように関わっていくかという
精神的なテーマを、ミステリに絡めて描いた作品で…

6

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

孤独な二つの魂が結びつく

「ぼっけぇ」「恐(きょう)てぇ」等の岡山地方の方言や、
異形の者として村八分に近い扱いを受ける主人公に
どことなくS.I.女史のホラー小説を思い出す。
区分としてはファンタジーですが
日本の怪談に近い雰囲気もある、ほの暗く叙情的な作品でした。


貧しい百姓家の六男に生まれた与六。
母親が難産の末自害したことから「鬼子」と虐められ、
美しく成長してからは
村の男達や、実の父親の…

15

海とヘビースモーカー コミック

榎田尤利  峰島なわこ 

海にまつわる三つの物語

AGFのリブレ限定本で【海と王子様】番外編(内容については後述)を読んで以来、早く一冊にまとまらないかなーと待っていたこの「海」作品集。
全部で三つの短編が収録されています。

現実に押しつぶされそうな人々に海が見せる三つの奇跡。
ドラマティックで爽やかで、
一本のオムニバス映画を見たような充足感がありました。
収録作には「海」「遠恋」という共通のキーワードがあり、
話によりそれぞれ…

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