crystさんのレビュー一覧

天然+極楽魔法使い 完全版 コミック

ユキムラ 

ラブは控えめ、ポップさが楽しいラブコメ

ユキムラさんってこのくらいはじけたお話の方が面白いと思います。

絵もお話も基本がしっかりできているので、つるっとあっさり読めちゃうんですよね。そのせいで良くも悪くも印象に残りにくい。
これは、設定からしてかなり異色なおかげで面白かったです。
魔法使い側の人たちがみんな能天気(笑)アホアホで笑えます。テンポもよくて、ラブを読むというよりはポップさを楽しむ感じ。

正貴だけは、魔法使い側…

0

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

赦したのは誰だったのか

「鬼子の夢」がよかっので、こちらも読んでみました。

BLで最も遠いところにありそうな母性、「mother」というタイトルに??と思いつつ、門地かおりさんの表紙にもあらがえず。
手に取って見開きカラーにうおわあああああとなりました(笑)

天使のように穢れない真治が光なんて何も持っていない塚越に絡め取られてゆくことだけでもたまらないシチュエーションなんですが、さらにそのやり方が悪辣で巧妙…

9

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

鬼ってなんだろう

ダークな空気と密閉した空間の中で、二人の愛だけがどこまでも穢れなく美しい。
そんなお話でした。

ほの暗くしっとりした雰囲気の中で、居場所を見つけられずにいた二人が出会い、お互いを居場所として惹かれあっていくお話。
二人の気持ちがだんだん近づいて寄り添って一つになっていく様子がていねいに描かれています。この気持ちの変化がとても説得力があって自然で、テンポとバランスがよかったです。
さらに…

12

ひよこと愛と恋とカナヅチ コミック

松本ミーコハウス 

ワンコ攻めならぬヒヨコ攻めw

「星の数ほど」からのスピンオフだと知らずに、松本さんだぁ♪と購入。関連作と知り、ならばともう一度読み直して準備万端整えてからこの本を開きました。

お話とは全く関係ないんですけど、中野くん改名した!?和哉だったのに、こっちでは一哉になっとる・・・。人物紹介でもおもっきし「一哉」だし、でもお母さんは「和哉」って言ってるし。なんだろ、改名したんですか!?
私の中ではすっかり「和哉」で定着してたの…

1

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

守る愛から育てる愛へ

漫画家シリーズ最終巻です。
割と軽めでエンタメ色の強いシリーズだと思ってましたが、ルコちゃんたちに予想外に大きな波乱が起きてしまいます。

前回は無事にくっつくまでのお話。なぜ惹かれあうのかの部分はあまり掘り下げられていなかったのを、今回しっかり掘り下げてありました。それぞれがラブコメ的な好きではなく、もっとしっかりと自分の気持ちに向き合っているのです。
榎田さんお得意の愛のムチをぴしりと…

2

バラ色の時代 コミック

恋煩シビト 

にじみ絵の点々で描かれたストーリー

大和のビジュアルがよかったです。

高校で出会ってから20年余りの長い年月を点々と拾いながら描いてあります。

大和は組長の息子で、右介は医者家族の次男。組長の息子だということが知れ渡っている大和には教師も生徒も近づかなかったが、図書室で出会った右介はそのことを知らずに屈託なく接してくれる。図書室で普通の友達のように過ごす日々を重ねるある日、組長が死に大和は後を継ぐことになった。2週間ぶり…

8

あふれてしまう コミック

荒井よしみ 

綿あめと花束みたいな

電子で読んでよかったのと描き下ろしもあるとのことで紙媒体も購入しました。
紙媒体の方が荒井よしみさんのやわらかく甘やかな雰囲気や、ゆるやかなテンポを心地よく楽しめました。

攻めがどうして好きになったのかはあまり気にならず。恋に恋する少年の初心さが遊び人には新鮮でかわいく見えたのかな、いい加減な攻めには眩しかったのかな、と。
そんなことより(おい)このかわいさと甘さを堪能するのが楽しくて♪…

5

蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

前半の杏二が最高

ついにオーナーのお話。これまでのキャラが出てきたりして、最終章らしくまとまっていました。

杏二のキャラ(洋二でなく)が演技というせいもあってか本当に蛇っぽくてよかったので、そのままのキャラで行ってほしかったなぁ。蛇に飲み込まれる仁摩がどうなるのか見たかったです。しかも暗くならないハッピーエンド。せっかく風呂敷広げたんだから榎田さんだったら見せてくれるかも??と期待しましたが、残念ながらそれは…

1

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

並みの痛さじゃなかった

榎田さんの作品はどう転がるのか本当にわからないので、完全に身を委ねていいように転がされるのが快感なんだとこれを読んでやっと気づきました。

ええ、もう好きにしてください(笑)

そうは言ってもこのお話は激しくて、翻弄されるのが苦しかった。巧みな文章で感情移入させられてしまうから余計にきつかったです。
深見があまりにも下衆で、不快でたまりませんでした。何度心の中で「深見、滅びろ~!」と念じ…

3

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

盛りだくさんのコメディ

ほのぼのからはじまったこのシリーズ、今度はコメディ色が強いものでした。
非日常な設定はコメディと相性がいいようで、もういっそのことラブシーンなしで最後まで行ってくれてもいいんじゃないかと思ってしまいました。
ちゃんとあるし、雰囲気もいいんですけどね。

感心するのが場面ごとにがらりと雰囲気を変えてめりはりがあるのに、流れが自然なんですよね。テンポもよいし、読みやすい。明るいエンタメ作品がう…

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